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Kenny Loggins/Keep The Fire

kenny3
このアルバムは79年に発表された通算3枚目。<Heart To Heart>の名曲を生み出した82年の『High Adventure』。大ヒット<二人の誓い(Whenever Call You "Friend")>収録で、『AOR Light Mellow』にも掲載された『Nightwatch』。これらに比べると当該作はあまりガイド本等で語られる事が無いのだが、実は聴き所満載である。
プロデューサーは前2作を手がけたBob Jamesから、Eric ClaptonやRod Stewart等の作品で有名なTom Dowdへと代わる。当時は「アグレッシヴなロック色を前に押し出した」なんて言われていたが、そうした路線は『Night?』でも既に数曲で垣間見る事が出来た。むしろ今作はそこに今までのフュージョン色を隠し味として加味し、コンテンポラリーな度合いを更に増幅させているのである。
まずは<This Is It(明日に向って)>。これはMichael McDonaldを共作者に迎えたもので、彼のディープな色彩がふんだんに楽しめる逸品。陰影に富んだメロディ進行は何億、何兆回耳にしても飽きる事が無い。シングル・カットされ全米11位を記録する大ヒットとなった。
あとヒットはしていないが<Who's Right Who's Strong>も要注意である。これはRichard Page&Steve George(=Pages)との共作。丁度発売時期が一緒であった『Future Street』でも発表され、今ではこちらのヴァージョンの方が有名かも知れない。
しかしKennyの方はとんでもないサプライズがあった。コーラスに参加しているのは何とMichael Jackson!これまた丁度『Off The Wall』が特大ヒット中の時期。絶好のタイミングの良さである。彼独特の歌声が随所で聞こえるが、曲と絶妙なマッチ具合を魅せており、違和感は皆無である。
他にもお涙頂戴のメロディ進行である<Give It Half A Chance>や<Now And Then>も素晴らしい出来で、アルバムとしてもAOR色に彩られた、名盤と呼ぶに相応しい珠玉の作品集である。多分買ったままラックの肥やしになっているマニアの方も多いであろうが、是非この機会に引っ張り出して聴いて欲しい。また今回初めて知った方には自信を持ってお薦め出来る1枚である。
尚ハード仕立ての<Love Has Come Of Age>やクラブ受け必至のダンサブル・サンバ<Jankanoo Holiday(Fallin'-Flyin'>は、次作の『Alive』の方が抜群に出来が良い。もしお持ちであれば聴き比べるのも一興かも。
<Footloose>や<Danger Zone>が大ヒットしたために、ヒット狙いと誤解されがちだが、実はオリジナル・アルバムの完成度はどれも高い。機会があればここで取り上げるつもりだ。
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