Bee Gees/幸せの1ペンス(Mr.Natural)
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ちょっと意外なアルバムを棚から引っ張り出してみた。
1974年というBee Geesの中で最もジリ貧の時に出た1枚。しかも次作には名盤『Main Course』が控えているので、彼らの歴史の中でもあまり語られる事が少ない(と言うか皆無であろう)。
しかし曲単体だと優れた曲も多く、大ブレイク時のサウンド・スタイルは、既にここで完成されていると言っても良いだろう。
要注目は<Charade>。この美しさは何度耳にしても鳥肌が立つ。あの<How Deep Is Your Love>と比較しても、決して劣らないと断言出来る程だ。
そして80年代に一世を風靡する、Barry Gibb Works(Andy GibbやBarbra Streisand、Dionne Warwick等々)に通ずる哀愁アレンジが悶絶モノだ。ちなみにSamantha Sangのデビュー作(<Emotion>のヒットがある)でも取り上げられている。
あと<Down The Road>は、この後のDisco期の片鱗を感じさせるナンバー。77年の『Live』ではテンポアップして、かなりエキサイティングな仕上がりを見せたが、このスタジオ録音も決して劣る事はない。
まぁ名盤と呼ぶには厳しい要素も多いのだが、もし中古盤屋で安く見かけたら購入しても決して損は無いと思う。
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