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Swing Out Sister/Beautiful Mess

swingoutsister.jpg

2005年5月?2007年2月までのデーターをこちらに移した際に、以前の画像が表示されていないようです。これは前ブログを削除した事に起因するので、徐々に手直しをしていきますので。

さて今回はSwing Out Sister新作。実は彼らのアルバムは、企画盤以外は全て所持している程のファンである。勿論好きなアルバムも多く、89年の『Kaleidoscope World』や96年の『Shapes And Patterns』は常に愛聴盤。そして2001年に出た『Somewhere Deep In The Night』 は、1000枚を超える所持音盤の中でも屈指の名盤の仲間入りを果たす程。グループの先入観に捕らわれず、是非多くの人間に聴いて欲しいものだ。
さて今回は約4年ぶり。所属会社もAvexに移籍している。そうなるとかなり売れ線が強くなるかと思ったが、先行シングルである<Secret Love>を耳にした感じでは、キャッチーでありながらどこか陰影に富んだ所もあったので、まずは一安心であった。
アルバムは前作である『Where Our Love Grows 』の延長線上にありながら、曲によっては音数を最小限に絞ってメロディを際立たせた所もあり、どこか異色作である『Filth And Dreams』を思わせる要素もチラホラ。勿論大名盤『Somewhere?』で聴かれたゴージャスなサウンドメイキングも健在。ここ数年様々なアルバムで試みた音作りが、今回のアルバムに十分に生かされているのだ。
2曲は別リミックスなので実質10曲。多く詰め込みすぎる最近のアルバムの中では曲数は比較的少ない方だが、どれも実に丁寧な作りが成されており、スキップせずに最後まで一気に聴き通す事が出来る。
完成度の高い充実した作品とは裏腹にヒットから遠ざかっている彼らだが、今作はファンは勿論の事、美メロに飢えていた全ての人間に好評を持って迎えられるのは間違いないであろう。

さてちょこっと彼らのルーツに触れてみたい。下地にあるのは間違いなく5th Dimention。大ヒット<Breakout>は<Up Up And Away>にテクノ的味付けを施したものと言えるし、<Now You're Not Here(あなたにいてほしい)>の元ネタは、恐らく<One Last Bell To Answer>であろう。実際『Shapes?』では<Stoned Soul Picnic>をカヴァーしたり、『Kaleidoscope?』ではあのJimmy Webbをソングライティングやアレンジャーに起用する程なので、その徹底ぶりは尊敬に値する。
またアルバムによってはCurtis MayfieldやLeroy Hutsonへの憧憬も垣間見る事が出来る(特に3rdと4th)。また『Somewhere?』で聴かれるのは、Ennio MorriconeやFrancis Lai等の映画音楽的要素。
そうなると彼らは昔の音楽の焼き直ししかやっていないのか?正にその通りであろう。
しかしそれは決して悪い事ではない。例えばBeatlesが単なるオールディーズではなく、現在に至るまで影響力の大きい音楽である事を実証させたのは、ELOやXTC、Todd Rundgren等々、枚挙に暇がない程のフォロワーやチルドレン達の活躍ぶりである。彼らは自らの楽曲はBeatlesの影響下にある事を公言し、それらをヒットさせる事で、ファンにBeatlesの偉大さを間接的に伝えていたのだ。
そうした実情を踏まえれば、Swing Out Sister(あとはMatt Bianco/Basia、Workshyなども)が居なければ、Burt BacharachやRoger Nichols & Small Circle Of Friends等は決して再評価されなかったであろう。
細胞で聴ける音楽が減少し、ポピュラー・ミュージックの正統的継承者が少なくなってしまった現在のシーン。彼らのような存在は、今や希少価値になりつつあるのかも知れない。
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コメント

初めまして

>マサルさん
コメント有り難うございます。
読み逃げしてしまいスミマセン。
昨日のS.O.Sライブ関連のブログ、今朝からあちこち読みまくっております。
『Somewhere~』は本当に圧倒的で崇高ですよね。何年経っても色褪せる事がない真の名盤だと思います。
今後とも宜しくお願いします。

はじめまして

足跡から辿ってきました。
僕も「Somewhere Deep In The Night」は名盤だと思います。
またちょくちょく遊びに伺います。

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