Ser FelizとLaranjaを紹介します
冷たい雨が降り、気温が冬に逆戻りしたような3月20日春分の日。そんな悪天候だが、代々木Bogalooはギラギラ焼け付くような灼熱の暑さだった。10月に大好評だったライブイベント『Blue Moon Jazzy』。約半年ぶりの開催である(多分イベント自体は数回行われているのであろうが、私が見たのは2回目)。今回は前回トリを務めたAirblueの出演は無かったが、抜群のバンドが4組。大いに楽しませて頂いた。
今回の目的は前回も好評だったSer FelizとLaranja。
当日のステージだが、まずは「轟渚と夕映えカルテット 」でスタート。二胡も入ったなかなか面白いサウンドを聴かせるバンド。ヴォーカルは矢野顕子インスパイア系かな?
次のEI Cencerroはかなり本格指向のラテン・ジャズ・バンド。ドラムの代わりにティンバレスを真ん中に据えた編成は結構異色かも。最前席でノリノリだった私が目立ったらしく、メンバーの方から「そこの...」と話題を振られ、いきなり羞恥心炸裂状態に。
Ser Felizはいつも通り落ち着いたパフォーマンス。確かなバンド・アンサンブル。個々の演奏力も相当なモノがあり、特に硬軟を自在に使い分けるKeyのSenju氏のプレイは特筆モノだ。VoのShihoさんもいつも以上にリラックスしている感じ。いつも1曲カヴァーを演奏するのだが、今回はMichael Jacksonで有名な<I Can't Help It>。どこかJudy Robertsの81年の3rd収録ヴァージョンを彷彿とさせる佇まいだ。
トリはLaranja。前回出演時もバンドの演奏力と、リーダーのYOKOさんの存在感に圧倒されたのだが、今回は新たなヴォーカリストをお二方迎え、華やかさも一層パワーアップ。グイグイ押しまくるパフォーマンスには熱気と洗練が粋に交差する。参加メンバーは現在も音楽シーンで活躍されている方が大半。したがって今回もステージングは水も漏らさぬ完璧さ。曲によっては変拍子を多用したプログレッシブな展開を魅せるなど、終始惹き付けられっぱなしだった。
今回もイベント出演の1バンドだったが、いつかはCotton ClubやBillboardあたりで、単独公演を拝見したいものだ。
さて後者2バンドにはCDも存在するので(Ser Felizは何と発売直後!)、かつてのHP『Mellow Floater Net』のコーナー、「Mellow Groove Is My Wife」のようにレビューを行いたいと思う。

Ser Feliz/Canario
2008年発表の3曲入りMX。多分これが音盤としては初めてだと思う。ブラジルへの深い憧憬が溢れる本格派の音作り。でも歌詞が日本語(1曲英語)なので、どこか80年代J-City Popsの香りが漂う雰囲気があり、それ程ブラジル音楽に詳しくない方でも、これならOKではないのかな?躍動感溢れるビートに抜群のメロディを乗せた<Canario>。続く<Witch's Whisper>は彼らの曲で一番最初に覚えたナンバー。英詞でありながら、どこか八神純子や佐藤奈々子、やまがたすみこetc...を彷彿とさせる都会派Light Mellowナンバー。<深海魚>はあの比屋定篤子を彷彿とさせるゆったりした曲調。サビのメロディは胸が焦げる程だ。とても繊細でどこか物悲しげなフルートやアコピのソロなども、曲の哀愁濃度を最大限に引き出している。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Ser Feliz Net

Laranja/Laranja
J-Waveの番組『Saude!Saudade』やStar Digioの音楽プログラム、桜木町の某バーの店主がやっているネットラジオなんかでかかって然るべき本格的作品。核になっているのはブラジル音楽だが、色々なジャンルの要素が詰まっており、ラテンからR&B、ジャズや何とクラシックに至るまで、様々な音楽の最良の部分を抽出し1つに消化。メロディアスなオブラードで包み込んだ楽曲全4曲は、いずれも長年の繰り返しの試聴に耐え得る程の完成品だ。<Jet Loop>はLight Mellow Brazilianサウンドと言うべき、洗練されたミディアム・アップ・ナンバー。Breezin'な雰囲気もタップリ!。次の<Robe Of Feathers>はSeawindの名曲、<Wings Of Love>と相性抜群の躍動感溢れる逸品。DJをやっている人間は必聴かも。<The Moon:Chord No79>はゆったり流れるような小品。シタールが実にイイ効果を出している。そして<オレンジを召し上がれ>。日本語タイトルで引いてしまいがちだが、実はコンピレーション『TOKYO BOSSA NOVA〜vento〜』に収録された事で、彼らの中では一番ポピュラーな存在の楽曲でもある。勿論ビートも一番効いており、印象的で覚えやすいスキャットを全編にちりばめた最高のナンバー。これまたDJ必聴。クラブヒット必至。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Laranja WEB
こちらにもLaranjaが1曲収録されております。
今回の目的は前回も好評だったSer FelizとLaranja。
当日のステージだが、まずは「轟渚と夕映えカルテット 」でスタート。二胡も入ったなかなか面白いサウンドを聴かせるバンド。ヴォーカルは矢野顕子インスパイア系かな?
次のEI Cencerroはかなり本格指向のラテン・ジャズ・バンド。ドラムの代わりにティンバレスを真ん中に据えた編成は結構異色かも。最前席でノリノリだった私が目立ったらしく、メンバーの方から「そこの...」と話題を振られ、いきなり羞恥心炸裂状態に。
Ser Felizはいつも通り落ち着いたパフォーマンス。確かなバンド・アンサンブル。個々の演奏力も相当なモノがあり、特に硬軟を自在に使い分けるKeyのSenju氏のプレイは特筆モノだ。VoのShihoさんもいつも以上にリラックスしている感じ。いつも1曲カヴァーを演奏するのだが、今回はMichael Jacksonで有名な<I Can't Help It>。どこかJudy Robertsの81年の3rd収録ヴァージョンを彷彿とさせる佇まいだ。
トリはLaranja。前回出演時もバンドの演奏力と、リーダーのYOKOさんの存在感に圧倒されたのだが、今回は新たなヴォーカリストをお二方迎え、華やかさも一層パワーアップ。グイグイ押しまくるパフォーマンスには熱気と洗練が粋に交差する。参加メンバーは現在も音楽シーンで活躍されている方が大半。したがって今回もステージングは水も漏らさぬ完璧さ。曲によっては変拍子を多用したプログレッシブな展開を魅せるなど、終始惹き付けられっぱなしだった。
今回もイベント出演の1バンドだったが、いつかはCotton ClubやBillboardあたりで、単独公演を拝見したいものだ。
さて後者2バンドにはCDも存在するので(Ser Felizは何と発売直後!)、かつてのHP『Mellow Floater Net』のコーナー、「Mellow Groove Is My Wife」のようにレビューを行いたいと思う。

Ser Feliz/Canario
2008年発表の3曲入りMX。多分これが音盤としては初めてだと思う。ブラジルへの深い憧憬が溢れる本格派の音作り。でも歌詞が日本語(1曲英語)なので、どこか80年代J-City Popsの香りが漂う雰囲気があり、それ程ブラジル音楽に詳しくない方でも、これならOKではないのかな?躍動感溢れるビートに抜群のメロディを乗せた<Canario>。続く<Witch's Whisper>は彼らの曲で一番最初に覚えたナンバー。英詞でありながら、どこか八神純子や佐藤奈々子、やまがたすみこetc...を彷彿とさせる都会派Light Mellowナンバー。<深海魚>はあの比屋定篤子を彷彿とさせるゆったりした曲調。サビのメロディは胸が焦げる程だ。とても繊細でどこか物悲しげなフルートやアコピのソロなども、曲の哀愁濃度を最大限に引き出している。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Ser Feliz Net

Laranja/Laranja
J-Waveの番組『Saude!Saudade』やStar Digioの音楽プログラム、桜木町の某バーの店主がやっているネットラジオなんかでかかって然るべき本格的作品。核になっているのはブラジル音楽だが、色々なジャンルの要素が詰まっており、ラテンからR&B、ジャズや何とクラシックに至るまで、様々な音楽の最良の部分を抽出し1つに消化。メロディアスなオブラードで包み込んだ楽曲全4曲は、いずれも長年の繰り返しの試聴に耐え得る程の完成品だ。<Jet Loop>はLight Mellow Brazilianサウンドと言うべき、洗練されたミディアム・アップ・ナンバー。Breezin'な雰囲気もタップリ!。次の<Robe Of Feathers>はSeawindの名曲、<Wings Of Love>と相性抜群の躍動感溢れる逸品。DJをやっている人間は必聴かも。<The Moon:Chord No79>はゆったり流れるような小品。シタールが実にイイ効果を出している。そして<オレンジを召し上がれ>。日本語タイトルで引いてしまいがちだが、実はコンピレーション『TOKYO BOSSA NOVA〜vento〜』に収録された事で、彼らの中では一番ポピュラーな存在の楽曲でもある。勿論ビートも一番効いており、印象的で覚えやすいスキャットを全編にちりばめた最高のナンバー。これまたDJ必聴。クラブヒット必至。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Laranja WEB
こちらにもLaranjaが1曲収録されております。
コメント
コメントの投稿
« Boz Scaggs & TOTO Live At JCB Hall l Home l Swing Out Sister/Beautiful Mess »


