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a.k.a.Mellow Floater Net. AOR、Light Mellow(ライトメロウ)、Black Contemporary(ブラック・コンテンポラリー...ブラコン)、Freesoul(フリーソウル)...そんな音楽を今でもこよなく愛し続ける方々の為のページです。
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Rodney Franklinが世界初CD化

「Rodney FranklinなんかもCD化が実現して欲しいけど、無理か?」
なんて書いたら本当に出てしまったから驚きですヮ。
遂に世界初CD化が実現!
メロウ・ソウル系フュージョンのマニアなら、避けては通れない存在。知名度に関してはWebster Lewisよりマイナーかも知れないが(フリーソウルのコンピにも入らなかったし)、私はこの人の方が強い思い入れがあったりするのだ。
本当はリリース順に紹介すれば分かり易いのだが、彼の楽曲と私の音楽人生との関わり合いは、意外と深いものがあったりするので、実体験を元に書かせて頂く。

一番最初に聴いたのは<The Groove>。1980年当時、曲だけはFENで頻繁に流れていたのですぐに覚えたものだ。しかし何故かDJがアーティスト名や曲名を言わなかったのだ。いや今考えたら単に聴き落としただけなのかも知れない。いずれにしても判明するにはかなりの年月を要した訳だ。
収録アルバム『You'll Never Know』(通算2枚目)もかなり遅れて購入。スピリチュアルなジャズ曲が多かったり、ヴォーカルは極少だったりするが、全体に漂う程良いメロウ感が心地よい秀作だ。当時のRamsey Lewisや、Lonnie Liston Smithあたりに共通する部分も多い。
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初めてRodneyの名を認識したのは81年。当時ヒットしていた<Hill Street Blues>(オリジナルはMike Post featuring Larry Carlton)のカバー。やはりキッカケはFEN。勿論彼の名前はその時に初めて覚えたのだが、近所のレコ屋は勿論、池袋の大きな所に行っても分からなかったのだ(後で分かったのだが、彼の作品は全て日本未発売)。それだけに近所の貸しレコード屋で発見した時には、心臓が止まるかと思いましたねぇ(大袈裟)。
アルバム『Endless Flight』(4枚目)は、ヴォーカル曲が少し増えてブラコン度上昇。先の<Hill?>のカヴァーも良いが、タイトルソングの出来が圧倒的に素晴らしく、過去のDJイベントでも時々流していた程だ。あるHPの解説で読んだのだが、Kyoto Jazz Massiveがネタに使ったらしい。さすがのセンスの良さですな。
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さて遡る形で2枚紹介。デビュー作である78年の『In The Center』には、あのJeff Porcaroが5曲に参加。彼独特のプレイが存分に楽しめる。ブラコン色こそ希薄だがメロウな曲も多く、内容的にもかなりお薦めだ。そして『Rodney Franklin』は80年暮れに発表された3rd。ややもするとムード音楽1歩手前の曲もあったりするが、そこはファンク度を隠し味に使い、楽曲をキッチリ引き締めている。<Theme From Jackie>はWebster Lewisの所で紹介したコンピ『Quiet Paradise』にも収録。あのSpyro Gyraの1stに収録されていた<Cascade>を彷彿とさせる、抜群のキラー・トラックだ。
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その他のアルバムにも触れておく。82年の『Learning To Love』と84年の『Marathon』の2枚はStanley Clarkのプロデュース。特に前者の内容は素晴らしく、あの名盤Clark Duke Projectのメロウな部分をフォーカスしたような、秀逸な楽曲が立ち並ぶ。Christopher Crossの<Sailing>や、名曲中の名曲<Thats The Way I Feel 'Bout Your Love>が素晴らしい。それに引き替え後者は、時代を感じさせる打ち込み濃度強めでNGだ。
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85年の『Skydance』も同じような路線だが、少し軌道修正されメロウな楽曲多めで構成。86年の『It Takes Two』もその延長線上にあるが、Michel Colombierが制作に関与したので、更に完成度が上がった印象だ。Brenda Russellがヴォーカルを担当した、<Look What's Showing Through>はナイス・トラックだ。
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88年の『Diamond Inside of You』と92年の『Love Dancin』は、未所持のためコメント不可(>_<)。

さて今回CD化になったのは『In The Center』と『You'll Never Know』の2枚のみ。
これはSME社の企画「スーパー・プレミアム・シリーズ:Vintage in 70's」のアイテムとして出されたものだ。
他のラインナップは

Freestyle/Bobbi Humphrey
Spread Of The Future/Ndugu & The Chocolate Jam Company
Don't Let Go/George Duke
Reach For It/George Duke
Love Satellite/Ronnie Foster
Writers/Writers
All In Fun/Writers
Elementary/Wah Wah Watson

凄ひ.....(◎_◎)
全部買ったら金がいくらあっても足りないので(アナログは所持)、この中から選んで購入する事になりそうだ。でも生産限定盤。無くなったらヤフオクあたりで高額必至。ここは思い切って大人買いするかぁ!?
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Webster Lewis名盤4WまとめてCD化!

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Free Soul ブームで一気に時の人となったWebster Lewis。
Barry White&Love Unlimited Orchestraとの共演作『Welcome Aboard』や、Michael Wycoffの『Love Conquers All』&『On The Line』、Marlena Shawの名盤『Let Me In Your Life』等のプロデューサーとしても有名なヒトだが、何と全盛期の4タイトルが一気にCD化。レーベルはあのExpansion。流石やりますなァ。
彼の生い立ちやキャリアなどはコチラにアップされるのを待つとして(ヲイ!)、ここでは私がいかにして彼を初体験して夢中になったかを書かせて頂く(この表現、チトヤバイ感じ.....汗)。
最初に名前を知ったのはChicken Shack(ブルース・バンドではなく、日本のソウル/フュージョン・バンドね)のカヴァー・アルバム、『Loving Power』収録の<Emotion>。有名なソウル・クラシックが立ち並ぶその作品だが、これのみ唯一初耳の曲であった。勿論当時はインターネットなんて一部の人間しか使用していなかったので、オリジナルが誰か調べる事が出来ず、いつしか時は経っていった。
そして数年後のある時、ひょんな事から彼の名前を発見した。オリジナル・ラブや小沢健二、Bonnie Pink(タイプです...って関係無いか...汗)、更にはClementine等を手掛けて、一躍時のヒトとなった井出靖が手掛けたコンピ『Mellow Vybe』シリーズ。
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勿論その曲は入っていなかったのだが、ここの収録ナンバーはいずれも私のツボにはまる作りだったので、すぐにオリジナル・アルバムを買い集めた。当時下北の『Flash Disc Lunch』や桜上水の『Wax Trax Record』なんかは毎週のように通っていたので、全4枚のアルバムは直ぐに安値で揃った。
帰宅後早速聴いていた時、『8 For The 80's』の2曲目がかかった瞬間、呼吸が止まるかと思いましたねェ。タイトルは<Give Me Some Emotion>。しかしその曲はどう聴いてもあの<Emotion>。
遂に発見!約5年かかりましたヮ。ふぅ。

さて今回CD化になったのは76年の『On The Town』、78年の『Touch My Love』、79年の『8 For The 80's』(これのみ一足先に日本でCD化済)、そして81年の『Let Me Be The One』。他の作品は不勉強で分からないのだが(何で自慢げなの?!爆)、この4枚があれば、彼の音楽の全体像を掴むことが出来ると言う訳ですな。
どれか1枚と言われたら非常に難しいのだが、一番キラー・トラックが集まっていると感じるのは『Let?』。しかしどのアルバムにも当たり曲が入っているので、やはり4枚セットで購入して頂きたいデス。
更に『8?』以外は全てボーナス・トラック付き!

ちなみに<El Bobo>って曲は確かJ-Waveの番組のオープニングに使われていた記憶がある(もし他局ならスミマセン)。そう言えば同局では当時、Lonnie Liston Smithの<Sunburst>や、Cafeの<Identify Yourself>などを使っていましたねぇ。

彼がCD化になったのだから、Rodney FranklinなんかもCD化が実現して欲しいけど、無理か?(泣)。

Sergio Mendes/Encanto

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前作『Timeless』が出たのが2006年1月の事。Black Eyed PeasのWill I Amとのコラボレイションという事で大いに話題を呼んだが、そのお陰でHip-Hop世代にも認知され、久々に記録的大ヒットとなった。生まれ変わった<Mas Que Nada>はクラブで大受けとなり、若いファンも急増した。当時CD店に勤務していた私も、これらの世代からの問い合わせを相当数受けた記憶がある。まさかボサノヴァ/ブラジルのヒトという事は分からないからね。
日本では「ブラジル音楽の巨匠」的な扱いの彼だが、昔から既成のスタイルに拘らず、色々なジャンルを要素として取り入れてきた。A&M時代は盛んに当時のポップ・ヒットをカヴァーし、それ以降はニューソウルやディスコ・サウンドにも歩み寄り、Stevie Wonderに接近し傑作<The Real Thing>を生み出す。また80年代はAOR/ブラック・コンテンポラリー/フュージョンへのアプローチを強化し、それが<Never Gonna Let You Go(愛をもう1度)>の大ヒット(全米4位)へと結実した。私が初めて彼のライブを見たのもこの頃だ。

さてそんな彼の約2年ぶりの新作である。今回もWill I Amは参加。しかもFergieまで居るので、完全にBlack Eyed Peasとの共演だ。その<Look Of Love>は68年に4位となった大ヒットのセルフ・カヴァー。しっとりしたオリジナルとはひと味違った躍動感ある作りだが、原曲の良さを引き立たせた上で新しい試みを取り入れているので、これも幅広い世代の支持を獲得しそうである。
基本的には前作の延長線上。80年代で例えるのであれば、『Sergio Mendes(愛をもう1度)』の後の『Confetti(オリンピア)』的な立場の作品である。だがHip-Hopの消化具合は、今回の方がより自然な形のような気がする。また曲によってはA&M時代を彷彿とさせる部分もあったりする。
ゲストはNatalie Cole、Herb Alpert&Lani Hall夫妻。Siedah Garrettなどが参加。Stevie WonderやErika Badu、John LegendやIndia.Arieなどを迎えた前作と比べるとやや地味ではあるが、いずれもSergioとは旧知の仲であり、彼のスタイルを知り尽くしているような人間ばかりだ。それだけに今回は「無理をせず、等身大のSergio Mendes演じる」事が出来たのであろう。

国内盤は1曲多く、それが何とDreams Come Trueとの共演である。曲自体はアルバムの路線にキチンと当てはまったなかなかの好トラックであるが、いかんせん日本語の歌詞がミスマッチである。吉田美和は英詞の楽曲をしっかり歌える力量があるので、何故そのスキルを生かさなかったのであろうか。非常に残念である。

Ramsey Lewis/Legacy

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大量に所持しているアーティストでも、出している枚数が多いと結構持っていないものが多い。Ramsey Lewisなんかはその典型的な例で、棚をチェックすると意外と歯抜けが発覚したりする。今まで持っていなかったこの作品もそんな1枚。安値で発見したのでようやく入手したものだ。
大名盤『Tequila Mockingbird』に続いて78年にリリースされた当該作。さてA面は何と<Toccata><Adagio>など、クラシックの名曲を彼独自の解釈で展開している。アレンジが秀逸なので、決して「壮大な失敗作」になっていない所が凄い所だ。
でもやはりB面の方が好きだな。リズムを豪快に打ち出した<All The Way Live>。フリーソウラー要チェックのメロディアスな<I Love To Please You>。速めのテンポに滑らかなシンセとピアノが絡む<Moogin'On>の出来は極上だ。
CDも出ているが、何と以前HPで紹介した『Don't It Feel Good』も同時期にCD化されたようだ。こちらもEW&Fの名盤で有名な、Charles Stepneyが手掛けた極上の1枚。<That's The Way Of The World>のカヴァーも収録されているが、何と言ってもメロウ度満点の<Something About You>。これぞ珠玉の名曲であろう。

David T Walker at Cotton Club

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再発CDはベストセラー。そして初の単独来日は全日程ソールドアウト。
今最も熱い男David T Walker。
その来日公演へ行ってまいりました。
客席の平均年齢はやはり(?)相当に高かったです。
さすがはヲヤヂギタリストのアイドル!(爆)
あと現役ミュージシャンも結構行かれたみたいですね(私が見た日にも某氏を目撃)。

さて開演。
彼が出てきてギターからあの音が鳴って数秒、
もう会場の隅から隅まで魔法がかかった感じでしたね。
かつてSantanaのサウンドに対し「魔法の音」と称した新聞見出しがあったけど、
その言葉はここにもそっくり当てはまります。
弦をたった1音ハジいただけで、その場の空気全てを変えてしまう訳ですからね。
一芸に秀でている人間はやはり強いです。

人間国宝の職人さんによる、伝統工芸のような彼のギター・プレイ。
そのステージは実になごやかでアットホーム。
人前で演奏するのがとにかく楽しい!
そんな彼の意気込みが、客席にダイレクトに伝わって来る感じでしたね。

あと彼は通常は座って弾くのですが、時折立って弾きまくるのです。
しかもこれが実に熱い!意外と思える位に豪快です。
何と立って乗りまくる観客も数人目撃(驚)。
「淡々としたステージになるのでは?」と予想していたのですが、これは嬉しい光景でしたねぇ。

レパートリーはオリジナルとカヴァーが半々。
FENのSoul番組のエンディング・テーマでも知られている<What's Going On>は勿論、
<Lovin' You><Walk On By>アルファ盤から<I Can See Clearly Now>等も披露されました。

バックはClarence McDonald(P、Key)。そしてByron Miller(B)とLeon "Ndugu" Chancler(Dr)。
後者2人はGeorge DukeのEpic在籍時にバックを務めておりましたね。
(勿論Nduguには他にもChocolate Jam CoやCrusaders等々、多方面の活躍でも有名ですが。)

ちなみに今回のライブはレコーディングされ、8月頃にはDVDが出るそうです。
これは絶対に購入したいですね。

George Benson & Al Jarreau

benson&jarreau
某所日記やBlog等で既に話題沸騰の噂の共演盤。私も数日前に輸入で入手してから、すっかりヘビーローテーション状態である。本日から国内盤が店頭に並んでいるので、この機会に取り上げようと思う。
Fusion界を代表する大物二人のコラボレイト作なので、内容はさぞかし...と思いきや、これが実に肩の力が抜けた作品だ。

しかも選曲は殆どがカバー。これには驚いた。冒頭はいきなりの<Breezin'>。しかもAlのヴォーカル入りである。続く2曲目はあの<Mornin'>。これらの出来を受け入れるか否かによって、アルバムそのものの評価が決まってしまいがちだが、個人的には結構面白く楽しめた。特に<Breezin'>は否定される程の悪い出来とは思わない。
他にも<Summer Breeze>や<Everytime You Go Away><God Bless The Child>等々、意外なところでは<Long Come TUTU>(Marcus Millerがプロデュースした、Miles Davisの『TUTU』収録曲)なども演っている。

参加ミュージシャンは予想していたよりも地味目だが、それでもMarcusを始め、Herbie HancockやPatrice Rushen、Vinnie ColaiutaやPatti Austin、Dean Parks、Abraham Laboriel、Marion Meadows、Michael White、Larry Williams、Paulinho Da Costa、Chris Bottiなど、やはり豪華メンバーが集結。しかもラストの<Bring It On Home To Me>でヴォーカルを聴かせているのは、何とPaul McCartneyである。
ちなみにもし20年前ならば、それこそ大ベストセラーを目指し、Jay GraydonやDavid Foster、Quincy JonesやArif Mardin、Russ Titleman、Narada Michael Walden、Nile Rodgers、Burt Bacharach等々(当時の)旬のプロデューサーを迎え、バックもTOTOのメンバーを核に、LA&NYのオールスターズ大集合。楽曲も先に挙げたプロデューサー陣を中心に、Tom SnowやRandy Goodrum、Michael Masserなどがコンポーズを行い、内容も当時のAORの魅力を集結させた、お約束路線になった事は想像に難くない。
これを聴いて思い出したのは、約10年前のLee Ritenour&Larry Carlton。これも出る前はテクの火花散るぶつかり合いになるとか、大騒ぎしまくりだったけど、実際はリラックス・ムードに包まれたスムースな内容で、良い意味で肩透かしをくらったものだった。
さて2人揃っての来日は.....もし実現すれば妥当な所で国際フォーラム・ホールA、あとBluenoteとかCotton Clubの可能性も有るだろうが、相当にバブリーなお値段になると予想される。日本青年館かオーチャード・ホールあたりでやってくれないかなぁ。それでもチケット代は5桁必至だろうけど.....。

皆様おなじみのこちら でも書かれているが、やはり考えている事は一緒ですな。
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