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The 3 Tenors Of Soul/All The Way From Philadelphia

3tenors

あのLuciano Pavarottiが亡くなったのに、何故か3 Tenorsの新譜がリリースされ、既に話題沸騰となっている。でも実はこれClassic界ではなくSoul界の話。その正体はRussell Thompkins,Jr(Stylistics) 、William Hart(Delfonics)、Ted Mills(Blue Magic)のファルセット3大巨匠による企画アルバム。グループ時代には現在も愛聴されるスタンダード・ヒットを数限りなく連発しているので、個人名は知らなくてもその歌声には触れている筈である。そんな彼らの要注目作。収録曲を見るとIsley Jasper Isleyの<Caravan Of Love>に始まり、Bee Geesの<Too Much Heaven(失われた愛の世界)>、Average White Band/Ned Dohenyの<A Love Of Your Own>やEW&Fの<(宇宙の)Fantasy>、Daryl Hall & John Oatesの<I Can't Go For That>やHarold Melvin & Bluenotesの<Where Are All My Friends>、Dionnne Warwick & Friendsの<That's What Friends Are For(愛のハーモニー)>などなど、あの頃の曲が目白押しである。しかもHall & Oates(I Can't?ではなく別の曲)やAWBとの共演(Alan GorrieとOnnie McIntyreは別の曲にも参加)。プロデュースがフィリーソウルの大御所Bobby Eliが担当するなど、とにかく贅沢極まりない内容となっているのだ。
でもコレ、素直に喜べるモノかと思いきや、実はそうでもない。持ち前のファルセットを轟かせているとは言え、やはり加齢から来る衰えはどうしても避けられない。女性と勘違いした程の全盛期の歌声を知っているだけに、これは実に辛い所だ。
あとやはり曲が問題。いくら凄いボーカリスト×3とは言え、原曲を超えるものは皆無だし、何よりも一昔前の安っぽいアレンジに興醒めしてしまう。
これが全て新曲で最新気鋭のプロダクションで制作されたら、さぞかしアグレッシブな内容になっていただろう(曲の善し悪しは度外視しても)。最近の若手プロデューサーだって相手が大御所ならば、絶対に“あの頃”を意識した音で作る筈である。それが現代感覚のR&Bのフィルターを通せば、幅広い世代に受け入れられる事は確実であろう。比較対象とも言えるLSGがあれだけ凄かったのは、常に現在の音楽への視点を怠らなかった事(まぁやや新世代ではあるが.....)。この姿勢が彼らにも欲しかったのである。これでは“U18”どころか“U35”ですら購入しないのでは?我々と若いソウル(R&B?)ファンとの格差は益々広がるばかりだ。
でもR40世代には嬉しい企画盤。やはりここはダウンロードなんかではなく、しっかり音盤で楽しみたい所である。
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