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Whitney Houstonよ永遠に

実に約2年ぶりのブログ更新です。
本業がとにかく多忙で他にも色々あり、ネットラジオは更新しているもののブログは完全に放置状態でした。
今回どうしても書かずにはいられない出来事があり、このたび復活しました。
今後月1くらいは更新したいと思います。

で、話題はやはりWhitney Houston急逝。
詳しい事実はこちらに書かれている通りですが、これに加えて処方箋の薬をアルコールで飲んだとか、色々な情報が飛び交っております。
何とも悲しい最後です。

さて彼女が残した輝かしい実績。ここで敢えて語る程ではないと思います。
今回はWhitney初体験を中心に書きたいと思います。

最初に耳にしたのはこのアルバム。
220px-Paul_Jabara__Friends.jpg

箪笥体型×2のWeather Girlsが一大ブームを巻き起こした事でも有名ですが、実は1曲だけWhitneyが歌っているのです。
その<Eternal Love>はブレイク後の輝かしいバラードに比べると地味ですが、独特の歌いまわしは既に完成の域に達しておりましたね。
でも実は彼女の名前、全然覚えておりませんでした。

そして84年。
Jermaine JacksonのArista移籍第1弾アルバム『Jermaine Jackson』は、弟Michaelとのデュエットも入ったパワフルなアルバムでしたが、ここに収録された<Take Good Care Of My Heart>はアルバム中のベスト・トラックと言うべき逸品。ここでデュエットしていたのがWhitneyでした。
そして同時期に発表されたTeddy Pendergrassの復活作『Love Language』。
ここでも<Hold Me>という素晴らしいデュエットを披露。Whitneyの名は完全に私の脳裏に焼きつきました。

1stは確か85年の2月か3月に出たと思います。
当時レンタル・レコードでアルバイトをしていた私。洋楽は国内盤に加えて輸入盤もちょこちょこ仕入れていたのですが、このアルバムはその中の1枚にありました。
ブラコン系を借りるお得意さんがいらしたのですが、その彼に「これってどんな感じですか?」と質問されたのです。
「そうですね...女性版Peabo BrysonかJeffrey Osborneみたいなものですかね?」と答えた私。
後にスーパースター街道を爆走する彼女に対してこんな煮え切らないお薦めしか出来なかったのは今から考えれば恥ずかしい限りなのですが、その時はまだ<You Give Good Love>がR&Bチャートの下位に初登場したタイミングでしたからね。

そして革命的超特大ブレイク...
87年の2nd『Whitney』も聴き倒しました。

好きな曲は<Thinking About You>(1st収録)。
R&Bチャートでベスト10に入ったくらいでポップ・チャートで大ヒットはしておりませんが、
Kashifお得意のスマート・ビートが実に洒落たダンス・ナンバー。
Evelyn Kingの<Love Come Down>を彷彿とさせますが、やはりWhitneyの圧倒的歌唱力もあり、こちらの方に軍配が上がります。

そして<Just the Lonely Talking Again>(2nd収録)。
元々はManhattansの83年の『Forever By Your Side』に入っていたナンバーでしたが、彼女の説得力のある歌声のおかげで、オリジナルと甲乙付け難い出来となっております。
歌い上げ系のバラードも良いのですが、抑え気味にしっとり歌う彼女は一味違う魅力に溢れておりましたね。

でも90年の3rd『I'm Your Baby Tonight』は楽曲の出来不出来の落差が激しく、それがキッカケで急速に彼女への熱が冷めてしまいました。
やはり最初の2枚がネ申すぎたか?
そして『Bodyguard』...確かにDavid Fosterの完璧なプロダクションは凄かったけど、
彼女を初めて知った84年以上のときめきは復活には至りませんでした。

その後Bobby Brownと結婚など色々ありましたが、人気は下り坂。
そしてお約束のドラッグ、アルコール.....
周囲が羨むほどの有り余る才能を自ら潰してしまう結果になったのは何とも不憫です。
やはり彼女もMichael同様に人間的に弱く不器用で、そして優しすぎたのかも知れませんね。

2010年の来日公演は惨憺たる内容という話でしたが、こんな事になるなら行くべきでしたね。

R.I.P.....


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訃報Teddy Pendergrass

新年早々辛いです...R.I.Pとかご冥福をお祈りするとか...TT

http://www.boston.com/news/nation/articles/2010/01/14/singer_teddy_pendergrass_dies_at_59/

大腸癌の手術後の経過が思わしくなかったとの事。

名曲<Close The Door>を知ったのは中坊の頃。
今は亡き名DJ糸居五郎がニッポン放送でやっていた番組、
「ソウル・フリーク」の全米R&Bチャート・ベスト10紹介のコーナーでした。
その甘美なメロディと男気溢れる歌声に一発でノックアウトされました。
初めて買ったアルバムは79年の『Teddy』。
ドリフのヒゲダンス・ネタでもある<Do Me>が入っておりましたが、
<Come Go With Me><Turn Off The Lights>とバラードが続くA面が好きでした。
一番好きな作品が『It's Time For Love』。
<You're My Latest, My Greatest Inspiration>は彼の残した楽曲の中で頂点に位置すると思います。

その後交通事故で下半身不随に。
それでも頑張ってアーティストとして再始動。
復活後に出た84年の『Love Language』、85年の『Workin'It Back』も聴き倒しました。
こちらでは前者を推薦しておりますが、私は後者の方がフェイバリットでした。
久々に力強さが戻って来た力作で、Planet 2(Clif Magness & Glen Ballad)が担当した3曲は、Jack Wagnerのアルバムに入っていてもおかしくないような、AORテイスト満載の名曲でした。

車椅子のまま熱唱するライブ、是非生で体験したかったです。

今年も私が青春を捧げたアーティストの訃報が多いのでしょうね。

何ともやりきれない心境です.....


Maze Featuring Frankie Beverly@Cotton Club

Maze15年ぶりのジャパン・ツアー。
その時は横浜のみでしたので、私が見るのは実に20年ぶりになります。
彼らの初来日は89年。場所は青山スパイラルホール。
Marvin Gayeの意志を継ぐ本格派ソウル・グループの来日。
更に傑作『Silky Soul』が丁度ヒット中という絶好のタイミングでした。
ステージの真ん中に大きな鍵盤が置かれていましたね。
そしてライブは感動の雨嵐。
覚えているのは<Happy Feelings>で泣いてしまった事です。
あとアンコール曲終盤でメンバーが一人一人ステージを抜け、
最後にベースが残って終わるという演出も印象的でした。

今回は正にプレミアム・ショー。
何しろ7万人を集めると言われているニューオリンズのイベント、
「Essence」では大トリを務めている彼ら。
それが200人規模のキャパで見られる訳ですからね。
故にチケットは高額な値段にも関わらずアリーナ席は即日完売。
会場には全国からMazeのファンが集結(同行した友人は何と沖縄在住)しておりました。

一度照明が消えたのに何故かまた点くというハプニングがありましたが、
再度消えてからはノンストップ・ソウル・ショーの開幕です。
メンバーに続いてFrankieが出てきた時、会場の熱気はいきなり最高潮に達しました。

セットリスト。

01、Laid Back Girl
02、Southern Girl
03、I Want To Feel I'm Wanted
04、We Are One
05、Can't Get Over You
06、Running Away
07、Golden Time Of The Day
08、Morning After
09、Back In Stride
10、While I'm Alone 
11、Happy Feelings
12、Joy And pain
13、Before I Let Go
アンコール
14、I Wanna Thank You 

とにかく歌も演奏も熱い。そしてそれに応える観客もまた熱い。
この日は最終日だった為かカルトな皆様、長年のMazeファンが集まっていたように感じました。
何しろどの曲もサビの部分を歌いまくっていましたからね。
特に<Joy And Pain>の後半演奏が切れFrankieと観客のみになったのですが、
会場全体を包んだ見事な大合唱によって生み出された一体感は、筆舌に尽くし難かった程でした。

Frankieの声はこちらに書かれている通り少し荒れ気味で、
一部半音キーが下がったりしておりましたが、
これは長年のロードで歌い続けてきたヴォーカリストの勲章。
いかなる状態であれ、彼の声が存在していれば、それだけで良いのです。
そして演奏は強力の一言。とにかく抜群の巧さでした。
全ての楽器が一つのアンサンブルと化し、そこにFrankieの声が組み合う事によって生まれるグルーヴ・マジックは唯一無比と言えるでしょう。
メンバーはオリジナルのMcKinley "Bug" WilliamsとRoame LowryのPercコンビは健在。
あとは前回の来日時とは入れ替わっておりますが、Tony Toni ToneのギタリストJohn T. "Jubu" Smithや、フュージョン系で名を馳せるLarry Kimpel等々、今回のメンバーも凄腕揃いでした。
そして元メンバーで現在は日本在住のPhillip Wooの特別参加。
彼も自身のバンドを率いて独自の活動を行い好評を博しているので、
歓声もFrankieに続いて大きかったです。

欲を言えばFrankieがカッティングを決める<You>や、青山の時には演った<Silky Soul><Too Many Games>。そして大ヒット<Feel That You're Feelin>あたりは次回是非聴きたいものです。

照明が点いても鳴りやまなかったアンコールの拍手。
これに応えてくれるのは今度いつになるのかな?
また15年かかるのかな?

LeonWare@Cotton Club

23日はLeonWare@Cotton Clubを見に行きました(1st)。
過去にも来日していた記憶があったのですが、ここによると東京は初めてとの事。
以前は大阪だけだったのかな?

来日メンバー 
Leon Ware(vo), Wayne Linsey(key), Chris Warrior(g), Smitty Smith(b), Donnell Spencer Jr.(ds), Nikki Grier(vo)

Wayne LindseyはSakuraの旦那として知られている、Philip Wooの後にMazeに加入したヒト。
91年には『Perfect Love』というソロ・アルバムが出ております(コレ結構好きなんス)。
あとコーラス参加のNikki GrierはちょっとNohelani Cyprianoを思わせる美女。
オールマイティな実力の持ち主で、どんなタイプの曲にも対応してくれました。

セットリスト(Cotton Club HP掲載のモノを当日用に修正しました)

01. The Isley Brothers "Got To Have You Back"
02. Maxwell "Sumthin' Sumthin'"
03. Leon Ware "Hold Tonight"
04. Leon Ware "Moon Ride"
05. Leon Ware "Why I Came To California"
06. Michael Jackson "I Wanna Be Where You Are"
07. Quincy Jones "If I Ever Lose This Heaven"
08. Leon Ware "Rockin You Eternally"*
09. Donnie Hathaway "I Know It's You"
10. Marvin Gaye "I Want You"

アンコール
12. Marvin Gaye "After The Dance"
13. Leon Ware "Forever"

あのメロウな雰囲気とグルーヴ感が生で再現されるのですから、
これは究極に至福のひとときでした。
1940年2月6日生まれなので何と69歳!
でも体格はガッチリ型なので「おじいさん」という感覚は皆無。
しかも見事なまでのジェントルマンぶり。
日本の同年代の皆様も見習って欲しいものです(爆)。
曲は半音下げが多かったのですが、声は全盛期のままでした。
溜息混じりの歌声が披露されるとクラブ全体は官能&濃厚な世界。
コレは以前に見たDavid T Walkerのギターに通ずるモノがありましたねぇ。

会場全員に挨拶をして回るサービスがあったので私もガッチリ握手。
その後男性客は拳の突き合わせでしたが、女性客は手の甲にキスをするサービス付きでした。
中には立ち上がって抱きつく人間も居たほどです。

ちなみに他の日には<Smoovin'>、メンバーのWayne Lindseyによる<Tribute To Ahmad>、同じく Nikki Grierによる<Incredible>が披露されたのですが、この日はやりませんでした。
でも<Rockin You Eternally>(コレはCotton Clubのリストに載っていない)を演奏してくれたのは嬉しかったです。セルフリメイク<Two Lovers>を間にさらりと入れてくれればネ申だったのですが、これはさすがにカルト過ぎますね。
聴きたい曲はまだまだ山ほどありますが、もし次の来日公演が実現したらMarvinに書き、自らもリメイクしている<Come Live With Me Angel>は是非とも聴きたいです。

最終日2ndの模様はこちらに。プロのミュージシャンが多かったみたいですね。

Con Funk Shun@Cotton Club2009

今やすっかり人気の定着したCon Funk Shun。今年も来日である。
本来Cotton Clubで見る時はステージの真ん中より少し後ろの方で見るのだが、今回は思い切って前から2番目へ。
この位置は多分Shalamar以来かも(あの時はHoward Hewettを至近距離で見たかったので)。
開演。Michael CooperとFelton Pilate、そしてKarl Fullerのオリジナル陣は勿論健在。
BassのイケメンEric YoungとVoodoo Village(まだ活動しているの?)のKurt Claytonも、すっかりグループの顔として定着している。
さてステージはエンターテインメントに徹した内容で、オープニングからほぼ全員が総立ち。
いつも同様抜群のパフォーマンスだ。
Michael&Feltonの両巨頭は元気いっぱい。席の関係かMichaelと目が合う時が多かったのだが、終始笑顔で返してくれた。

01. Intro / Ffun
02. Candy / Love Shine
03. Shake And Dance With Me / Let Me Put Love
04. I'm Leaving Baby / Latin Groove
05. Juicy / California One
06. Ms. Got The Body
07. Baby I'm Hooked
08. Love's Train
09. Michael Jackson Tribute / Chase Me
10. Too Tight
11. Ffun

これはCotton Club HP掲載のセットリストだが、要注目は何と言っても<Candy>と<Loveshine>。
いずれも今や伝説となっている、赤坂MUGEN公演以来のお披露目。
特に後者のギターのイントロが響いた時、私の涙腺直撃!
過去にDJで流した事がある程のフェイバリット・ソング。ホントにエエ曲ですわ。
そして両方ともサビで歌ってしまったが、これを見たMichaelはニコニコ。
今後セットリストに加えてくれるかなぁ?
そして大ヒット<Too Tight>で当時のダンスヒットを、さらりとメドレー形式で折り込む演出は相変わらず。
前回はこれがやたら長かったのが気になったが、今回は曲数少なめでどれも1分くらいでサラリと。
この位なら好感度アップですな。
ちなみに<Michael Jackson Tribute>は<Don't Stop 'Til You Get Enough >と<Beat It>(イントロのみ)、そして<Working Day and Night'>の3曲。
やたら長くやるより、このくらいの方がヨイですなぁ。

ちなみに<I'm Leaving Baby><Juicy>、そして<By Your Side(ここでメンバー紹介)>は聴けず。
しかし最終日の2ndなので、他に多数の曲が連発。
お約束の<Got To Be Enough>や<ConFunkShunizeYa>。
Michaelのソロからも<To Prove My Love><Shoop Shoop>が披露された。
そしてリクエストコーナーがあり、客席のあちこちから<So Easy>の声が連発。
ええ、遂に演ってくれました。
コレを生で聴けるなんて...イントロがなり出した瞬間から感動の雨嵐。
サラリと流した感じなので中間部の印象的なホーン・フレーズは聴けなかったが、
演奏してくれただけでも感無量。(T_T)

そしてこの日の観客席との一体感は本当に凄かった。
前回の最終日2ndが最高の言わしめたのは、何と言っても観客の力。
今回もその時に見ていたリピーターが多かったと思いますね。
メンバーの呼びかけに声で、体で、そして心で反応してくれる。
それがメンバーのモチベーションを最大限に引き出し、素晴らしいパフォーマンスへと結実する。
お客さんの力がライブを何倍、何十倍も良くしてくれる。
これを今回再確認しましたねぇ。

メンバーのご家族ともお付き合いのある、日本側マネージャー的な立場の方ともお話をさせて頂き、更に私の席の隣に座っていた方が、MUGEN時代から彼らを追い続けている熱狂的ファン。
(実際持参していたサイン入りのレコジャケには、故Louis A.McCallの名が!凄い!)
コアなファンの方とお知り合いになったのは感無量の限り!

前回のブログで「アメリカへ...」なんて書いてしまったが、もしかしたら日本公演が一番最高の選曲を楽しめるのかも知れませんねぇ。
次回の来日も楽しみ!
私的名曲<Make It Last>、リクエストしちゃおうかな?

The Main Ingredient/Shame Of The World+I Only Have Eyes For You

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ガイドブック『AOR Light Mellow』に掲載された事により、名盤の仲間入りを果たした『Cuba Gooding』。今では俳優Cuba Gooding Jrの父親としても有名ですな。
その彼が在籍していたのが3人組コーラス・グループのMain Ingredient。
10枚以上アルバムがあり、有名なのは72年にソウル/ポップ・チャートでTop3に入るヒットとなった、<Everybody Plays The Fool>収録の『Bittersweet』か、Blue Magic等のカヴァーでも知られている、<Just Don't Want to Be Lonely>収録の『Euphrates River』あたり。まぁフリー・ソウラー/DJならIsley Brothersの<Work To Do>のカヴァーが入っている、『Afrodisiac』なんかも忘れてはならない1枚であろう。
今回CD化されたのは75年の『Shame On The World』と、81年の『I Only Have Eyes For You』の2in1。
前者には<Let Me Prove My Love To You>という決定打的な曲がある。これはあのAlicia Keysが<You Don't Know My Name>でピアノ・フレーズをサンプリングした事により、一躍有名な存在となった。
他にもミディアム・フロウの<Over You>なんかも素晴らしい出来である。
後者はあのPatrick Adams(Inner Life等で有名)の手によるディスコ・アルバムだが、 やはり当時NYのダンス・サウンドを牽引していた彼なので、最高レベルの楽曲が立ち並ぶ。
お薦めは最近一部で人気急上昇中の<Evening Of Love>。あのLuther Vandross作の<Party People>。そして忘れてはならないのが<Just Once>。James Ingramの名唱で知られるアノ曲だが、こちらのヴァージョンもなかなか。Cubaの入魂の歌いっぷりが、オリジナルとはひと味違った魅力に溢れている。
彼らに関してはまだまだ不勉強の部分が多いので、ここは他のアルバムもCD化(代表作『Bittersweet』ですら今は入手困難)して、彼らの音源を手軽に聴ける環境を作って頂きたいものだ。

Con Funk Shun全盛期のアルバムがまとめてCD化!!!

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先日の来日公演も大好評のうちに終了したCon Funk Shun。何と全盛期のアルバムのCD化が決定した。

1、『Secrets』(1977年、2nd)
2、『Loveshine』(1978年、3rd)
3、『Candy』(1979年、4th)
4、『Touch』(1981年、6th)

4は7月23日。1、2、3、は8月20日発売予定。

1は昔Reboundという所からCDが出ていたが、米国特有の安っぽい作りだったので、今回は期待したい所だ。あとの3枚は今回世界初CD化。
2には代表曲<Shake And Dance With Me>や、これまたマニアに人気の高い<So Easy>、メロウなバラード<Make It Last>のが収録された好内容の枚。
3には必殺ファンクの<Chace Me!>や哀愁系ミディアムバラードの<Not Ready>、そしてライブでも人気のドラマティックな<(Let Me Put)Love On Your Mind>を含む好盤。
そして4は彼らを代表するナンバーにして、ダンスクラシック永遠の名曲<Too Tight>収録。他にもバラードの<Give Your Love To Me>や<Can't Say Goodbye>など、これまた素晴らしいナンバーが揃いまくり。
ちなみにこの作品、当時の日本盤は輸入盤とジャケットが違っていたのだが、今回どちらで出るのか興味深い所だ(多分オリジナル通りではないかと...)。

今まで彼らのオリジナル・アルバムは色々CD化されているが、既に廃盤になったものも多く、『Electric Lady』や『Burnin'Love』なんかは、オークションで出ると常識を越えた価格に跳ね上がる事が多いので(最近1stの『Con Funk Shun』もその仲間入りしたかも)、この辺も機会があればCD化して欲しい所だ。
そして唯一CD化されていない『To the Max(気分はラ・イ・ト)』も是非!

さてこれは夏の目玉企画『サーファー・ソウル?アラウンド1980』シリーズの1つ。
他ラインナップも壮絶ですヮ。

7月23日発売予定
Alicia Meyers/Alicia
Atlantic Star/Brilliance
Bar-Kays/Propositions
Cameo/Knights Of A Sound Table
Cameo/Alligator Woman
Central Line/Central Line
Gwen Guthlie/Just For You
Junior/J.I.
Klique/It's Winning Time
Klique/Let's Wear It Out
Kool & The Gang/Celebrate
Kool & The Gang/Something Special
L.T.D./Love Magic
Yarbrough And Peoples/The Two Of Us

8月20日発売予定
Alton McClain&Destiny/It Must Be Love
Atlantic Star/Straight To The Point
Bell & James/Bell & James
Brothers Johnson/Blam!
Diana Ross/The Boss
Gloria Gaynor/Love Tracks
Hamilton Bohannon/Summertime Groove
One Way/One Way featuring Al Hudson
Peaches & Herb/Worth The Wait
Roy Ayers/No Stranger To Love
Rufus featuring Chaka Khan/Masterjam
Stephanie Mills/What'Cha Gonna Do With My Lovin'

何と1枚税込¥1600の破格値。でも全部限定盤。無くなったらあとはオークションで買うのみ(爆)。

勿論レコードで全部持っているけど、どれかは買わなければならないだろうなぁ?
金が.....(T_T)

Larry Braggs/Places

LarryBraggsPlaces.jpg
今年も行ってまいりましたTower Of Power来日公演。
相変わらず比類無き素晴らしいパフォーマンス。そして圧倒的なステージング。
何と言っても今年は結成40周年。25日の日曜日にはそれを記念してスペシャル・ライブが行われ、2時間半の壮絶なショウが展開された。私は用事で行けなかったのだが(泣)、音楽評論家、吉岡正晴氏のブログに詳しいレポートが書かれているので参照されたし。
さて現在の彼らだが、私は歴代最強だと思っている。
Emilio CastilloやStephen“Doc”Kupkaは言うに及ばず。RoccoやGaribaidiだって健在だ。そして他のメンバーもだって決して負けていない。職人技を披露するRoger Smith。変幻自在のプレイで硬軟を使い分ける、Mike BogartとAdolfo AcostaのTPコンビ。Tom E. Politzerだってスリリングなリード・プレイを連発し、客席を大いに沸かせている。
今でもChester ThompsonやLenny Pickett、Greg Adams信仰が残っているのは仕方がない所だが、冷静に見れば現在のメンバーだってそれに匹敵する凄腕が揃っているのだ。
(但しギターは最近加入したばかりなので、まだ個性を出し切っていないけど。)

そしてこの人。この人がいるから「歴代最強」と言えるのだ。
それがVoのLarry Braggs。
今やオリジナルの4人に次ぐ古参メンバー。ヴォーカリストでここまで長く在籍しているのは彼が初めてではないのかな?そしてその実力は圧倒的である。Rick Stevensのしなやかさとバランス感覚。Lenny Williamsの繊細さと優しさ。Hubert Tubbsの力強さと逞しさ。Ellis Hallの黒さと奥の深さ。Tom Bowesの洗練された都会感覚等々、歴代のヴォーカリストの良い部分が全てが彼1人に集約されているのだ。

さてあまり知られていないのだが、彼は2005年に1枚アルバムをリリースしている。
『Places』と題されたその作品。音作りこそややチープだが(低予算?)、それを十分に補う程の絶対的なヴォーカル・スキルが詰まりまくっているのだ。
まずオープニングの<Ride>でいきなり歌唱力全開。TOPの時よりも少し抑え気味だが、それでも確かな手応えを感じる。<For Cryin'Out Loud>はAl Greenの<Love And Happiness>を思わせる、70年代ソウル色濃いナンバー。勿論アルバム中のベストカットだ。
他にもフォーキー・ソウルとHip-Hopが交差したような<What You Tryin'To Say?>や、情熱タップリに歌い上げる<Help>。どこかで聴いたような歌詞を随所にコラージュした、小型TOPという印象の<Halftime>など、どの曲も必聴。
そして何とあの<Willing To Learn>をカヴァーしているのだ。印象的なホーン・フレーズがカットされたり、ピアノの弾き語り風に始まったりと、新しい試みが随所にあるものの、ヴォーカルが完璧なので決してオリジナルに負けていないのだ。考えてみれば最近のTOPライブもピアノのイントロから始まったりするので、こちらのヴァージョンを少し参考にしているのかな?
もう1曲Graham Central Stationの<Hair>をカヴァーしているが、これはご愛敬という事で(苦笑)。

プロデュース(&ギター)にJeff Tamelier。バックメンバーにはDavid Garibaldi(1曲のみ)やRoger Smith、Skip MesquiteやMic Gilletteの新旧TOPメンバーの名前も。

ネット販売のみなのであまり日本のHP/ブログではレビューされていないようなので、当ブログで存在を知った方は、是非購入してみては?

入手はこちらまで。
http://www.larrybraggs.com
http://www.strokeland.com
http://www.cdbaby.com
http://www.bumpcity.com

Michael Jackson/Thriller(25th Anniversary Edition)

thriller.jpg

Michael Jacksonの『Thriller』と言えば、全世界で最も売れたアルバム。40代前後で洋楽を聴いていた人間ならば、避けては通れない1枚である。また最近では収録曲が色々サンプリングに使われる事も多く、その関係で当時を知らない若い世代の需要も増えているとの事。そんな絶好のタイミングで、同作品の25周年記念盤がリリースされた。
注目はここでしか聴けない、当時制作の未発表曲。その一つである<For All Time>は、<Human Nature>を彷彿とさせる、なかなかの好トラック。何故当時採用されなかったのかは分からないが、こうして耳にする事が出来たのは嬉しい限りだ。参加メンバーはDavid Paich、Steve Porcaro、Steve Lukather、そしてJeff PorcaroのTOTO勢である。
もう1曲の<Got The Hots>は国内盤のみのボーナス・トラック。決して悪い曲ではないのだが、他の曲に比べるとインパクトに欠けており、やはりアルバムに収録しないで正解だったかも知れない。
あと<The Girl Is Mine><P.Y.T><Wanna Be Startin'Somethin'><Beat It><Billie Jean>の最新リミックスが入っているが、原曲を解体して新たな命を吹き込んだ<Wanna?>以外は、どれもボケナス・トラック(爆)である。
そして更にDVD付き。内容は<Billie Jean>のプロモPV及び、同曲のモータウン25周年記念ライブ時のパフォーマンス。<Beat It>のプロモPV。そしてやはりこれが無くては始まらないと言ってもいい、<Thriller>のPV。計4曲である。
やはりゾンビの大群がMichaelに合わせて、ビシっと踊りを決めまくるシーンは何度見ても圧巻だ。


通常盤(CDのみ)が無いので既にDVDをお持ちの方は高い買い物かも知れないが、初めてこのアルバムを買う人間にとっては、至れり尽くせりの内容だ。

ここ数年はベスト盤でお茶を濁している感があるので、ここで本格的な復活作をリリースして、また周囲を驚かせるような事をやって欲しいものである。

Peabo Bryson/Missing You

peabo(missing)

先日彼の名盤を紹介したのだが、何と新作も出ていたのね。退職してからこの辺の情報にすっかり疎くなってしまった事を認識。気をつけなければ。教えてくれてThanx怪鳥!

最近はクリスマス企画盤やベスト盤、他アーティストのゲスト参加等が続いていたので、記憶違いでなければ純粋な新作としては、99年の『Unconditional Love』以来ではなかろうか?
さて今回の新作はPeakより。Shanachie同じくメジャー契約を失った往年の名シンガーたちの受け皿的レーベルであり、スムース・ジャズを語るには無くてはならない存在でもある。だからと言って今回の作品がスムース・ジャズ風か?と言えば、決してそんな事はない。全曲ではないもののプロデューサーにはあのBarry Eastmondが迎えられ(1曲何とNorman Connorsの名も!)、ブラコン全盛期のあの頃の音を見事なまでに再現している。さすがにエレクトラ後期やCBS時代のように、豪華なストリングスやキーボード群に敷き詰められた、ゴージャス・サウンドとは無縁の世界ではあるが、不変のメロウ感は十分に伝わって来る。突出したトラックは無いものの全体のバランスが良く、幾度の鑑賞にも耐えうるしっかりとした作りで、雰囲気だけの薄っぺらいモノとは質の違いをまざまざと見せつけてくれる。

バックにはPaul Jackson JrやRicky Lawson、Bobby Lyle等に加えて、Boney JamesやNorman Brownも参加。大絶賛必至の復活盤だ。

Peabo Bryson/I Am Love

peaboiamlove

強烈な猛暑もようやく過ぎ去り、深まる秋を実感する最近。聴きたい音楽は人それぞれだけど、ワタシが無性に聴きたくなるのはブラコンのバラード系。
今回紹介するのは彼の通算6枚目(Duo作除く)で81年の丁度今頃にリリースされた。そして数ある彼の作品の中でもトップクラスの誇る内容である。
特に<I Am Love>、<Spirit Decision>、<There's No Guarantee>、<Let The Feeling Flow>の4曲のミディアム・バラードの出来は圧倒的で、その後の彼の快進撃の先鞭をつけたと言っても過言ではないであろう。
他にも歌い上げるスローの<Impossible>と<You>も心に染み渡る。そしてアップも素晴らしく、その中では軽いスウェイ・ビート仕立ての<Get Ready To Cry>が秀逸だ。名曲は多いものの全体を通すと少し曲の出来に差が出てしまう彼だが、その中でも一番凹凸が少ないまとまった逸品であると言えるだろう。

76年のデビューから着実なヒットと4枚のアルバムをリリースし、80年のNatalie ColeとのDuo作でようやく日本デビュー。その後はRoberta Flackとのライブや、81年初頭に『Turn Back The Hands Of Time』と出ているが、当該作でようやく日本のメーカーも本腰を上げて彼の売り出しにかかっていた。しかし本国ほどの成果を得られず、次にあたる82年の『Don't Play With Fire』は内容の良さに反してまたも日本未発売に終わる。彼の知名度がこちらに浸透するのは、再びRoberta Flackと組んだ『Born To Love』と大ヒット、<Tonight I Celebrate My Love(愛のセレブレーション)>まで待たなければならなかったのだ。

<Beauty And The Beast>や<A Whole New World>のイメージでどうしても軽く見られている感は否めないが、ここの収録曲はどれも重厚で聴き応えがあるものばかり。是非誤解を払拭する意味を込めて多くの方々に聴いて頂きたいものである。
でもこれ実は未CD化。中身が中級のレア盤のCD化ばかり目立っているブラコン界であるが、こういうモンスター級の名盤が置き去りにされている現状は何とも耐え難い。早急に何とかして欲しい限りだ。

The Floaters/Into The Future

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先週の『サンデーソングブック』はリクエスト特集。
毎度ながらリスナーの皆様の珍曲、奇曲に対する知識の凄さには驚かされる。私なんかまだまだ甘ちゃんですヮ。
その中で一番私のハートを射止めたのはThe Floatersの<Sweet Lady September>。
アコースティック・ギターを全体のアクセントに用い、抜群のメロディ・メイキング&アレンジを施した逸品。どこかIsley Brothersのメロウ・フローター系を彷彿とさせる所もある。

という訳で今回の紹介は収録アルバムである『Into The Future』。
彼らと言えば77年に全米2位を記録した大ヒット<Float On>が有名だが、78年の『Magic』は完全な二番煎じで今一つ。そこで79年の当該作で路線の変更が成された。プロデュースにフリーソウルでも有名なEugene McDanielsを迎え、スウィート路線に別れを告げ、ダンス・ナンバーをソリッドに研磨したのである。勿論今までもアップはあったが、ここまでの躍動感は感じられなかった。
でもやはり注目してしまうのはメロウ系。B面はそんなナンバーが目白押しだ。<Made Up My Mind>は美しいメロディを持ちながらも、決して甘きに流れないピリリとしたミディアム・バラード。そして<Sweet?>があり、続く<Nice To Have You Back>はアルバム中のベスト・カット。最高潮に心地よいミディアム・フロウは聴くほどに癖になってしまう程である。ちなみに82年には作者であるNolen And Crossleyが2ndの『Ambience』でセルフ・カヴァーしているが、こちらもNiteflyteやFinis Hendersonあたりのファンであれば卒倒しそうな出来映えだ。もし可能であれば二者の聴き比べをお薦めしたい所だ。
さて<Sweet?>は実はお恥ずかしい話なのだが、今まで聴いた記憶が全然無いのである。単なるBGMにしていたので頭に残っていなかったか、それとも聴くときに飛ばしていたか、いずれかであろう。今回ラジオでかからなければ、改めて針を落とす事は無かったかも知れない。
買ったらちゃんと聴かなくちゃね>自分。

The 3 Tenors Of Soul/All The Way From Philadelphia

3tenors

あのLuciano Pavarottiが亡くなったのに、何故か3 Tenorsの新譜がリリースされ、既に話題沸騰となっている。でも実はこれClassic界ではなくSoul界の話。その正体はRussell Thompkins,Jr(Stylistics) 、William Hart(Delfonics)、Ted Mills(Blue Magic)のファルセット3大巨匠による企画アルバム。グループ時代には現在も愛聴されるスタンダード・ヒットを数限りなく連発しているので、個人名は知らなくてもその歌声には触れている筈である。そんな彼らの要注目作。収録曲を見るとIsley Jasper Isleyの<Caravan Of Love>に始まり、Bee Geesの<Too Much Heaven(失われた愛の世界)>、Average White Band/Ned Dohenyの<A Love Of Your Own>やEW&Fの<(宇宙の)Fantasy>、Daryl Hall & John Oatesの<I Can't Go For That>やHarold Melvin & Bluenotesの<Where Are All My Friends>、Dionnne Warwick & Friendsの<That's What Friends Are For(愛のハーモニー)>などなど、あの頃の曲が目白押しである。しかもHall & Oates(I Can't?ではなく別の曲)やAWBとの共演(Alan GorrieとOnnie McIntyreは別の曲にも参加)。プロデュースがフィリーソウルの大御所Bobby Eliが担当するなど、とにかく贅沢極まりない内容となっているのだ。
でもコレ、素直に喜べるモノかと思いきや、実はそうでもない。持ち前のファルセットを轟かせているとは言え、やはり加齢から来る衰えはどうしても避けられない。女性と勘違いした程の全盛期の歌声を知っているだけに、これは実に辛い所だ。
あとやはり曲が問題。いくら凄いボーカリスト×3とは言え、原曲を超えるものは皆無だし、何よりも一昔前の安っぽいアレンジに興醒めしてしまう。
これが全て新曲で最新気鋭のプロダクションで制作されたら、さぞかしアグレッシブな内容になっていただろう(曲の善し悪しは度外視しても)。最近の若手プロデューサーだって相手が大御所ならば、絶対に“あの頃”を意識した音で作る筈である。それが現代感覚のR&Bのフィルターを通せば、幅広い世代に受け入れられる事は確実であろう。比較対象とも言えるLSGがあれだけ凄かったのは、常に現在の音楽への視点を怠らなかった事(まぁやや新世代ではあるが.....)。この姿勢が彼らにも欲しかったのである。これでは“U18”どころか“U35”ですら購入しないのでは?我々と若いソウル(R&B?)ファンとの格差は益々広がるばかりだ。
でもR40世代には嬉しい企画盤。やはりここはダウンロードなんかではなく、しっかり音盤で楽しみたい所である。

Jon Lucien Is Dead

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『Rashida』『Mind's Eye』の2大名盤で知られるブラジリアンR&Bアーティスト、Jon Lucienが18日に亡くなりました。

http://www.jonlucien.com/

実は彼の作品と出会ったのはDJで話題になるより少し早くて、91年の『Listen Love』の衝動買いが最初。勿論その時は70年代のキャリアの事は全く知らず、当時の池袋Waveで「ブラジリアン・テイスト漂うメロウな1枚」みたいなコメントで売られていたので、即座に購入しました。確かに当時のR&Bとは一線を画す内容でしたが、独特の声と楽園度の高い楽曲の数々はすぐに私の心を鷲掴みしました。
その後Free Soulにどっぷり浸かった時期に、DJ人気でアナログが高騰していた70年代の名盤『Rashida』『Mind's Eye』がCD化され、今はいずれも愛聴盤です。この2枚は某AORクラブ(全然某ぢゃないか...)の会報でも推薦記事を書いた事がありました。
あと未CD化ですが、<Dindi>や<Maiden Voyage>のカヴァーが秀逸な『Song For My Lady』や、Bill Withersの楽曲を中心としたSoul濃度の高い『Premonition』の2枚も結構好きでした。

ちょっと調べてみたのですが、かなり作品をリリースしていますね。

I Am Now(1970)
Rashida(1973)
Mind's Eye(1974)
Song For My Lady(1975)
Premonition(1976)
Romantico(1982)
Listen Love(1991)
Mother Nature Son(1994)
Endless Is Love(1997)
By Request(1999)
Precious Love(1999)
Man From Paradise(2002)
Live In NYC(2004)
A Time For Love(2005)

これを見て気付いた方が多いと思いますが、彼の作品って90年代に集中しているのです。これは80年代後半?90年代にかけてUKで起こった、レア・グルーヴ・ムーヴメントと決して無関係ではないと思います。あのGiles Peterson監修のコンピ『Jazz Juice』などのコンピに収録され、それらが大ヒットする事によって彼自身にもスポットが当たり、新しいファンのニーズもあって心機一転に活動を開始したのでしょうね。
さすがに全部は持っていないので(特に90年代以降)、この機会に買い揃えようかと思います。

合掌!

お買いもの

先日のセッションで人生の英気を養った(チトオーバー)ので、いつものお買い物も久々に入魂!
という事でいつものDUへ。

♪Paradise/World's Midnight
英国産メロウ・ソウル・バンドの82年作。レコードは高嶺の花だったので、嬉しいCD化。1発目のタイトル・ソングから抜群のメロウ・ファンク。他にも<Here And Now>や<Your Love>などなど、珠玉の名曲が立ち並ぶ。一時期ソロ・アーティストとしてアルバムをリリースしていたPaul Johnsonはここ出身。ちなみに83年の『Love Is The Answer』も名盤の誉れ高き1枚。こっちもCD化してくれい!

♪Rick Smith/We Should Be Lovers
特にネタという訳ではないのに、時々キッカケが分からぬCD化があったりするのだが(最近だとRichard Jon Smithとか)、これもそんな1枚。83年当時輸入盤店で見たことがあるような無いような.....。内容はLuther VandrossやKashifあたりの亜流の域を出ないながらも、かなり出来は良い。タイトル・ソングや<I Never Give Up On Love>、<We Belong In Love>などで聴かせるスッキリしたアップ・ナンバー。ストリングスが効果的なバラードの<Just Like In The Movies>、メロウ度満点の<Love Came Today>などなど、収録された楽曲はどれも高品質。でもこんなのCD化して、採算取る事出来るの???

♪Special Edition Band/At Last
USブラック・ディスク・ガイドの『究極のLPコレクション』コーナーに掲載された事で。認知度が一気に上がった激レア盤を恐れ多くもCD化。何と言っても1発目の<SEB>が壮絶!メチャ・アップながらメロウ度もふんだんに感じさせるベスト・カット。ちょいテンポを落とした<Feelings>や、ややイナタいメロウ・ナンバーの<Crying On The Inside><Yesterday's Dream>など、結構バランスの取れた作品。でも完成度は今イチかなぁ?
それにしても「グループなら誰でも気絶してしないそうなバラードがタップリ」ってガイドブックに書いてあったけど、それ程バラード中心ではありませぬ。しかもこの紹介文、何か読んでいて変な気がしまする(爆)。

♪Perfect Touch/Touching You.....
随分前に出ていたが、買い逃していた上に最近見なくなったので、思い切って購入。都会仕立ての音を聴かせるが、これまたどこかイナタい。アップはありきたりの音でそれ程耳に残らないが、ミディアム?バラードの出来はそこそこ良く、哀愁風味の<Won't You Come Home>や、美麗なストリングスが絡んだ<Merry Go Round>あたりがベスト・カット。しかしこの内容ならCDで十分!高いオリジナル・アナログ買わなくて良かった!!!

paradise2 rick.smith special.edition.band perfect.touch
♪Rainbow Team/Rainbow Team
♪Rainbow Team/A Song For You
♪Orlando Johnson And Trance/Turn The Music On
♪Flowchart/A Little Love A Little Wine

今まで買い逃していたイタロ・ディスコ系もそろそろ見なくなってきているので、思い切って購入。
しかし...どれも今イチ(泣)。
前者は初期ChicやChangeあたりの影響モロって感じ。これなら本家聴いた方がよっぽどマトモ。
Orlando?はLutherあたりのアイデアを拝借した感じで、出来は悪くないものの、何か一本芯がビシッと通っていないような内容。BGMで流しておくには最適だが、じっくり聴いてみようとは思わない。
カッティング・ギターが効果的なメロウ・ナンバーの、<On The Loosing Side>がベスト・カットかなぁ?
Flowchartは以前買ったBoxに1枚入っており、それがなかなかだったので今回も購入。
しかし...曲が思いっきりダブっておりました(T_T)。
一応<A Little Love A Little Wine>という曲がこちらにしか入っていない上、数曲ボーナスが入っているのだが、ヴァージョン違いやインストばかり。これはお買い損でしたヮ。
安く売るので誰か買いませんか?(切望)
rainbow.team1 rainbow.team2 orlando.johnson flowchart2

棚からひとつまみ



『Linda Tillery』
96年当時、フリーソウルに固執しまくっていた時期に出会った1枚。教科書『Suburban』に掲載されたのでかなり高騰していたが、数年後にネット上にて破格値($10くらいだったかな?)で出品されたので即購入。
発表されたのは77年。ウーマン・コミュニティに在籍していた為か、制作陣も演奏者も全て女性。Olivia Recordというレーベルも、恐らく同コミュ内の会社と察する。
そして内容。一応ソウル・ミュージックの範疇に入るのだが、ジャズやフォークの要素も入り交じったジャンル・ボーダーレスな音。そして全体的にゆったりとした優しい雰囲気を感じさせる。ファンクやダンス・ナンバーも収録されているが、癒しのオブラードで包まれているので、耳に棘が刺さるような事は無い。
<Womanly Way>はAnita Bakerの<Sweet Love>によく似たメロディ進行のミディアム・アップ。『Suburban』の推薦曲だが、真夜中のクラブで流したらみんな寝てしまうと思うのだが.....。<Freedom Time>も同誌掲載曲。アルバム中一番アグレッシヴなナンバーだが、あまりクラブ・プレイには適さない。
個人的には魅惑のメロディが堪能出来る<Heaven Is In Your Mind>がおススめ。
インスト・パートに比重が増した同曲を耳にして、気付いた点が一つ。
この女性演奏者の方々、かなりのテクニシャン揃いである。
今では考えられない事だが、当時は「女だけでバンドを組む」という事は、色眼鏡で見られていた風潮があったように感じられた。それだけにFannyやRunawaysあたりの健闘ぶりは、女性にバンド演奏の充実感、楽しさを伝えるのに重要な役割を担ったのではないのかな?

さてLinda Tilleryだが、何と9年後の85年に2ndがリリースされている。『Secrets』と題されたそのアルバムは、洗練度が飛躍的に向上した都会派サウンドが展開された好盤であったが、制作に男性が大幅関与した為か(?)、癒し度は大きく減退していく。

P.S.『Secrets』のみCDで入手可能だが、ここでしか購入出来ないようである。
http://cdbaby.com/cd/tillery

お買いもの

perfect circle rhythm machine gaston BB&Q4 billy griffin2006

先日久々にDUに行ったので、暴走購入とまではいかないが、それなりに買ってまいりやした。

♪The Perfect Circle
某中古/海外買い付け店はここから店の名前を取ったのかな?アナログは5桁でしか見た事がなかった、正真正銘のレア盤。内容はやはりJB'sやKool & The Gang等の亜流的な部分が多いが、もう少しイナタい感じかなぁ。まあこれで\2000くらいなら、いい買い物した方かな?ミディアム・バラードの<This Time Is Mine>。がベストカット。

♪Rhythm Machine
これもレア盤として知られている1枚。しかし内容的には何か焦点が定まらない感じ。良くもなく悪くもないと言った感じかな?ギターのカッティングが印象的な、ライトメロウ・ナンバーの<Put A Smile On Time>。ヤングソウル風の<Can't Do Without You>の出来はいい。

♪Gaston/My Queen
これはガイドブックに掲載された2ndの方が有名かな?78年作なので前2つよりはコンテンポラリー度高め。しかしインディー産故に、独特のイナタたさは払拭出来ず。でもこれも魅力の一つかなぁ?<Clap Song>がDJ人気らしいのだが、本当なの???

♪BB&Q Band/Genie
こちらはいきなり都会度大炸裂!大ヒット<On The Beat>で知られる彼らの4枚目。Jam & Lewisが絡んだS.O.S.Band的な音作りの仕掛け人は、BreakwaterのKay Williams。ダンクラ的な要素はすっかり滅却してしまったが、その分聴かせる楽曲多し。80年代中半?後半の打ち込み楽曲が許容範囲の方なら、間違いなくお薦め。

♪Billy Griffin/Like Water
最後は何と2006年新譜!試聴機に入っていたのを聴いて一発でKO!衰えぬ美声に徹底的なまでのスムース&メロディアス指向。80年代ブラコンの香りも随所で感じられる傑作。今回一番得した買い物でしたねぇ。レーベルは品質保証のExpansion。一時にこのレーベルに凝ったけど、ここ数年はご無沙汰。しかし相変わらず質の高い作品を出し続けておりますなぁ。

再発中心だった今回のお買いものだったけど、内容的には新譜が一番充実という意外な(?) 結果に。

お買いもの

itarianfunk2 itarianfunk1 spunk
ここ2?3週間の散財報告などを。ネットオークション、中古屋、Union等々.....

♪Itaro Album Collection 5CD 2W

一部で話題になっているイタロ・ディスコ系アルバム5枚組Boxを2種類購入。
私が買ったのはFirefly、Zinc、 Flowchart等が収録されたものと、Peter Jacque Band、Machoなどが収録されたもの。
オリジナルのアナログは結構高価のモノが多いので、¥5000前後で買えたのはラッキ?でした。
内容は.....CDで十分です。高値出していたら絶対に泣いておりました。
でもFlowchartは割と良かったかな?

♪Spunk/Tighten Up(CD)
レア盤として名高いFunk作が遂にCD化!
80年代らしいドライな音がぎょーさん詰まっております。
でも¥5000以上出す価値はナシ!CDで正解です。

♪I.N.D/Into New Dimensions(LP)
♪Jewel/Cut'N'Polished(LP)

その昔桜上水のWax Traxで見たのですが、何故か買わずにおりました。
今回ネット・オークションで比較的安値で入手。
両方ともCon Funk Shunあたりに通ずるBreeze感覚いっぱいのFunkで、かなりの好内容。
ミディアム・フロウもたんまり収録されています。今回の一番の収穫でした。

♪Linda Taylor/Taylor Made(LP)
♪Gangsters/Heat 1(LP)

ネット・オークションで同じ出品者から購入。
隠れた人気80's Dance<You And Me Just Started>を含むイタロ・ファンク作品。
Gonzalezのメンバーも参加しております。
でも内容はイマ2、イマ3です。<You?>の12inchで十分。
これ店によっては\12000くらいで売られておりますが、内容は\1200以下です(笑)。

後者はMontageからも再発盤が出ておりますが、オリジナルが安かったので即購入。
それに同じ出品者だと手数料が安く済むので(笑)。
でも内容.....可もなく不可でもなくって感じですかね?
見事に音が右耳→左耳へ抜けて行きます。脳に残りません(爆)。
Chicago Gangsters時代の方がいいかも。

ちなみにサービスでKano/Kanoが付いておりました。
いい出品者です(笑)。

♪Chi-Lites/The Fantastic(LP)

CD化になったのでLPは¥1500の安値。
Eugene Recordは絡んでいないけど、Light Mellow的にはかなりのスグレモノです。
フィリー・テイストもGood!

♪24th Street Band/same(LP)
♪Pieces Of A Dream/same(LP)

DJ用に購入。共に¥100。後者は国内盤オリジナル・ジャケです。

♪Manhattanns/same(LP)
♪???????? 〃  /It Feels So Good(LP)

実は持っていませんでした(汗)。今回買ったのは当時廉価盤のみで出たジャケ違い。

♪四人囃子/Golden Picnics(LP)

何と帯付きで¥800!即買いでした。
でも安かった理由が判明。
盤の溝に相当数のゴミが入り込んでおり、物凄いノイズにまみれておりました。
ここで魔法の液体の出番!ノイズ90%カットで見事に復活しました。 (^-^)/
いい買い物したなぁ(笑)。

他にBreakwater/s.t(LP)なんかも比較的安値で購入。
昔買ったボロ盤にオサラバです。

久々に暴走購入の虫が疼きつつあるかなぁ(汗)。

オゾンと言えば彼らです!知らざぁ、買って聴きましょう!

ozone1  ozone2 ozone3  

 オゾンと言えば、今は必殺空耳ソング<恋のマイアヒ>で有名だが、はっきり言ってあの曲、私の耳には鋭い爪でガラスを引っ掻く音と大して変わらない。最近ではどこのCD屋行ってもあの曲が流れるし、TVを付けると猫プロモばかり。私のような嫌いな人間もいるんだから、何とかして欲しいものですなぁ。

 そしてオゾン。この名前で思い出すのは例の1発屋(多分)の事ではなく、80年代のFunkバンド(つまり同名異グループ)。5枚のアルバムをモータウンに残した彼らの事である。

 詳しいデーターは分からないので説得力が無くて申し訳ないのだが、確かモータウンのセッション・マンが集まったバンドだと思う。

 デビュー作は『Walk On』。内容はインストという事なので所持はしていない。彼らの本気は81年の2nd『Jump On It』から。アップ、ミディアム、バラードと、全てが抜群の出来栄え。特にA面1?3曲目の流れが凄まじい。タイトル・ソングはソリッドなファンク。続く<Come On In>も同じアップ曲ながら、メロウなブリージン・ムードを隠し味に使った秀逸トラック。そして<Your Love Stays On My Mind>は美しいメロディを聴かせるミディアム・フロウ。何度耳にしても圧巻である。他にもポップ仕立ての<Mighty-Mighty>(勿論EW&Fとは同名異曲。そしてDaytonの<Cutie Pie>と相性抜群!)。これまたメロウな<My Fantasy>等々、とにかく曲の粒が揃いまくりである。一部ガイド・ブックに掲載されたが、それも納得の逸品だ。

 同年冬には3rd『Send It』を発表。そしてTeena Marieが半数の曲でプロデュースをしている。案の定Funk濃度が濃くなり、同時期にチャートの常連であったCameoやCon Funk Shunに近くなっている。ミディアム・フロウは減ってしまったが、その分アップとメロウの区分けがすっきりとしており、全体的にまとまった印象を受ける。推薦曲はタイトル・ソング。極上の雰囲気を醸し出すメロウな一品だ。

 翌82年には4thの『Li'l Suzy』。前作の延長線上にありながら随所で新しい試みも。その代表格がタイトル・ソング。ファズの利いたハードなギターを効果的に用いた、ちょっとロック仕立ての異色なナンバー。ちょっとFoxyの<Hot Number>にも似ているかな?

 そして最終作の『Glasses』だが、何と持っていない!(大汗)。所持はしていた筈。数年前に失敗作を大量処分した事があるので、多分その中に入っていたのかも知れない。80年代テクノロジーが前面に出た内容で落胆した記憶があるが.....今度買い直して聴き直してみよう。

 以上でアルバム・レビューは終わり。<マイアヒ>なんぞ足下にも及ばない彼らの重厚なサウンドを、是非多くの方々に楽しんで頂きたい。

Luther Vandrossへの熱き想い1

?

本当は一週間前にアップして当然だったんですが、
何故か色々要因が重なり、今頃のアップになってしまいました。

Luther Vandross、7月2日、永眠。

一時期回復したとか、退院したとか、色々と良い噂があってホッとしていたのも束の間、
まさかの急転直下で亡くなるなんて.....今でもまだ信じられませんし、信じたくありません!
Ray Charlesの時も大いに騒がれました。
しかしこんな事を書いたら不謹慎だと叱られてしまうかも知れませんが、
Rayにリアル・タイムでは接したのは<いとしのエリー>(汗)。
しかもアルバムを追っていた訳ではなかったので、生前にして「伝説の人」の感は否めませんでした。
しかしLutherの場合はソウル/ブラコンに目覚めた時期に多くの名曲、名盤を連発し、私(だけではないと思いますが)のブラコン熱とともに歩んできたアーティスト。
本当にかけがえのない存在だったのです。

彼との出会いはFENのドン・トレーシー。つまりソウル番組でした。
ベース一発の後インパクトのあるストリングス。
そして独特のお声。そう、この歌声が重要ですよね。
2?3秒歌っただけで彼だと分かってしまうインパクト。
ブラコン全盛期は強い個性を持つ実力者が多かったですよね?
Stevie WonderやMarvin Gayeは言うに及ばず、Jeffrey Osbourne、Howard Hewett、Peabo Bryson、Alexander O'Neal、Freddie Jackson、James Ingram等々。
そんな中でLutherは問答無用にトップ・クラスでした。
今のR&Bシンガーで、2?3秒聴いただけでその人だと分かる個性を持つ人間は、
果たしてどれだけ存在するのやら.....。

今週はずっとLuther漬けです。
オリジナルは勿論、彼のヴォーカル参加ものをあれこれ聴いております。
そんなアルバム、楽曲についての思い入れは後日。

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