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Sergio Mendes/Encanto

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前作『Timeless』が出たのが2006年1月の事。Black Eyed PeasのWill I Amとのコラボレイションという事で大いに話題を呼んだが、そのお陰でHip-Hop世代にも認知され、久々に記録的大ヒットとなった。生まれ変わった<Mas Que Nada>はクラブで大受けとなり、若いファンも急増した。当時CD店に勤務していた私も、これらの世代からの問い合わせを相当数受けた記憶がある。まさかボサノヴァ/ブラジルのヒトという事は分からないからね。
日本では「ブラジル音楽の巨匠」的な扱いの彼だが、昔から既成のスタイルに拘らず、色々なジャンルを要素として取り入れてきた。A&M時代は盛んに当時のポップ・ヒットをカヴァーし、それ以降はニューソウルやディスコ・サウンドにも歩み寄り、Stevie Wonderに接近し傑作<The Real Thing>を生み出す。また80年代はAOR/ブラック・コンテンポラリー/フュージョンへのアプローチを強化し、それが<Never Gonna Let You Go(愛をもう1度)>の大ヒット(全米4位)へと結実した。私が初めて彼のライブを見たのもこの頃だ。

さてそんな彼の約2年ぶりの新作である。今回もWill I Amは参加。しかもFergieまで居るので、完全にBlack Eyed Peasとの共演だ。その<Look Of Love>は68年に4位となった大ヒットのセルフ・カヴァー。しっとりしたオリジナルとはひと味違った躍動感ある作りだが、原曲の良さを引き立たせた上で新しい試みを取り入れているので、これも幅広い世代の支持を獲得しそうである。
基本的には前作の延長線上。80年代で例えるのであれば、『Sergio Mendes(愛をもう1度)』の後の『Confetti(オリンピア)』的な立場の作品である。だがHip-Hopの消化具合は、今回の方がより自然な形のような気がする。また曲によってはA&M時代を彷彿とさせる部分もあったりする。
ゲストはNatalie Cole、Herb Alpert&Lani Hall夫妻。Siedah Garrettなどが参加。Stevie WonderやErika Badu、John LegendやIndia.Arieなどを迎えた前作と比べるとやや地味ではあるが、いずれもSergioとは旧知の仲であり、彼のスタイルを知り尽くしているような人間ばかりだ。それだけに今回は「無理をせず、等身大のSergio Mendes演じる」事が出来たのであろう。

国内盤は1曲多く、それが何とDreams Come Trueとの共演である。曲自体はアルバムの路線にキチンと当てはまったなかなかの好トラックであるが、いかんせん日本語の歌詞がミスマッチである。吉田美和は英詞の楽曲をしっかり歌える力量があるので、何故そのスキルを生かさなかったのであろうか。非常に残念である。
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Burt Bacharach Live@グリーンホール相模大野

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今年80歳。もしかすると最後の来日かも。そんな思いを抱きながら行った11年ぶり4度目の公演。見るのは3度目だ。
会場の相模大野は国際フォーラムをひとまわりコンパクトにした感じ。実は結構前方の席も買えたのだが、ド端だったので見送り、敢えて全体が見渡せる2階の真ん中にした。オーケストラとの共演は分かっていた上、彼がピアノを弾く位置も把握していたからね。
始まると壮絶なヒット曲のオンパレード。どれも細胞で聴きまくった名曲ばかりだ。参加シンガーは3人。Josie Jamesって結構よく聴く名前。確かアルバムをリリースしていたと思う。
フル・オーケストラをバックに華麗なるメロディの調べ。さすがに多くのヒット曲を持つだけに、どれもメドレー形式である。
さて今回の涙腺決壊はElvis Costelloの<God Give Me Strength>が披露された時。Bacharachとの共演作『Painted From The Picture』の最後を飾った曲だが、実はコレ、狂ったように聴き倒した愛聴盤。歌ったシンガーはCostelloの足下に及ばなかったが、曲そのものの魅力で心底感動させてくれた。

セットリスト(音楽評論家、吉岡正晴氏のSoul Searching Blogより)

01. 世界は愛を求めている What The World Needs Is Love (ジャッキー・デシャノン1965)

メドレー1 (1963年?1968年ごろの楽曲メドレー)
02. ドント・メイク・ミー・オーヴァー Don’t Make Me Over (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
03. ウォーク・オン・バイWalk On By (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
04. ディス・ガイThis Guy’s In Love With You (ハーブ・アルパート 1968)
05. 小さな願いI Say A Little Prayer (ディオンヌ・ワーウィック 1967)
06. 汽車と船と飛行機Trains & Boats & Planes (ディオンヌ・ワーウィック 1967)
07. ウィッシン・アンド・ホッピンWishin’ & Hopin’ (ダスティ・スプリングフィールド 1964)
08. 恋のウエイト・リフティング(There’s) Always Something There To Remind Me(サンディ・ショウ 1965)

メドレー2 (1962年?1970年ころの楽曲メドレー)
09. 悲しみは鐘の音とともにOne Less Bell To Answer (フィフス・ディメンション 1970)
10. 恋よ、さようならI’ll Never Fall In Love Again (ディオンヌ・ワーウィック 1969)
11. 恋の痛手Only Love Can Break A Heart (ジーン・ピットニー 1962)
12. サン・ホセの道Do You Know The Way To San Jose (ディオンヌ・ワーウィック 1968)
13. 恋するハートAnyone Who Had A Heart (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
14. ハート・ライトHeart Light (ニール・ダイアモンド 1982)
15. ゴッド・ギヴ・ミー・ストレンスGod Give Me Strength (バート・バカラック&エルヴィス・コステロ 1996)

ビギニング・メドレー (作家デビュー当時の初期楽曲メドレー)
16. マジック・モーメントMagic Moments (ペリー・コモ 1958)
17. ストーリー・オブ・マイ・ライフStory Of My Life (マーティ・ロビンス 1957)
18. ザ・ブロップThe Blob (ファイヴ・ブロッブス1958 =映画『マックィーンの絶対危機』より)
19. タワー・オブ・ストレングスTower Of Strength (ジーン・マクダニエルス 1961)

20. ゴー・アスク・シェイクスピアGo Ask Shakespear (最新作『アット・ディス・タイム』2005)
21. イン・アワ・タイムIn Our Time (最新作『アット・ディス・タイム』2005)
22. 遥かなる影(They Long To Be) Close To You (カーペンターズ 1970)
23. フォー・ザ・チルドレンFor The Children (新曲 2008)
24. フォーリング・アウト・オブ・ラヴFalling Out Of Love (アレサ・フランクリン 2003)(トレインチャ・スペシャル・ゲスト歌手)
25. フール・スピーク・フォー・ラヴWho’ll Speak For Love (トレインチャ・最新作『バカラック・ソングブック2』)(トレインチャ・スペシャル・ゲスト歌手)

映画音楽メドレー 
26. 恋の面影The Look Of Love (ダスティ・スプリングフィールド 1967 映画『007 カジノ・ロワイヤル』)
27. ニューヨーク・シティ・セレネーデArthur’s Theme (クリストファー・クロス 1981 映画『ミスター・アーサー』)
28. 何かいいことないか子猫ちゃんWhat’s New Pussy Cat (トム・ジョーンズ 1965 映画『何かいいことないか子猫ちゃん』)
29. 地球は丸いThe World Is A Circle (1973 映画『失われた地平線』)
30. エイプリル・フールApril Fools (ディオンヌ・ワーウィック 1969 映画『幸せはパリで』)
31. 雨にぬれてもRaindrops Keep Fallin’ On My Head (BJトーマス 1969 映画『明日に向かって撃て』)
32. リバティ・バランスを討った男The Man Who Shot Liberty Valance (ジーン・ピットニー 1962 映画『リバティ・バランスを討った男』)
33. メイキング・ラヴMaking Love (ロバータ・フラック 1982 映画『メイキング・ラヴ』)
34. 素晴らしき恋人たちWives & Lovers (ジャック・ジョーンズ 1961 映画『素晴らしき恋人たち』用、しかし、不採用)
35. アルフィーAlfie (シラ・ブラック 1966 映画『アルフィー』、ヴァネッサ・ウィリアムス 1996 TBSテレビドラマ『変奏曲』)
36. ハウス・イズ・ノット・ア・ホームA House Is Not A Home (ブルック・ベントン 1964 映画『禁じられた家』)
37. 愛のハーモニーThat’s What Friends Are For (ディオンヌ・ワーウィック、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト 1986)

アンコール:
エニィ・デイ・ナウ Any Day Now (チャック・ジャクソン 1962)
世界は愛を求めているWhat The World Needs Now Is Love (ジャッキー・デシャノン 1965)
雨にぬれてもRaindrops Keep Fallin’ On My Head (BJトーマス 1969 映画『明日に向かって撃て』)

2時間タップリの一大スペクタクル。新作『At This Time』から数曲演ってくれたのも嬉しかった。
さてBacharachはピアノは勿論、歌も披露。いわゆるソングライター・ヴォイスであったが、かなりの説得力を持っていた。一応私もヴォーカリストとして各種セッションに参加しているが、これだけのインパクトは出す事が出来ない。巧い下手を超越していましたねぇ。
ステージ上の彼は相変わらずジェントルマン。そしていい歳の重ね方をしており、「おじいさん」の表現は全然似合わない。
これなら今後再来日の可能性がありそうだ。

Robbie Dupree@Cotton Club

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昨日はRobbie Dupree@Cotton Clubへ。Bill LaBountyとの共演以来だから、確か2年ぶりだと思う。バックは今回もBunetta/ChudacoffにLeslie SmithのCrackin勢。そしてLarry Hoppen(Orleans)とDavid Sanciousという気心の知れたメンバーだ。毎回見ていないのだが、このメンバーでの来日も4回目を数えるとの事。そう言えばMt Fujiのイベントでも来日していた記憶がある。
さて大抵この辺のアーティストだと、大ヒットや昔のレパートリーを連発して、古くからのAORファンを喜ばせるのが常だが、今回は何と新作『TIME AND TIDE』が出たばかりのタイミング。だから気合いの違いは歴然でしたねぇ。

セットリスト(CottonclubのHPより)

1. WRAPPED AROUND YOUR FINGER
2. MYSTERY WORLD
3. lUCKY
4. SUGAR TREE
5. BLUE MONDAY
6. SECRET LOVE
7. KNOCKING ON THE GATES OF EDEN
8. JUDGMENT DAY
9. Satisfied
10. FRAGILE
11. DANCE WITH ME
12. I’M NO STRANGER
13. MISTER O
14. STEAL AWAY
15. HOT ROD HEARTS
16. I'LL BE AROUND

何と新作から全曲披露である。それだけにテンションの高さは今までで一番かも。最近金澤寿和氏と会った時に「今度のRobbieはヤバイ出来!Steely Danみたいな曲が目白押しだよ!」と言っていたが、それは事実であった事が今回証明された訳だ。
しかしコード進行が似ていても決して物マネに終わらず、彼独自の個性もタップリと盛り込まれている。名盤として知られる1stや2ndの路線に、『Nightfly』(Donald Fagenね)の要素を加えた感じと言えば、完成度の高さが理解して頂けるかも知れない。同行した友人各氏も圧倒的な出来映えに唖然となったが、私的にもツボにはまりまくりだった。
さてそのNewアルバムだが、既にRobbieのサイトで発売されている(会場にもあった)が、5月10日に国内盤の発売も決定(Robbie自身がステージ上で言っていた)しており、ボーナストラックも収録されるそうだ。値段もそんなに変わらないので、国内盤を待ちたいと思う。

P.S.ちなみにアンコールはLeslie Smithの歌う<What's Going On>の筈だったが、私が見た日はSpinnersのカヴァー<I'll Be Around>であった。これはかなり貴重かも。ちなみにもう1曲Leslieが歌った<Fragile>はStingのナンバー。

Steely Dan Session@新中野弁天

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昨年日比谷小音楽堂で見た奇跡のトリビュートライブ、「Steely Danの『Gaucho』を演奏する会」。まさかそのメンバーと同じステージに立つとは思っておりませんでした。日曜日に行われた「Steely Dan Session@新中野弁天」にヴォーカルで参加して来ました。
13:00?22:00まで実に9時間の長丁場。同日に行われた東京マラソンに勝るとも劣らない耐久レースでしたが、皆様のお力もあり、無事に完走する事が出来ました。

セットリスト

12:50 開会の挨拶
13:00 FM
13:10 I Got The News
13:20 Maxine
13:30 Reelin' In The Years
13:40 Haitian Divorce
13:50 King Of The World
14:00 The Royal Scam
14:10 The Goodbye Look
14:20 Aja
14:30 面白企画1? Kid Charlemagneギターソロ合戦
15:00 Rikki Don't Lose That Number
15:10 Green Flower Street
15:20 Everything You Did
15:30 Walk Between The Raindrops
15:40 The Fez
15:50 The Third World Man
16:00 The Caves of Altamira
16:10 Sign In Stranger
16:20 My Rival
16:30 Green Earrings
16:40 Bodhisattva
16:50 面白企画2?カルトクイズ
17:30 Peg
17:40 Josie
17:50 Rose Darling
18:00 H Gang
18:10 Glamour Profession
18:20 Don't Take Me Alive
18:30 New Frontier
18:40 Bad Sneakers
18:50 The Nightfly
19:00 Black Cow
19:10 Gaucho
19:20 面白企画3?Ajaドラムソロ合戦
20:00 Babylon Sisters
20:10 Godwhacker
20:20 Time Out of Mind
20:30 Home at Last
20:40 Ruby Baby
20:50 Doctor Wu
21:00 I.G.Y.
21:10 Hey Nineteen
21:20 Kid Charlemagne
21:30 Deacon Blues
21:40 My Old School
21:50 閉会の挨拶

充実の内容でした。

私の参加曲は以下の通り。

●FM
早速オープニング。以前三軒茶屋で歌った時よりも声が出ており、しかも無理な緊張も幾分取れて、かなりいい出来となりました。難所であったメロディをひねる部分も無事に歌いこなしました。しかも歌詞カードを殆ど見ずに歌いこなす事ができたのは、ある意味奇跡かも。演奏陣もガッチリ決まっており、今回の皆様の並ならぬ気合いをひしひしと感じました。

●Reelin'In The Years
以前も書きましたが、この曲は言葉が多くしかも早口。前回リハで歌った時も惨憺たる出来だったので、これは仕込みまくりました。で、実際の出来はやはり褒められるものではなかったですが、以前に比べると要所要所でオリジナル通りに歌いこなす事が出来たので、少しは成長したかも。演奏も躍動感があって実に格好良かったです。ギターが最高でした。

●Rikki Don't Lose My Number
結構この曲を期待されていた方が多かったので、実は一番緊張しました。で、出来はかなり良かったかも。サビでハモる部分の音が難所でしたが、そこはコーラス陣に助けられました。演奏もバッチリまとまっており、名演揃いの中でも特に印象的な1曲となりました。

●Green Earring
多分歌うのは4回目。歌詞がそれ程難しくないので完全に覚えて臨みました(ド忘れした時の保険用に用意はしましたが)。それだけに一番良い出来となりました。コーラスとハモる部分は集中的に仕込んだので今回はバッチリでした。
ライブヴァージョンを元にしていたのですが、更にホーンセクション5人がソロ回しをするので、うっかりヴォーカルを重ねてしまうのはNG。ここはDrのta★kettie氏とアイコンタクトを取りながらタイミングを計ったので、ブレイク後のヴォーカルがバッチリ決まりました。自分が参加した中では間違いなく一番の出来でした。

他にも<I.G.Y><A Goodbye Look>や、<Hey Nineteen><Deacon Blues>等でコーラスにも参加。写真撮影にも協力しました。
終演後あちこちで抱き合ったり握手しあったりする姿を見ると、目頭が熱くなりました。参加された皆様は勿論の事、今回のセッションライブ実現のために寸暇を惜しんで、色々企画をして下さった運営幹事の皆様に改めて感謝です。
お疲れ様でした。そして有り難うございました。

さて冒頭に触れた日比谷小音楽堂公演、また今年もやります。
今度は日曜日。しかも今回は私、もしかすると観客ではなく出演もするかも知れません。
もし決まったら歌詞覚えて頑張らなくちゃ!

Lenny Castro with Special Band

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2月10日の日曜日に見たライブ。これは恐らく今年を代表するとてつもないライブに間違いないでしょうね。あの世界のパーカッショニストLenny Castroが来日し、社会人バンドと共演したのです。普段からAORが大好きでライブを演ってきた皆様だけに、正に本物中の本物、ワン・アンド・オンリーと言える彼とのコラボレイションは、演奏者にとっては夢以外何物でもないでしょうね。

六本木「Edge」は立ち見が出る程の大盛況。移動するのが困難な程でした。
まずはLennyによるクリニック開始。いきなり凄いテクニックを披露し観客全員圧倒。その後はシェイカーやタンバリンに持ち替えましたが、一般的に簡単と思われている楽器も、彼の手にかかれば奥の深い名楽器に早変わり。彼が語るには「大地の音や稲妻の音、心臓の鼓動など、地球上に存在するあらゆる音が楽器になる」との事でした。やはり名プレイヤーは言うことが違いますね。

そして社会人バンドとの共演です。勿論皆様凄腕揃い。そこにLennyが加わった訳ですから、3バンドとも完全にプロのバンドになりました。それこそBluenoteやCotton Club、Billboardあたりで高い入場料取っても良いくらいに。
曲はBoz Scaggs、TOTO、そしてJeff Porcaro関係中心。何と言ってもオリジナル・レコーディングにはLennyが入っている訳ですから、どれも凄まじく完成度の高いヴァージョンになりました。いわゆる「普通に巧い社会人バンド」も、彼1人加わるだけで100%プロの音へ進化。正に魔法ですね。

そして最後にLennyが満面の笑みを浮かべて、「今回は最高でした。有り難う!」と言ったのです。何百何千もの名プレイヤー達と共演している彼ですが、歌や楽器の腕以上に、演奏した皆様の曲に対する深い愛情をひしひしと感じたのでしょうね。「この曲ムッチャ好きやねん!」という思いは、腕利きミュージシャン達に決して負けていない私達。その気持ちが世界屈指のパーカッショニストの感情を動かしたのです。 これには観客だった私も感動してしまったのですから、演奏の皆様にとっては感無量でしょうね。

2次会にも何とLennyは参加。会場の皆様と会話しまくりでした。少年のような純粋な表情と常に笑顔を絶やさない彼。その手はグローブのように大きく、そして固かったです。

音楽に対する愛情が起こした1つの奇跡。
また次回がとても楽しみです。

本物のディーヴァとは

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大雪前日の2月8日金曜日、四谷のレストランバー・ソケースロックで行われた、【美穂デラックス】 を観戦してきました。これは藤原美穂さんが自分のバンドを率いて、70年代後半?80年代前半の楽曲を歌いまくるという企画モノです。注目すべきはその選曲。何しろ<When Love Come Calling>やら<Wild Child>、<Stronger Than Before>や<Out Here On My Own>等々、とにかく美味しい曲、痒いところに手が届く曲が詰まりまくりでした。
今回面白かったのはアニメ「California Crisis」の曲と、黒人メンバー2人との変則的バンドChocolate Lips時代の曲を演ってくれた事でした。その<Weekend Lover>は以前、下北Revolverでも流した事があったので、特に感慨深かったです。
美穂さんのライブに関してはHP「Mellow Floater Net」時代から何度か書かせて頂いていますが、やはりその歌唱力の凄まじさには何度も圧倒されます。Misiaなど大物シンガーのレコーディングやライブに参加。そしてJam For JoyやFunk Night等の各種イベントには欠かせない存在。正にプロ中のプロ。本物のディーヴァです。たまたまメディアの力でヒットが出ただけで逆上せている最近の女性シンガーは、とてもディーヴァとは呼べません。大切なのは歌に対する思いと、聴く人全てが認める確かなる実力。そんな美穂さんの元にはプロ・アマ・有名無名、老若男女のシンガーやミュージシャン達が常に集まって来ます。これも人柄と実力が成せる業でしょうね。
会場は立ち見が出る程の大盛況。バンドの演奏も実に素晴らしく、更にMCにも大いに笑わせてもらいました。次回も企画されているそうなので、今回見に行けなかった方は是非行かれてみてはいかがでしょうか?
藤原美穂さんのHPはこちらです。

Air Blueライブ@大塚Welcome Back

私のブログにリンクさせて頂いているAir Blue。バンドとしては約3ヶ月半ぶりのライブが先日金曜日に行われたので早速見に行った。
今回からオーストラリア出身のDrが加入。間にドラムンベース的な要素を取り入れたり、軽快なノリを聴かせたかと思えば、重厚なプレイも魅せたりと実に変幻自在。それでも持ち味であるライトメロウなサウンドは勿論維持しており、そこはTrinity氏の強固たる個性の成せる業。そう言えば今回Lonnie Liston Smith的な旋律を随所で感じた事もあり、70年代Jazz Funk的テイストが今まで以上に増したような気がした。
Bettyさんの歌はいつもにも増して安定感があり、それでいて歌唱力を抑えた引きの技が盛り込まれて実に素晴らしかった。歌が巧い=歌唱力を誇示するのは全然意味の違う事。フロントに立ちながらもバンドとのバランスを考えて歌い抜く。これは並大抵のシンガーでは出来ないと思う。

今回はオリジナル以外にも<Street Life>なんて意外なカヴァーも取り上げたりして、今まで以上にアダルト指向が強まった印象。B&Gtもいいグルーヴを奏でており、全体のアンサンブルも完璧でしたねぇ。
ライブ活動はしばらくお休みするらしいので、是非フル・アルバムをお願いしたい所デス。
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