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吉田正美(政美)に熱い興奮

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偏見というのはいかなる物事に対しても存在する。勿論音楽も例外ではない。特に以前どこかのグループに在籍している人間のソロ作ならば、在籍時のイメージで括られてしまうのは御約束と言っても良いだろう。
例えば70年代に一世風靡した、“グレープ”。そして中心人物はさだまさし。氏の強固たる個性と音楽性は敢えてここでは取り上げないが、その名前を出せば音が即座に連想される程だ。
さてその相棒である吉田正美(政美)が残した2枚のアルバムがCD化された。
これが凄い。何度耳にしても驚くばかりである。
グループ時代とやっている事が全然異なる、非常に洗練された内容になっているのだ。
Kissから独立した直後のPeter Criss?それともBaker Gurvitz&Army解散後に出したAdrian Gurvitzの『Sweet Vendetta』?他にも例が数多く存在するだろうが、これも方向性を一変した事による、好例の一つとして挙げられるのは間違いない。
一般的にはAORに根ざした2ndの評判が良いのだが、ここでお薦めしたいのは76年の茶坊主名義の1st。
まずヴォーカルを担当している菊池まみ(真美)の声が良い。レイジーなスキャット系からしっかりした歌声を聴かせるバラードまで変幻自在。あくまでも自然体感覚で楽しめる。
そして収録曲はどれもCTIや70年代後期のブルーノート。ソフトロックやウェストコースト・サウンド。Sergio Mendesに代表されるポップ化したブラジル・サウンドからの、多大な影響力を感じさせるものばかりだ。恐らく彼はグループとして活動するにあたって、無理矢理封じ込めた自己の趣味を、ソロになった瞬間に大噴火させたのであろう。しかしそれはまだコンテンポラリー系の音が定着していない、当時の音楽シーンには余りにも早すぎた。そして絶対に外せない“グレープ”という看板。これが足かせになっていたのは想像に難くない。
しかしフリーソウルや渋谷系などを通過した今だからこそ、ジャストフィットする音がここには存在する。
是非偏見を捨てて、素直に音として楽しんでもらいたいものだ。


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