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a.k.a.Mellow Floater Net. AOR、Light Mellow(ライトメロウ)、Black Contemporary(ブラック・コンテンポラリー...ブラコン)、Freesoul(フリーソウル)...そんな音楽を今でもこよなく愛し続ける方々の為のページです。
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Frankie Valli全盛期の名盤が遂にCD化!

http://lightmellow.livedoor.biz/archives/51264719.html
Frankie Valliの70年代中期?後記のソロが、何と2in1でCDが決定した。
アナログも聴きすぎて無惨な状態になりつつあるので、これは嬉しい限りだ。

彼がFour Seasonsの中心メンバーである事はここで言うまでもない。しかし彼らの全盛期は時代的に体験不可能であった(この時代の音源はベスト盤くらいしか持っていない...^^;;;)。
リアルタイムで知ったのは、復活作である『Who Loves You』。タイトルソングは1975年当時、FM東京(現Tokyo FM)のダイアトーン・ポップス・ベスト10でも、結構上位にランクされていた記憶がある。その後の<December 1963(Oh What A Night)>にも夢中になったが、アルバム購入は結構後になってから。勿論即座に愛聴盤となったのは言うまでもない。現在手元には中古盤屋で買い直した国内盤アナログと、BR.Musicという所から発売になった怪しげなCDを所持している。

閑話休題。当時FENでは大晦日になると特集で年間チャートを紹介していて、15:00?16:00までは1970年。16:00?17:00までは1971年...みたいな感じで番組が進められていた。そこの1975年の所でかかっていたのが<My Eyes Adored You>だった。当時好きだったBarry Manilowや、Kenny Nolanを彷彿させる抜群のメロディ。直ぐに虜になりましたねぇ。考えてみれば作曲はKenny。確かに最初の印象は<I Like Dreamin'>に似ていたかも。Frankie Valliという名前は、<Grease>で覚えたばかりだった。
決定打になったのはTom Campbell's Playbackという番組。Jefferson Starshipの所でも書いたが、ちょい前のヒットを中心に構成された番組で、Average White Bandの<Queen Of My Soul>やMinnie Ripersonの<Inside My Love>等々、数々の名曲を覚えさせて頂いたものだ。
そこでかかっていたのが<Swearin'To God>(神に誓って)だった。これはようやくヒット・チャート小僧から離れて、AORなる音楽を嗜好し始めた私の、ド真ん中ストライク・ゾーンを直撃してしまった。

しかし曲紹介の単語が聞き取れない(><)。
ちなみに同時期NHK FMの『軽音楽をあなたに』で全米No1ヒットを振り返る企画があり、そこで<My Eyes?>は<瞳の面影>という邦題であった事が判明した。しかしこちらはどうしても分からない。それにたかが高坊の英語力では、ヒアリングなんてまともに出来る筈がない。
したがって<スウェナガン>と覚えていたものだった(^^;;;)。
曲のタイトルが曖昧なので当然探しようがない。それに75年のヒットだから、初めて体験した頃は、もうどこのレコ屋からも姿を消していたようだ。
それから入手出来たのは数年後。当時ちょこちょこ通っていた西武新宿の『American Blvd』の中にある輸入盤の店だった。
このベスト。
frankievallibest.jpg
そこで初めて<スウェナガン>の正体が、<Swearin'To God>である事が判明した訳だ。

その後社会人になって中古盤ハントが加速。オリジナル盤の『Close Up』は、確か渋谷の『ハンター』で500円くらいで買ったと記憶している。そこで10分近いロング・ヴァージョンを耳にした時の感動は。言葉では言い尽くせない程であった。
そんな個人的思い入れもあったので、今回のCD化は喜ばしい限りだ。

勿論他の作品も推薦だ。彼はポピュラー・シンガー的な佇まいがあるものの、実は根っからのソウルマン。従って彼自身のスキルが生かされたソウル・ナンバーは傑作が多い。
『Our Day Will Come』収録の<How'd I Know That Love Would Slip Away>や<You Can Bet(I Ain't Goin'Nowhere)>、<Heart Be Still>や<Elise>。
『Valli』収録の<You're The Song(That I Can't Stop Singing)>(オリジナルのJackie WilsonやMichael Kennyのカヴァーも必聴だ!)や<Boomerang>。
『Lady Put The Night Out』収録の<Native New Yorker>(Odysseyのヒットのカヴァー)や<Rainstorm>。
『...The Word』収録の<Needing You><Sometimes Love Songs Meke Me Cry >、<You Can Do It>(Evie SandのカヴァーでDobbie Greyのヒットが有名)や<A Tear Can Tell>(Bill LaBountyのカヴァーでRicky Petersonの好ヴァージョンも存在する)。
『Heaven About Me』のタイトル・ソング(Roberta Flack & Peabo Brysonの好カヴァーあり)。
などなど、どのアルバムにも必ずキラー・トラックが入っている。
今回のCD化が早くも各方面から注目を集めているのは、このような理由があるからであろう。

擦り切れて買い直したレコードも既にボロボロ。この機会に一気に大人買いして、リマスターされた音で、名曲の数々を存分に楽しみたいものだ。
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Swing Out Sister at 赤坂Blitz

先日彼らの新作のレビューをアップしたが、タイミング良く来日したので今回初めて観戦。
会場は新装となった赤坂ブリッツ。確かIsley Brothers以来だ。
客層は幅広い年齢層。でも女子大生や20代OLは極少。かつてはメインの購買層だったのに。まぁ最近は<Breakout>が携帯のCMに使われたくらいで、大きなヒットがないから仕方がないのかなぁ。その分禿白髪のオヤジ(筆頭は私...泣)もかなり多かった。考えて見ればデビューは1986年。まだまだ新しいグループと思いきや、もう大ベテラン・グループなんですな。

バンドは6人。一緒に同行した友人の話では、昔はコーラス隊やホーン・セクションもあり、かなり豪華な編成だったとの事。ここにもヒット無しの苦しい状況が出ているのかな。

オープニングは<Surrender>。日本だけの企画ライブは持っていないので、初めて生の彼らを聴いたのだけど、Corinneのヴォーカルはかなりソウルフルで歌い上げ系。もっと線が細いと思いきや、これは嬉しい限りだ。
ただ今回は新作お披露目ライブという事もあり、選曲はそこからが中心。ヒット曲しか知らない人間にとっては結構退屈だったと思う。私もレビューを書いていながら頭で覚える程聞き込んでいないので、「あれ?この曲何の収録曲だっけ?」と混乱する事もしばしば。
あと中ヒット曲を全て外し、アルバム収録曲に焦点を絞ったのが今回の大きな特徴。
選曲バランス的には
『It's Better To Travel』、3曲
『Keleidoscope World』、1曲
『Get In Touch Yourself』、2曲
『Living Return』、1曲
『Shapes And Pattan』、0曲
『Fifth And Dreams』、2曲
『Somewhere Deep In The Night』、0曲(何でこの大名盤から演らんの.....T_T)
『Where Our Love Grows』、1曲
『Beautiful Mess』、6曲
+<Now You're Not Here>
だった筈だが、間違いが有ればご指摘頂ければ幸いだ。

さて問題はバンド。少数精鋭であのサウンドの再現はどう考えても無理。したがってシンプル・イズ・ベストに徹した音作りとなった。アルバムで言えば『Fifth And Dreams』の路線。なので同アルバム収録の<Sugar Free>は、今回の演奏曲の中でも特に光っていた。ただ他の曲に関してはゴージャスなスタジオ録音盤に慣れている耳には、やはり空虚感は否めなかった。これを考えれば一大オーケストレーションを駆使した『Somewhere?』の選曲が0になったのも分かる気がする。
「あの音をキッチリ再現するのなら、キーボード2人でガッツリやるべき。そういう意味では今回のバンド・アプローチは正解。」という意見もあったが、やはりあのカラフルな色彩の音像を求めてしまうのは、ファンの悲しい性と欲求。やはりAndy Connnellの不参加は痛い限りですヮ。

アンコールでお約束の<Break Out>。でもアレンジ(と言うかリズム)が変わっていて違和感バリバリ。
と思いきや、後半あの<Sun Goddess>を間に挟むというなかなかのアイデア。
でもやはり最大の目玉曲なので、ここはオリジナル通りにやって欲しかった。

終演後は「良かった」という声多数。ただ今後シンプルなライブをやるのであれば、もうブリッツのようなオール・スタンディングのような会場は最後かなぁ。

Swing Out Sister/Beautiful Mess

swingoutsister.jpg

2005年5月?2007年2月までのデーターをこちらに移した際に、以前の画像が表示されていないようです。これは前ブログを削除した事に起因するので、徐々に手直しをしていきますので。

さて今回はSwing Out Sister新作。実は彼らのアルバムは、企画盤以外は全て所持している程のファンである。勿論好きなアルバムも多く、89年の『Kaleidoscope World』や96年の『Shapes And Patterns』は常に愛聴盤。そして2001年に出た『Somewhere Deep In The Night』 は、1000枚を超える所持音盤の中でも屈指の名盤の仲間入りを果たす程。グループの先入観に捕らわれず、是非多くの人間に聴いて欲しいものだ。
さて今回は約4年ぶり。所属会社もAvexに移籍している。そうなるとかなり売れ線が強くなるかと思ったが、先行シングルである<Secret Love>を耳にした感じでは、キャッチーでありながらどこか陰影に富んだ所もあったので、まずは一安心であった。
アルバムは前作である『Where Our Love Grows 』の延長線上にありながら、曲によっては音数を最小限に絞ってメロディを際立たせた所もあり、どこか異色作である『Filth And Dreams』を思わせる要素もチラホラ。勿論大名盤『Somewhere?』で聴かれたゴージャスなサウンドメイキングも健在。ここ数年様々なアルバムで試みた音作りが、今回のアルバムに十分に生かされているのだ。
2曲は別リミックスなので実質10曲。多く詰め込みすぎる最近のアルバムの中では曲数は比較的少ない方だが、どれも実に丁寧な作りが成されており、スキップせずに最後まで一気に聴き通す事が出来る。
完成度の高い充実した作品とは裏腹にヒットから遠ざかっている彼らだが、今作はファンは勿論の事、美メロに飢えていた全ての人間に好評を持って迎えられるのは間違いないであろう。

さてちょこっと彼らのルーツに触れてみたい。下地にあるのは間違いなく5th Dimention。大ヒット<Breakout>は<Up Up And Away>にテクノ的味付けを施したものと言えるし、<Now You're Not Here(あなたにいてほしい)>の元ネタは、恐らく<One Last Bell To Answer>であろう。実際『Shapes?』では<Stoned Soul Picnic>をカヴァーしたり、『Kaleidoscope?』ではあのJimmy Webbをソングライティングやアレンジャーに起用する程なので、その徹底ぶりは尊敬に値する。
またアルバムによってはCurtis MayfieldやLeroy Hutsonへの憧憬も垣間見る事が出来る(特に3rdと4th)。また『Somewhere?』で聴かれるのは、Ennio MorriconeやFrancis Lai等の映画音楽的要素。
そうなると彼らは昔の音楽の焼き直ししかやっていないのか?正にその通りであろう。
しかしそれは決して悪い事ではない。例えばBeatlesが単なるオールディーズではなく、現在に至るまで影響力の大きい音楽である事を実証させたのは、ELOやXTC、Todd Rundgren等々、枚挙に暇がない程のフォロワーやチルドレン達の活躍ぶりである。彼らは自らの楽曲はBeatlesの影響下にある事を公言し、それらをヒットさせる事で、ファンにBeatlesの偉大さを間接的に伝えていたのだ。
そうした実情を踏まえれば、Swing Out Sister(あとはMatt Bianco/Basia、Workshyなども)が居なければ、Burt BacharachやRoger Nichols & Small Circle Of Friends等は決して再評価されなかったであろう。
細胞で聴ける音楽が減少し、ポピュラー・ミュージックの正統的継承者が少なくなってしまった現在のシーン。彼らのような存在は、今や希少価値になりつつあるのかも知れない。

Roger Nichols & The Small Circle Of Friends/Full Circle

rogernichols3.jpg
前回記したDan Fogelbergに続いてIceの宮内和之氏も逝去するなど、良質な音楽をクリエイトしてきた職人が次々と旅立つ、ここ最近の悲しきミュージック・シーン。しかし今回は吉報。思いがけない人が復活したのだ。Roger Nicholsである。
95年の『Be Gentle With My Heart』から約12年ぶりの新作。しかし今回は何とSmall Circle Of Friends名義なのである。つまりグループとしては問答無用の超絶大名盤、『Roger Nichols And Small Circle Of Friends』に続く2nd。実に40年ぶりの奇跡である。

収録曲にちょこっと触れてみる。まずは<Talk It Over In The Morning>でスタート。Anne Murrayのヴァージョンは、下北沢のRevolverでイベントをやっていた時に、数回使用した程グルーヴィーな出来だったが、こちらはゆったりとして流れるような感じだ。2007年とは思えぬ懐古的アレンジも実に良質な効果を醸し出している。
しかしこの曲。実は昔友人に借りたUKの怪しげなソフト・ロックのコンピ(タイトル失念)で、詳細一切不明のヴァージョンを耳にした事がある。だがCDには何の記述もなく、ボーナス・トラック扱いで入っていたのだ。従ってSCOF名義はおろか、Roger自身が関わっているのかも不明。しかしアレンジ(大名曲<Love So Fine>的)といいコーラス・ワークといい、どう聴いても彼らにしか聞こえないのだ(もしかしたらライナーに書かれているベン・マクピークか、シロー・モーニングかも)。
詳細を是非教えて下さいませ>VANDA関係者各位。

さて続く<The Drifter>はオリジナルには未収録だったが、シングル・オンリーで人気を得ていた曲。95年作でもセルフ・カヴァーしていたが、97年に1stがComplete名義で出た時に、オリジナルの形で追加収録された事で知名度を得たナンバー。<Let Me Be The One>はCarpentersの71年の名作『Carpenters』収録曲。ヒットはしなかったが、個人的には彼らの曲の中でも屈指の名バラードに位置するので、これは実に嬉しい。<Out In The Country>はThree Dog Nightのヒットとして有名な曲。これも長年のフェイバリット・ソングだ。

色々なアーティストに書いた曲のセルフ・カヴァーが大半を占める中、1曲とんでもないモノが、今回初お目見えとなった。
<I'm Comin' To The Best Part Of My Life>というのだが、何とJay GraydonとDavid Fosterが参加しているのだ。以前Jayのインタビューを記したライナーか雑誌の記事で、「Roger Nicholsともレコーディングした」という記述を読んだ事があるのだが、この曲がその時に語っていたものであろう。
しかし楽曲自体は完全なソフトロック風味。Airplay色はおろかAOR色ですら、影も形も存在しない。その上アレンジャー、エンジニア、ミュージシャン・クレジット以外のレコーディング・データーが一切不明。BにBottom LineやPegasusで有名なJack Conradが参加しているので、恐らく73?75年あたりではなかろうか?
詳細を是非教えて下さいませ>VANDA関係者各位(こればっかり...汗)。

40年の年月を経てメンバーの頭部や体型にも大きな変化が表れたが、あの魅惑のハーモニーは健在。何度も耳にする度に胸が熱くなる。全曲過去にレコーディングしたオケに歌声を乗せているだけなのか?それとも数曲は今年にレコーディングされているのか?不透明な部分は多いが、出来上がった作品は極上である。過去2作同様、またも長年の愛聴に耐えうる名盤が誕生したのだ。

今日で24回忌なんです

彼ら(彼女?)が居なければ、今頃私はどんな生活していたのでしょうか.....?
83年の今日なんです。Karenが亡くなったのは。
死因は拒食症。彼女がこの病にかかった事で皮肉にも、病気自体がクローズ・アップされた気がします。あの頃は丁度Blackモノを本格的に追い始めた時期で、当時はこの訃報に対しても妙に冷めていました。「今更Carpenters?」みたいな感じ。今考えると後悔しきりですね。
勿論その後は何度も追悼の意を込めて、彼らのアルバムを定期的に耳にしております。しかし先日久々にBoxを引っ張り出したら、少しジャケにカビが付着しておりました。またご無沙汰しちゃったのかな?
以前のBlogで触れましたが、彼らの存在は洋楽の道に本格的に足を踏み入れるキッカケ。当時TVスポットで流れていた<Only Yerterday>は、小坊のガキのハートを鷲掴みにしました。この曲を聴きたい為にラジオの洋楽番組にトライ。ニッポン放送、文化放送、どこも1位でした(TBSは深夜のため、FM東京は当時FMを聴けるラジオを所有していなかったので遅れた)。そして毎週聴いて行くうちに他の曲にも興味を持ち始め、その後は泥沼ですね。
ちなみに最初に聴いたアルバムは図書館で借りた『Passage』が最初。皮肉にも彼らの低迷期/過度期と呼ばれていた作品。まあ彼らの最盛期は私が小坊低学年の時でしたからねぇ。
その後ブランクを経て81年に出た『Made In America』は一番好きなアルバム。適度にノスタルジック。それでいながらAORにも視野を広げた作りが功を奏したのか、前作以上に充実した作品になっております。<(Want You)Back In My Life Again>は、CCMの大御所Chris Christianが、Kerry Chater(『Love On A Shoestring』がLight Mellow的に有名ですね)と共作した、AORド真ん中的路線の名曲だったりします。しかもアメリカでヒットした<Touch Me When We're Dancing>は、現在Free Soul界隈で話題になっているBamaの1st収録曲という事も後から分かりました。他にもCarole Bayer Sagerの超名盤『Sometimes Late At Night』の中から、<Somebody's Been Lyin'>をゴージャスにカヴァー。こうして見るとこの時期の彼らの曲って、AORと微妙に接点があった事が理解出来ます。
そして83年の『Voice Of The Heart』は、存命中にレコーディングされながら、発表前に亡くなってしまったため遺作となってしまった作品。ここにもRoger Nichols作で竹内まりやの『Miss M』で初出となった<Now>や、Jess Rodenの名盤3rd『Stormchaser』のオープニングを飾った<Prime Time Love>など、要注意曲が多数収録されております。
carpenters(passage).jpgcarpenters(made).jpgcarpenters(voice).jpg

さてレコード棚を探したらこんなアルバムが出てきました『Carpenters Anthology』究極のベストで4枚組¥9800。85年に出ています。大学に入りアルバイトを始め、ようやく自分で好きなアルバムを好きなだけ買えるようになって、始めて手にした高額Boxでした。それが今や5桁のアナログ1枚を平気で買うようになってしまいました。ヒトは変わるものです。CDの時代はもう社会人。そして『Carpenters Collection』(全盛期の全アルバムを収録したBox)を購入。裏名曲の呼び声高き<Let Me Be The One>や、Barry Manilowが<涙色の微笑>としてカヴァーし大ヒットを記録した、<Can't Smile Without You>のオリジナル(<Close To You>みたいなアレンジで驚きました!)など、ベストでは決して聴くことが出来なかったナンバーにひたすら感動しまくりでした。
carpenters(anthology).jpgcarpenters(box).jpg

その後に出た未発表アルバムも全て耳にしております。Richardが一度はオクラにしたモノばかりですが、今聴くと心にグッとくるものが多いです。『Lovelines』収録のRod Temterton作のナンバーなんかFree Soul的にも結構イケますし、他にも蔵出し感は皆無(まあ苦笑いを禁じ得ないモノもありますが...冷汗)。オリジナルとしてリリースされても遜色のない、優れた楽曲がまだまだ眠っていそうですね。
carpenters(lovelines).jpgcarpenters(as).jpgkarencarpenter.jpg

 話は少々脱線しますが、最近友人付き合いや私が参加している色々なコミュニティのイベントなどで、様々な女性の方々の歌を耳にする機会が増えました。皆様本当に実力があり、ヒトによってはプロも顔負けくらいに巧い方もいらっしゃるのですが、彼女たちが影響されたのはR&B/Black Music、もしくはSheryl CrowやAlanis Morissetteなどのロック寄り女性SSW。Karenの名前は間違っても出て来ません。やはり単なるオールディーズ扱いされているのでしょうか?それとも聴きやすさ故に、ヴォーカリストとしてのインパクトが希薄なのでしょうか?何か悲しいです。
来年は没後25周年、色々と盛り上がるのでしょうか?95年の『青春の輝き?ベスト・オブ・カーペンターズ』発売時のように、思いっきり盛り上げて欲しい気がします。彼女の歌声が時代を超越した、かけがえのない宝物である事を証明するためにも。

コレッ!コレが欲しかったのォ?!(≧∇≦)/

francis.lai1 francis.lai2
Francis Lai代表曲の1つ、<パリのめぐり逢い>。
何とこれが最近1番の収穫である。
勿論曲そのものは全然レアではないし、既に数種類所持もしている。
しかしこれには大きなこだわりがあった。
小坊の時に日本テレビの天気予報で流れていた、イントロがオルゴールのような、
あのヴァージョンを長年探していたのだ。

TVでの初体験から時は経ち、あるキッカケで完全ヴァージョンを耳にした。
それが前述の曲である事が判明してからある日、彼のベスト盤購入に至った。
だがそれは私の探していたヴァージョンではなかった。
Francis自身が演奏しているにも関わらず、全然違うものが収録されていたのだ。
イントロも違う上、曲もダンサブルにアレンジされたものであった。
しかし最初は嘆いたものの元が名曲なので、いつの日かこれで満足するようになっていた。
しかも後年DJをやるようになってから、何度となく流すほどのお気に入りとなってしまったのだ。
(Jose Felicianoの<Golden Lady>と相性が抜群!フリーソウラーは要チェキかも)
その後AORやブラコンのレア盤を追うようになって、その曲の事は忘却の彼方へ。
探す事もなくなってしまった。
しかし先日ここでPaul Mauriatを取り上げた事がキッカケで、
ロック&ポップスに夢中になる以前の、昔を出来事を回想するようになり、
この曲の正規ヴァージョンを探していた事をふと思い出したのだ。

そんなある日の事。中古盤屋に立ち寄ったものの何も無かったので、
落胆したまま帰路につき始めた時、バーゲン・コーナーに置いてあった彼のベストを発見したのだ。
もしやあのヴァージョンが入っているのでは.....。
レジに差し出し試聴を懇願。
曲がかかって1秒もしないうちに「これです!」と私。
そう、あのオルゴールの様なイントロが流れたのだ!

あれから何十回聴いているだろうか?
聴く度に幼き日々への想いが増すばかり。
そしてこの辺の楽曲が、私の洋楽指向へ大きな足掛かりとなったのは、
以前に述べた通りだ。
あれから30年以上。耳が(体も?)肥え過ぎ、現在の洋楽のヒットものに対して、
呪怨的な感情しか抱かなくなってしまった今日この頃。
耳に入る曲全てが新鮮だった、あの日に帰りたい.....

Paul Mauriat そして幼少期の想ひ出

paul mauriat1

洋楽にはまるキッカケ。これは人それぞれである。私の世代ならばBeatlesかCarpentersが最もポピュラーな存在。私の場合は後者である。
しかしそれ以前から洋楽的な基礎は出来ていたのかも知れない。日曜日の朝食のBGMに、必ずかかっていたTBSの番組「バックグラウンド・ミュージック」(現在は渋谷Hi-Fiレコードの総帥、大江田信氏が選曲を担当)。幼稚園の卒園祝いにもらった「母と子の名曲大全集」(4曲入りEPが10枚くらい入っていた)などなど。
そして漫画の立ち読みに入り浸っていた近所の本屋。ここの有線は趣味が良く、必ずイージーリスニングを流していた。<男と女><白い恋人たち><シバの女王>などが、小坊のガキの琴線を刺激しまくった。
それらに混じって流れたのが<恋はみずいろ><エーゲ海の真珠>の2曲。勿論そのメロディは頭にこびりつき、何日、何ヶ月、そして何年も頭の中から離れなかった。
それをPaul Mauriatの演奏という事を認識するのに、さほど時間はかからなかった。

数年後、誕生日の祝いにシングルレコードを何枚か買ってくれた母親。その時自分用にも数種レコードを購入していた。その中にあったのが彼の2枚組ベスト。これには前述の2曲を始め、<オリーブの首飾り>や後年何かのトレンディ・ドラマに使われた、<薔薇色のメヌエット>などが収録された超お買い得盤。そして私は当の所有者である母親以上にこれを聴き倒し、盤はズタズタに磨り減った。
その後も7inch<夜明けのカーニヴァル>も針による攻撃によって摩耗。エアチェックした<エーゲ海?><恋?>のディスコ企画盤のテープは伸びまくる始末。

トドメは<ペガサスの涙>(このEPも無惨な姿に)直後の来日公演に母親同行で行きましたヮ。
音の美しさにひたすら陶酔。この『普門館』という会場、いい所でしたねぇ。
その後は音楽の好みも変わってしまい、すっかり彼からは離れてしまったが、今回の訃報を期に彼の楽曲を聴き直し、幼少期の淡い思い出に浸ろうかと思う。

Free Soul-Drive with Paul Mauriat(違) Selected By Freeman
01,恋はみずいろ’77(ラブ・イズ・スティル・ブルー)
02,恋はみずいろ(オリジナル・ヴァージョン)
03,エーゲ海の真珠(ディスコ・ヴァージョン)
04,エーゲ海の真珠(オリジナル・ヴァージョン)
05,オリーブの首飾り
06,夜明けのカーニバル
07,ペガサスの涙
08,薔薇色のメヌエット
09,涙のトッカータ
10,男と女
11,パリのめぐり逢い
12,白い恋人たち
13,シバの女王
14,蒼いノクターン

改めてご冥福をお祈り申し上げます。
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