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Roger Nichols & The Small Circle Of Friends/Full Circle

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前回記したDan Fogelbergに続いてIceの宮内和之氏も逝去するなど、良質な音楽をクリエイトしてきた職人が次々と旅立つ、ここ最近の悲しきミュージック・シーン。しかし今回は吉報。思いがけない人が復活したのだ。Roger Nicholsである。
95年の『Be Gentle With My Heart』から約12年ぶりの新作。しかし今回は何とSmall Circle Of Friends名義なのである。つまりグループとしては問答無用の超絶大名盤、『Roger Nichols And Small Circle Of Friends』に続く2nd。実に40年ぶりの奇跡である。

収録曲にちょこっと触れてみる。まずは<Talk It Over In The Morning>でスタート。Anne Murrayのヴァージョンは、下北沢のRevolverでイベントをやっていた時に、数回使用した程グルーヴィーな出来だったが、こちらはゆったりとして流れるような感じだ。2007年とは思えぬ懐古的アレンジも実に良質な効果を醸し出している。
しかしこの曲。実は昔友人に借りたUKの怪しげなソフト・ロックのコンピ(タイトル失念)で、詳細一切不明のヴァージョンを耳にした事がある。だがCDには何の記述もなく、ボーナス・トラック扱いで入っていたのだ。従ってSCOF名義はおろか、Roger自身が関わっているのかも不明。しかしアレンジ(大名曲<Love So Fine>的)といいコーラス・ワークといい、どう聴いても彼らにしか聞こえないのだ(もしかしたらライナーに書かれているベン・マクピークか、シロー・モーニングかも)。
詳細を是非教えて下さいませ>VANDA関係者各位。

さて続く<The Drifter>はオリジナルには未収録だったが、シングル・オンリーで人気を得ていた曲。95年作でもセルフ・カヴァーしていたが、97年に1stがComplete名義で出た時に、オリジナルの形で追加収録された事で知名度を得たナンバー。<Let Me Be The One>はCarpentersの71年の名作『Carpenters』収録曲。ヒットはしなかったが、個人的には彼らの曲の中でも屈指の名バラードに位置するので、これは実に嬉しい。<Out In The Country>はThree Dog Nightのヒットとして有名な曲。これも長年のフェイバリット・ソングだ。

色々なアーティストに書いた曲のセルフ・カヴァーが大半を占める中、1曲とんでもないモノが、今回初お目見えとなった。
<I'm Comin' To The Best Part Of My Life>というのだが、何とJay GraydonとDavid Fosterが参加しているのだ。以前Jayのインタビューを記したライナーか雑誌の記事で、「Roger Nicholsともレコーディングした」という記述を読んだ事があるのだが、この曲がその時に語っていたものであろう。
しかし楽曲自体は完全なソフトロック風味。Airplay色はおろかAOR色ですら、影も形も存在しない。その上アレンジャー、エンジニア、ミュージシャン・クレジット以外のレコーディング・データーが一切不明。BにBottom LineやPegasusで有名なJack Conradが参加しているので、恐らく73?75年あたりではなかろうか?
詳細を是非教えて下さいませ>VANDA関係者各位(こればっかり...汗)。

40年の年月を経てメンバーの頭部や体型にも大きな変化が表れたが、あの魅惑のハーモニーは健在。何度も耳にする度に胸が熱くなる。全曲過去にレコーディングしたオケに歌声を乗せているだけなのか?それとも数曲は今年にレコーディングされているのか?不透明な部分は多いが、出来上がった作品は極上である。過去2作同様、またも長年の愛聴に耐えうる名盤が誕生したのだ。
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追悼Dan Fogelberg

danfogelberg1.jpgdanfogelberg2.jpg

http://www.danfogelberg.com/news.html
2007年12月16日朝6時。前立腺癌にて永眠。
享年56歳。

2004年に見つかって活動休止。その後一時期回復したという話を聞いたのだが(金澤寿和氏談)。結局最悪の結果になってしまった。

Free SoulやDJモノを追っている私の好みを知っている人は、彼のことを書くのは意外と思えるかも知れない。しかし実は好きなアルバムや曲はかなりの数にのぼり、最近でも『Netherlands』がヘヴィ・ローテーションになる程であった。
ここは彼への思い入れをタップリ書かせて頂く。

初体験はサントラ『FM』に収録されていた<There's A Place In The World For A Gambler>。しかし中坊の耳にはあまりにも地味。確か1回聴いただけでその後しばらく針を落とさなかった記憶がある(汗)。でも同年秋にヒットした<Power Of Gold>にはハマりまくった。ドラマティックなメロディを持ち、展開も最後まで息を付かせない程。買ったシングル盤は聴き過ぎて無惨な姿に。B面の<Lahaina Luna>もよく聴いていた。あちこちのラジオ番組でもBGMとしてかなり重宝されていたなぁ。

そして80年の『Phoenix』。これはいきなりアルバムで購入した。高坊になり小遣いも増え、何か冒険したかったのだろう。丁度<Longer>もヒットしていてタイミングも良かった。そして朝、夕、土、日と聴きまくった。<Heart Hotels>なんかはシングル・カット以前から好きだったし、<Beggar's Game>や<Along The Road>もフェイバリットだった。A面よりもB面が好きだった。
挙げ句の果てには当時の親友に貸した。彼はZepやPurple好きだったが、芸術的感覚の持ち主だったので、すぐに彼のファンになった(どうもJimmy Pageのアコースティックな感性と共通する部分があったらしい)。その彼から他の友人へと又貸し状態となり、ちょっとしたブームになったのだ。
その頃には前述の<There's?>もすっかり聴けるようになっていた。

その後は<Same Old Lang Syne>。彼の全楽曲の中でダントツの出来と断言しても良いだろうな。そして約半年後に『The Innocent Age』の洗礼。当時はレンタル・レコード全盛期で色々借りまくっていた時期。2枚組で高価だったので最初は借りてテープに録音し、ウォークマンで聴く日々が続いた。しかし大学に無事合格し、アルバイトで稼ぐようになってからようやく盤で購入した。その頃には聴き込んだテープは伸び切って無惨な状態になっていた。しかも同時期に『Greatest Hits』も購入したので、数日Dan漬け状態が続いた。

『Windows And Walls』は翌年に出たが、これもレンタルは使わずに盤で購入した。「アグレッシヴ過ぎる!」なんて意見もあって結果は賛否両論だったけど、ヒットした<The Langage Of Love>は格好良かったし、タイトル・ソングや<Sweet Magnolia>、<Believe In Me>は数ある彼の楽曲の中でも、屈指のフェイバリット・ナンバーとなった。またその頃に、今までLPとして持っていなかった『Twin Sons Of Different Mothers』も購入。これは今や『Phoenix』を超える愛聴盤となった。
また彼に時間を捧げる生活が続いた。

でもそんな熱も『遙かなる心と絆?High Country Snows』ですっかり醒めてしまった。まぁカントリー/ブルーグラスの企画モノなのだが、見事なくらい私の好みと対極の事をやられてしまったので、これは頂けなかった。丁度この時期バイト先のレンタル・レコードが閉店するので数枚安くレコードを譲ってもらい、その中にこれがあった。しかし聴かないまま中古盤屋に売ってしまった。しかし色々なジャンルを聴き込んだ今なら、また違った感覚で接する事が出来るかも。

その後は私の好みが完全にBlack一色になったので、彼を追う事もすっかり止めてしまったが、ひょんな事から熱が復活する。

91年に出た『Greetings From The West 』というライブ作。当時輸入盤販売店に配属された私。そこはルーツロック系が滅法強く、時には普段聴かないようなカントリー系アーティスト/グループなども多く耳にする事があった。その店はDanのファンも多数居たので、このアルバムを運良く耳にする事が出来た。そして印象は「?!」の一言。今まで優しいだけのイメージで捉えていたのだが、ここでの彼は実に力強かった。数多くのロードで歌い込んだ喉はハスキーになり、John Mellencampあたりを引き合いに出しても違和感がない程だった。そして演奏もそんな彼を盛り立てるようなシンプルでストレートなもの。そこにはロック・アーティストとしての意地も感じられたものだ。
実は映像もあるのだが、音質や内容等の評判が宜しくないので購入していない。でもこの機会に買ってみるかな?

それからはFree Soulを追いかけながらも、彼の昔のアルバムを引っ張り出して聴くようになっていた。そして95年のTim Weisbergとのコラボ第2弾『No Resemblance Whatsoever』。これが実に素晴らしい内容で、70年代後半?80年代の香りに満ちている。Youngbloodsの<Sunlight>やJesse Colin Youngの<Songbird>のカヴァーなんかは、オリジナルよりもイイ出来かも知れない。

最終作『Full Circle』は耳にしなかったが、評判がかなり高いのでこの機会に購入しなければ!

そう言えばこの意見は問題発言かも知れないけど、この人の曲ってトレンディ・ドラマに相応しいと思う。<Longer><Same Old Lang Syne>なんかは、月9あたりで使われたら今まで彼の事を知らなかった人間の間で話題騒然になるだろうし、『Greatest Hits』なんかは丸ごとドラマのサントラになりそう。
「流行のモノしか興味のないバカどもに、彼の崇高なる音楽を薦めるとは何事か!」というお叱りを多数受けそうだが、彼は日本に於いても、もう少し人気があっても良いのでは?と思う。EW&FやABBA、EaglesやELOのベタな曲を使うより、遙かに価値があると思うのだが、いかがなものか?

ホーンを除く全ての楽器をプレイし、コーラスも一人多重で決めまくる様子は、さしずめ一人Eaglesと言ったところ。そして作曲、編曲にも優れ、特に詞は独自の世界観を築き上げた素晴らしいものである。更に画家としても手腕を発揮。羨ましいくらいに各方面の才能に満ち溢れていた。真の天才であった。
後年はメジャー音楽シーンに見切りを付け、コロラドに移り住んでマイペースな活動を続けていたDan Fogelberg。
数多くの名曲、名演に思いを寄せながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。

来日公演実現しなかったなぁ.....

12/15、『Strange Sunset Vol4』セットリスト

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12/15のイベント『Strange Sunset Vol4』。無事に終了しました。
ご来場された皆様、お疲れ様でした&有り難うございました。

セットリストです。

1st Set
01:Stronger Than Before/Carole Bayer Sager(7inch:1981)
02:Wild Is Love/Kool & The Gang(Good Times:1972)
03:蝶のように/渡辺真知子(Feel Free:1981)
04:This Night We Fell/Heatwave(Hot Property:1979)
05:東京イン・ザ・ブルー/ソニア・ローザ(サンバ・アモール:1979)
06:Downlight Women/Boz Scaggs(Moments:1971)
07:ボッサ・デ・スー /矢沢透(アリス)(バラエティ・ツアー:1978)

2nd Set
01:Steal The Night/Stevie Woods(Take Me To Your Heaven:1981)
02:Let It Go/Pages(Pages:1978)
03:なぜ/小林泉美(シーフライト:1978)
04:I Keep Forgetten'/Michael McDonald(If That's What It Takes:1982)
05:Pass This Time/Peter Allen(Bi-Coastal:1980)
06:Every Little Hurt/松田聖子 with David Foster(Citron:1988)
07:海/吉田美奈子(愛は思うまま:1978)

Steely Dan Session@新所沢Nave

royalscam

昨日は新所沢ライブスタジオNAVEで行われた、Steely Dan Sessionに初参加。
今回のテーマは何と名盤『Royal Scam(幻想の摩天楼) 』の全曲演奏。彼らの中で一番フェイバリットとなった作品だけに気合いも十分。
しかし先週は面接準備に時間を費やしたので、本格的な仕込みが全然出来ず(泣)。でも元々曲自体は鼻歌で歌える程にしっかり記憶しているので、あとは歌詞合わせくらいで済んだのが不幸中の幸い(実はこれが想像を絶する位の難作業だったが...)。但しコーラスまではさすがに時間的余裕が無く、リードのみの仕込みしか出来なかったのが何とも心残りであった。

共演されたメンバーの殆どは9月に日比谷野外小音楽堂で行われた、『Steely DanのGauchoを全曲演奏する会』でステージに立たれた方々ばかり。それだけに緊張、緊張の連続。
諸事情により本題は後回し。その間にも名曲、意外曲の数々が披露され、観客としても大いに楽しめましたねぇ。

当日の演奏曲

01 Babylon Sisters
02 Peg
03 Maxine
04 Nightfly
05 Aja
06 Perker's Band
07 Boston Rag
08 Brother To Brother(休憩時間扱い)
09 滅びゆく英雄
10 アルタミラの洞窟の警告
11 最後の無法者
12 狂った町
13 トルコ帽もないのに
14 緑のイヤリング
15 ハイチ式離婚
16 裏切りの売女
17 幻想の摩天楼
18 Glamour Profession
19 Deacon Blues
20 Kid Charlemagne
21 Aja
22 菩薩

12までは観戦オンリーだったけど、Voの女性のご厚意があり、13、14と連続で参加。
14でコーラスが絡む部分の低い声域は相当な難所だったので、殆ど音痴状態に(泣)。あと独特のヴォーカル・スタイルなので分かり辛いのだが、Donald Fagenのキーって相当に高い。なので一部声が出切らない部分もあった。反省!
でも幾分緊張から解放されたので、19と21に参加。思い入れも多い名曲中の名曲だけに楽しく歌えましたねぇ。

今回も自分の参加曲の録音を敢行。聴く度に忸怩たる思いに身が包まれるが、AORセッションの時に比べると懸念事項が少し修正されていたので、ヘタレながらも少しは前に進んだのかな?

次回は2月。今度こそしっかり仕込んで頑張らなければ!
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