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ネットラジオ Round327

本業大多忙のため今回は曲だけのアップになってしまいました。
時間がある時にゆっくり曲解説したいと思います。
いつもの「棚からわしづかみ」ですが、全体的にソウル/ブラコン的な雰囲気になっております。

01. Rupert Holmes / Philly 『Rupert Holmes』(1980)
02. Sweet Comfort Band / Take It-Save It 『Hold On Tight』(1979)
03. Gerard / Fools Like Me 『Gerard』(1976)
04. Billy Ocean / Whatever Turns You On 『Nights(Feel Like Getting Down)』(1981)
05. First Circle / Can't Find A Love 『Boys Night Out』(1987)
06. Bill Meyers / Sky 『All Things In Time』(1996)
07. The JB's / Alone Again(Naturally)『Hustle With Speed』(1975)
08. Jermaine Jackson / You're Supposed To Keep Your Love For Me 『Let's Get Serious』(1980)
09. Robbie Dupree / It's A Feeling 『Robbie Dupree』(1980)
10. Ndugu & The Chocolate Jam Co. / Take Some Time 『Do I Make You Feel Better ?』(1979)
11. Phyllis Hyman / Why Did You Turn Me On 『Goddess Of Love』(1983)
12. Steve Turner / I'm Afraid The Masquerade Is Over『Harbor Place』(1983)

ネットラジオの聴き方

http://www.live365.com/stations/breeze_aor

ここにアクセスすると左横に「Live365」と書いてあるプレイヤーが出て来ます。
(ジャケットが表示される事もあります)
そこの左中央にある再生ボタンをクリックすると再生が始まります。

もしかするとログインを則すウィンドウが出て来るかも知れません
その時はメールアドレスとパスワードを入力して会員登録(もちろん無料!)をして下さい。
その後は再生ボタンをクリックすると聴けるようになります。


オンエアー中の曲は↓から見ることができます。
http://www.live365.com/pls/front?handler=playlist&cmd=view&handle=breeze_aor

全ての選曲は↓まで。
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ちなみに、ネットラジオは2〜3時間おきにプレイリストが再生されます。


ネットラジオ Round324

3月11日14時46分にこの選曲をネットラジオにアップしました。

忘れる事の出来ない1年前の出来事.....
現在も避難生活をされている多くの皆様にお見舞い申し上げます。
そして普通に生活を送ることができる私たちは、
その有り難みをしっかり認識しなければならないと思います。

今回の選曲は1年前の震災後にも行った「静かな棚からわしづかみ」。
その時は色々な理由でお聴きになれなかった方もいらっしゃると思います。
そんな皆様が今回これを聴いて、ひとときの心の安らぎを感じて頂ければ幸いです。


01. Peter Allen / Simon 『Bi-Coastal』(1980)
彼の代表作として。そしてDavid Fosterのプロデュース作の中でも屈指の出来とされているのが当該作。躍動感溢れる楽曲が多い中、フェンダーローズとシンセのみで歌われるこの曲は一番地味ですが、美しきメロディの調べとシンプルなアレンジが、曲の魅力を最大限に引き出してくれます。

02. Bertie Higgins / Candle Dancer 『Just Another Day In Paradise』(1982)
アメリカでは<Key Largo>。そして日本では<Casabrabca>(哀愁のカサブランカ)の大ヒットで知られている彼。この曲はその2曲に挟まれる形で収録されておりました。シングル・カットこそされておりませんが、そのポップで切ないメロディ・ラインは、収録曲の中でもひときわ光っております。アルバムの中で一番AOR的な楽曲と言えるでしょう。

03. Alice Cooper / You And Me 『Lace And Whisky』(1977)
1975年から洋楽を聴き始めたワタクシ。初めて彼を知ったのは<I Never Cry(俺は泣かない)>。そして初めて買ったのがこの曲のシングル盤でした。両方ともバラードでしたので当時は彼の事を、Barry Manilowのようなバラード・シンガーだと本気で思っていたものでした。その後彼本来の姿を知った時には静寂しかありませんでした(^^;;;)。ショック・ロックの先駆者とは思えない程、物悲しいメロディの旋律に胸キュンです。

04. The Manhattan Transfer / Smile Again 『Mecca For Moderns』(1981)
Jay Graydonプロデュース2作目にして彼ら最大のヒット作より。このアルバムはA面がコンテンポラリー・サイド。B面がジャズ・サイドとなっており、当時はA面しか聴きませんでした(^^;)。そこのラスト(5曲目)に収められていたのがこの曲。Key/Synは勿論David Foster。Airplayファン悶絶のナンバーであります。

05. Roger Nichols & The Small Circle Of Friends / I Can See Only You 『The Complete Roger Nichols & The Small Circle Of Friends』(1968)
無人島に持って行きたいアルバムの1つに入れたい1枚。美しい楽曲が所狭しと立ち並んでおりますが、その中でも一番繰り返し聴いたのがこのナンバー。蛇足ながらあのSwing Out Sisterが2004年の『Where Our Love Grows』でこの曲をサンプリングして、<When The Laughter Is Over>という曲を完成させております。

06. Patti Austin / Any Way You Can 『Patti Austin』(1984)
ダンス・クラシック<Do You Love Me?>とアルバム『Every Home Should Have Fun(デイライトの香り)』で、一気に人気者となった彼女。このアルバムはプロデュースにQuincy Jonesを始めNarada Michael Walden等を迎えた意欲作。アルバム全体の統一感は皆無に等しいですが、曲自体がキャッチーなのでどれも聴き応えがあります。中でもDavid Packが担当した2曲は実に秀逸。そのうちの1曲を今回セレクトしました。

07. Andy Gibb / Melody『Shadow Dancing』(1978)
ヒット曲以外はやや半端な作りだった1stとは打って変わり、この2ndではアルバム全体を完成度の高い楽曲で統一。AOR作としても合格点が付けられる内容となりました。大ヒットしたタイトル・ソングで語られがちですが、ディスコ的な楽曲は極少。特に狂おしいまでの美しいメロディを持つこの曲の出来は圧巻の一言です。

08. Bee Gees / Baby As You Turn Away 『Main Course』(1975)
そして兄達にもご登場して頂きましょう。このアルバムで彼らはDiscoに魂を売ったと言われておりますが、実際はその手のナンバーはヒットした<Jive Talkin'>を始めごく僅か。あとは彼らの十八番と言える極上のメロディアス・ナンバーで占められております。この曲はラストに収められており、最も美しいメロディを持つ逸品。アルバム中ベストカットと言えるでしょう。

09. Jonathan Butler / Take Good Care Of Me 『Jonathan Butler』(1987)
現在もバリバリ活躍中のシンガー/ギタリスト。彼が初めてブレイクしたのは2nd『Jonathan Butler(ラブソングス)』から。アルバムは何と2枚組でした(CDでは1枚)。日本の某シンガーもパクった<Lies>が有名ですが、ベストカットは何と言ってもこの曲。どこかFreddie Jacksonを彷彿とさせるのはメロディ・ラインもさることながら、プロデュースを務めたBarry J Eastmondの力量による所が大きいと思われます。

10. Michael Franks / How The Garden Grows 『Passionfruits』(1983)
プロデュースにRob Moungyを迎え、よりコンテンポラリーな作りを目指した3部作の一番目。80年代ならではのデジタルな音作りの楽曲が大半を占めておりますが、彼独特の個性が不変なのでどの曲も安心して聴けます。その中でも<Rainy Night In Tokyo>と並ぶバラードの名曲がコレ。どこか70年代歌謡曲的な物悲しげなメロディ・ラインが、たまらない哀愁感を醸し出してくれます。

11. Olivia Newton John / Shaking You 『Two Of A Kind - Sound Track』(1983)
David Fosterが全体のプロデュースを手がけ、<Twist Of Fate>の大ヒットを生んだサントラより。この曲はFosterのソロアルバム『The Best Of Me』にインストが収録されており、そこにヴォーカルを乗せたのがこのヴァージョンです。ちなみにアルバム自体もAORファン悶絶の内容で、Boz Scaggsの<The Perfect One>やJourneyの<Ask The Lonely>は、ファンの間でも特に人気の高いナンバーであります。

12. Bob Seger & The Silver Bullet Band / The Famous Final Scene 『Stranger In Town』(1978)
ヒットの規模こそ次作の『Against The Wind(奔馬の如く)』に譲りますが、内容的にはこの作品が一番!AORとしても聴ける<Still The Same><Till It Shines>。後にKenny Rogers & Sheena Eastonのカヴァーが大ヒットを記録する<We've Got Tonight>のオリジナルも収録されております。この曲はアルバムの最後を飾った美しさこの上ないバラード。邦題<大いなる終幕>の通り、今回の選曲のクロージングとさせて頂きます。

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ネットラジオ Round321

ネットラジオ更新。
こちらもブログに書くのは久々です。

今回は追悼Whitney Houston特集。

Live365の制約により同じアーティストの曲は2曲しかかけられないのですが、
今回ソロ名義以上にデュエット曲を優先的に選曲したので、
8曲セレクトする事に成功しました。
他は彼女がカヴァーした曲のオリジナルで固めてみました。

01. Whitney Houston / Thinking About You 『Whitney Houston』(1985)
前回のブログに書きましたが、彼女の全ての楽曲の中で私がフェイバリットとするナンバーです。
80年代初頭〜中半にかけて、その独特のスタイルで多くのブラコン・ファンを虜にしたKashif。ここではその彼の手腕が遺憾なく発揮されています。最高のサウンド・メイキングに最強のヴォーカル。これぞミラクルな組み合わせと言っても過言ではありません。

02. The Isley Brothers / For The Love Of You 『The Heat Is On』(1975)
Whitneyは87年の2ndでカヴァーしております。実は最初に聴いたのは彼女のヴァージョンが最初で、オリジナルを知ったのはずっと後になってから。彼女が歌わなければこの曲への思い入れも半減したかな?彼らのヴァージョンはソウルチャートで10位。ポップチャートで22位を記録するヒットとなりました。

03. Stevie Wonder & Whitney Houston / We Didn't Know 『I'm Your Baby Tonight』(1990)
先日の葬儀でも感動的な歌を聴かせてくれたStevie。Whitneyとのデュエットはこの3rdアルバムで実現しております。『Characters』あたりに収録されてもおかしくない、Stevie節100兆%のメロディ・ライン。彼のフル・プロデュースでWhitneyのアルバムが制作されたら絶対に素晴らしい内容だと思いますが、今となっては叶わぬ夢...

04. Marilyn McCoo & Billy Davis Jr / Saving All My Love For You 『Marilyn And Billy』(1978)
今回特集の性格上レアな曲は無いのですが、その中でコレはチョット珍しい部類に入るかな?「星空のふたり(You Don't Have To Be A Star)」の全米No1ヒットで知られる元Fifth Dimentionの夫婦デュオ。3枚目のアルバムより。Whitneyには劣るものの、こちらも情感の込もった歌唱が大きな聴き所です。

05. Dionne Warwick & Whitney Houston / Love Will Find A Way 『Friends Can Be Lovers』(1993)
DionneはWhitneyの叔母。という事で実現(?)したデュエット。収録アルバムにはあのLisa Stansfieldのプロデュース曲も入っていたりします。ちなみにこの曲の作者。実はDionneの息子だったりします。

06. George Benson / The Greatest Love Of All 『The George Benson Collection』(1981)
77年にR&Bチャート2位。ポップチャート24位を記録した彼の代表曲。Whitneyのヴァージョンが全米No1になったので影が薄くなってしまいましたが、この曲に関しては私はオリジナル至上主義。やはり中坊時代の思い出が詰まっておりますからね。ちなみにこの曲はBensonのオリジナルには収録されておらず、Muhammad Aliの伝記映画「Muhammad Ali“The Greatest”」のサントラに収録されております。更にここに入っている<Ali Bombaye>という曲は、後に<Inoki Bombaye>に変身.....(^^;)

07. Jermaine Jackson & Whitney Houston / If You Say My Eyes Are Beautiful『Precious Moments』(1986)
Whitneyの名を初めて意識したのが、Jermaineの『Jermaine Jackson(ダイナマイト)』に収録されていた<Take Good Care Of My Heart>。そして彼女の1stに収録された2曲目のデュエット<Nobody Loves Me Like You Do>。この曲は3度目の顔合わせとなります。彼女とJermaineとの相性は非常に良く、共演こそありませんが1st収録の<Someone For Me>も素晴らしい曲でした。その後のアルバムでは時流に乗って今風R&Bの曲が主体となりますが、Jermaineとのコラボレイションはずっと続けて欲しかったです。

08. Dolly Parton / I Will Always Love You 『Jolene』(1974)
今やWhitneyの代表曲と言えばコレになるのでしょう。元々はカントリー・ナンバー。このオリジナル・ヴァージョンはヒットしておりませんが、82年に再レコーディングされカントリー・チャートでNo1に輝きました。Whitneyのヴァージョンは恐らくそちらを元にしたと思われますが、長閑なカントリー・バラード仕立てのオリジナルも味わいがあって良いものですね。

09. Teddy Pendergrass & Whitney Houston / Hold Me 『Love Language』(1984)
Jermaine Jacksonに続いてレコーディングに参加したのは何とTeddy Pendergrassの交通事故からの復帰作。ここでの堂々とした歌いっぷりは全てのブラコン・ファンを虜にしました。当時のファンはこの曲で彼女の名前を覚えたのでは?その後彼女の1stにも収められましたが、ちょっと浮いている気がしたのは私だけですかね?

10. Whitney Houston & Cissy Houston / I Know Him So Well 『Whitney』(1987)
何と母親とのデュエット。大名盤『Whitney』のエンディングを飾るこの曲はとにかくメロディの出来が白眉。歌も優しさに包まれていて、まるで母娘の日常の語り合いをそのまま歌にしたような感じです。Cissyの歌はさすがに説得力抜群。この母にしてこの娘ありですね。

11. Paul Jabara & Friends featuring Whitney Houston / Eternal Love 『Paul Jabara And Friends』(1983)
これが彼女初のソロ・レコーディング曲。The Weather Girlsが歌う<It's Raining Man>で有名なアルバムですが、1曲だけWhitneyが歌っております。やや地味ですがメロディも歌唱も素晴らしい出来です。コーラスは何とPatti AustinとDeniece Williams。ちなみにこのアルバムで2曲ヴォーカルをとっているLeata Gallowayも要注目。88年の1stは当時聴き倒しました。

12. Whitney Houston / Just The Lonely Talking Again 『Whiney』(1987)
そしてMy Favorite Songで締めくくらせて頂きます。オリジナルはManhattansが83年に発表した『Forever By Your Side』に収録。このネットラジオでもかけた事があります。実は彼女がこの曲を取り上げるまで完全に素通り。聞き流す程度だったのです。87年以降はカヴァー、オリジナル両方とも私の中で特別な存在となりました。

ネットラジオの聴き方

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Whitney Houstonよ永遠に

実に約2年ぶりのブログ更新です。
本業がとにかく多忙で他にも色々あり、ネットラジオは更新しているもののブログは完全に放置状態でした。
今回どうしても書かずにはいられない出来事があり、このたび復活しました。
今後月1くらいは更新したいと思います。

で、話題はやはりWhitney Houston急逝。
詳しい事実はこちらに書かれている通りですが、これに加えて処方箋の薬をアルコールで飲んだとか、色々な情報が飛び交っております。
何とも悲しい最後です。

さて彼女が残した輝かしい実績。ここで敢えて語る程ではないと思います。
今回はWhitney初体験を中心に書きたいと思います。

最初に耳にしたのはこのアルバム。
220px-Paul_Jabara__Friends.jpg

箪笥体型×2のWeather Girlsが一大ブームを巻き起こした事でも有名ですが、実は1曲だけWhitneyが歌っているのです。
その<Eternal Love>はブレイク後の輝かしいバラードに比べると地味ですが、独特の歌いまわしは既に完成の域に達しておりましたね。
でも実は彼女の名前、全然覚えておりませんでした。

そして84年。
Jermaine JacksonのArista移籍第1弾アルバム『Jermaine Jackson』は、弟Michaelとのデュエットも入ったパワフルなアルバムでしたが、ここに収録された<Take Good Care Of My Heart>はアルバム中のベスト・トラックと言うべき逸品。ここでデュエットしていたのがWhitneyでした。
そして同時期に発表されたTeddy Pendergrassの復活作『Love Language』。
ここでも<Hold Me>という素晴らしいデュエットを披露。Whitneyの名は完全に私の脳裏に焼きつきました。

1stは確か85年の2月か3月に出たと思います。
当時レンタル・レコードでアルバイトをしていた私。洋楽は国内盤に加えて輸入盤もちょこちょこ仕入れていたのですが、このアルバムはその中の1枚にありました。
ブラコン系を借りるお得意さんがいらしたのですが、その彼に「これってどんな感じですか?」と質問されたのです。
「そうですね...女性版Peabo BrysonかJeffrey Osborneみたいなものですかね?」と答えた私。
後にスーパースター街道を爆走する彼女に対してこんな煮え切らないお薦めしか出来なかったのは今から考えれば恥ずかしい限りなのですが、その時はまだ<You Give Good Love>がR&Bチャートの下位に初登場したタイミングでしたからね。

そして革命的超特大ブレイク...
87年の2nd『Whitney』も聴き倒しました。

好きな曲は<Thinking About You>(1st収録)。
R&Bチャートでベスト10に入ったくらいでポップ・チャートで大ヒットはしておりませんが、
Kashifお得意のスマート・ビートが実に洒落たダンス・ナンバー。
Evelyn Kingの<Love Come Down>を彷彿とさせますが、やはりWhitneyの圧倒的歌唱力もあり、こちらの方に軍配が上がります。

そして<Just the Lonely Talking Again>(2nd収録)。
元々はManhattansの83年の『Forever By Your Side』に入っていたナンバーでしたが、彼女の説得力のある歌声のおかげで、オリジナルと甲乙付け難い出来となっております。
歌い上げ系のバラードも良いのですが、抑え気味にしっとり歌う彼女は一味違う魅力に溢れておりましたね。

でも90年の3rd『I'm Your Baby Tonight』は楽曲の出来不出来の落差が激しく、それがキッカケで急速に彼女への熱が冷めてしまいました。
やはり最初の2枚がネ申すぎたか?
そして『Bodyguard』...確かにDavid Fosterの完璧なプロダクションは凄かったけど、
彼女を初めて知った84年以上のときめきは復活には至りませんでした。

その後Bobby Brownと結婚など色々ありましたが、人気は下り坂。
そしてお約束のドラッグ、アルコール.....
周囲が羨むほどの有り余る才能を自ら潰してしまう結果になったのは何とも不憫です。
やはり彼女もMichael同様に人間的に弱く不器用で、そして優しすぎたのかも知れませんね。

2010年の来日公演は惨憺たる内容という話でしたが、こんな事になるなら行くべきでしたね。

R.I.P.....


ネットラジオ Round225

今回も曲だけのアップになってしまいました。
前回の分を含め、解説はいつになる事やら...
選曲は相変わらず。Soul And R&BにFusionを絡めてみました。

01. Lonnie Liston Smith / Once Again Love 『Silhouettes』(1984)
02. Marlena Shaw / Look At Me, Look At You (We're Flying) 『Sweet Beginnings』(1977)
03. Carl Anderson / Buttercup 『Absense Without Love』(1982)
04. Bebe And Cece Winans / Worth The While 『Lord Lift Us Up』(1984)
05. Deco / Delicious 『Fresh Idea』(1983)
06. Herbie Hancock / Making Love 『Monster』(1980)
07. Peter Herbolzheimer / Butterfly 『Hip Walk』(1976)
08. Michael Henderson / Let Me Love You 『Goin'Places』(1977)
09. Dianne Reeves / Chan's Song(Never Said) 『Dianne Reeves』(1987)
10. Fruitscake / In The Right Direction 『Fruitscake』(1983)
11. Melissa Manchester / We Had This Time 『Don't Cry Out Loud(Expand)』(1978)
12. The Gap Band / Nothin'Comes To Sleepers 『The Gap Band III』(1980)

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その1:LIVE 365で簡単な会員登録して聴く方法

http://www.live365.com/stations/breeze_aor

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その2:iTunesかReal Playerを使用して聴く方法

http://www.geocities.jp/breeze_aor/play.pls
↑のURLをコピーして

●iTunesの場合
詳細→ストリームを開く→URLをペーストしてOK

●Real Playerの場合
ファイル→開く→ボックスにURLをペースト→OK


その2の方が手っ取り早いと思いますが
会員登録して聴くとそれぞれの曲に☆で評価ができますよん!

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ネットラジオ Round222

お知らせです。
本業が壮絶に多忙のため曲解説がタイムリーに進まず、ようやくアップした時には次の選曲が迫っているという状態が続いているので、今後は先に曲目だけアップして解説が完成した時には、HPのMellow Floater.comの更新情報(NEW)でお知らせする事にしました。
選曲は相変わらずのSoul And R&B中心。
今回はブルーアイド・ソウル系のアーティストや、ちょっと異色の組み合わせモノなどを入れてみました。

01. Tierra / Givin'Up On Love 『City Nights』(1980)
02. Mtume / Love Lock 『Kiss This World Goodbye』(1978)
03. Daryl Hall / Stop Loving Me,Stop Loving You 『Soul Alone』(1993)
04. Sergio Mendes featuring John Legend / Please Baby Don't 『Timeless』(2006)
05. Swing Out Sister / Where Our Love Grows 『Where Our Love Grows』(2004)
06. Sylvers / Now I Want You 『Something Special』(1976)
07. Gloria Gaynor / You Can Exit 『Love Tracks』(1978)
08. Puzzle / Lady 『Puzzle』(1973)
09. Angela Bofill / In Your Loves Eyes 『Intuition』(1988)
10. Heatwave / This Night We Fell 『Hot Property』(1979)
11. Jeffrey Osborne / Forever Mine 『Stay With Me Tonight』(1983)
12. George Duke / You(Are The Light) 『Guardian Of The Light』(1983)

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その1:LIVE 365で簡単な会員登録して聴く方法

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その2:iTunesかReal Playerを使用して聴く方法

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●iTunesの場合
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●Real Playerの場合
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ネットラジオ Round219

前回同様Soul/Black Contemporary中心です。
しばらくはこの辺の路線が続きそう.....

01. Michael Jackson / We're Almost There 『Forever Michael』(1975)
Jackson5時代の子供声から変声期を過ぎ、いよいよ魅惑のマイケルヴォイス生誕!この曲は後の大ヒット曲群に比べると語られる機会は少ないですが、込み上げ系のメロディが実に印象的な隠れた名曲です。彼自身の歌唱による<I Wanna Be Where You Are>を彷彿とさせる部分も多いです。R&Bチャートで7位、総合チャートで54位を記録したスマッシュ・ヒットでもあります。

02. G.C.Cameron / You're What's Missing In My Life 『You're What's Missing In My Life』(1977)
元Spinnersのリード・ヴォーカリスト。彼がヴォーカルを担当した<It's A Shame>はR&Bチャートで4位、総合チャートで14位のヒットとなりました。グループはその後Atlanticに移籍しますが、彼はソロとしてMotownに残り3枚のアルバムを発表。その中では1stの『Love Songs & Other Tragedies』が名盤として知られております。
この曲はソロ3作目のタイトル・ソング。R&Bチャートで最高24位を記録しております。
ちなみに彼は一時期あのTemptationsにも在籍しておりました。

03. Stanley Clarke with Howard Hewett / Heaven Sent You 『Time Exposure』(1984)
数多くのアルバムを発表しJazzを基調に様々なジャンルの音楽へのアプローチを行っていた彼。このアルバムはロック色を大幅に強めつつ打ち込みを多用し、当時全盛だったBritish Invasionあたりも視野に入れたアグレッシブな意欲作ですが、一曲だけブラコン・テイストのナンバーが!歌うのはHoward Hewett(当時はShalamarに在籍)。圧倒的な説得力は心に染み渡ります。

04. D.C.LaRue / Do You Want The Real Thing 『Thank God It's Friday』(1978)
意外なアルバムから意外な曲を。これは『Saturday Night Fever』の大ヒットを受けて制作された二番煎じ映画。だがDonna Summerの<Last Dance>や、<Romeo And Juliette>のヒットで知られるAlec R. Costandinosが手がけたディスコ・プロジェクト、Love And Kissesによるタイトル・ソングもスマッシュヒットを記録しました。
これはチョット怪しい雰囲気を持つ曲ですが、一度耳にしたら脳裏から離れない魅力を持っています。
ちなみに彼はディスコ屋で、76年には<Cathedrals>という曲がヒットしています。

05. The Commodores / Girl, I Think the World About You 『Hot On The Tracks』(1976)
70年代後半から80年代初頭は正に彼らの時代。ここでは書き切れない程のヒットを連発。特にLionel Richieの書いたバラードはグループの代名詞になりました。
これは通算4作目。あのMuroのMix Tapeに収録された事がキッカケとなりDJ周辺で人気曲に。このような安値レコードもひょんな事から再評価の対象となった典型的な例です。ちなみに私はアルバムを数年前から所持していたにも関わらず、この曲はBGM程度に聴き流していただけでした。(汗汗)

06. The Temptations / Aiming At Your Heart 『The Temptations』(1981)
数限りなくアルバムやヒット曲を残している彼ら。この作品は『Power』でMotownに復帰後の2作目。プロデュースは何とThom Bellが担当しております。そのため全体的に往年のPhiladelphia Soulの香りが漂っており、目隠しして聴いたら誰もTemptationsとは気付かないと思います。この曲はアルバム中のベスト・カット。R&Bチャート、総合チャートでそれぞれ36位、67位を記録しております。

07. Jermaine Jackson / You Like Me Don't You 『Jermaine』(1980)
『Let's Get Serious』に於けるStevie Wonderとの邂逅は彼自身の才能を大きく開花させ、それはその後のセルフ・プロデュース作に大いに生かされております。同年末に発表された当該作にはStevie的な要素に独自性を溶け込ませた、非常に完成度の高い楽曲が立ち並んでおります。特にこの曲はトロピカルな雰囲気に絶品のメロディを絡ませた最高のナンバー。R&Bチャート、総合チャートでそれぞれ13位、50位を記録しております。

08. Jerry Butler / Thank You Early Bird 『Love's On The Menu 』(1976)
かつてはImpressionsに籍を置き、あのCurtis Mayfieldとヴォーカルを分け合った彼。その後はシカゴ・ソウルの立役者として活躍。Philadelphia Internationalにも在籍していたのでその範疇で語られる事もあります。このアルバムはMotown移籍第1弾。作者はLeon Ware。独特のアーヴァン・マジックが冴え渡ります。実はJerryのオリジナル・アルバムは未所持(をいをい)。この曲は『Leon Ware And Friends』という、Leonの曲を集めたコンピからセレクトしました。

09. Kool & The Gang / Wild Is Love 『Good Times』(1974)
Jazzを基調としつつJB/JB'sからのインフルエンスを取り入れたサウンド・アプローチを魅せていた初期K&G。ポップなR&Bにシフトしたのは72年の『Music Is The Message』から。その次作にあたる当該作では以前セレクトした<I Remember John Coltrane>に代表されるような、メロウな感覚を帯び始めております。その路線が最高の形で結実したナンバーがこれ。輝くようなメロディ・ライン。幻想的なストリングス・アレンジ。正に珠玉の名曲であります。この曲はその後『Kool Jazz』という、彼らの曲からJazzyなナンバーをセレクトしたコンピにも収録されているのですが、何故か同アルバムがCD化された際に外されております。

10. Luther Vandross / Make Me A Believer 『Busy Body』(1983)
Michael JacksonやTeddy Pendergrass同様、今でも私の心の中で生き続けるLuther。この時期はAretha FranklinやCheryl Lynnのアルバムをヒットさせ、時代をリードするクリエイターぶりを発揮しておりました。その路線を自らのアルバムに反映させたのが通算3枚目にあたるこの作品。何故かあまり評判は良くなかったのですが(ダンスに色目を使い過ぎたとかの理由で)、個人的には名盤の誉れ高き1st以上に聴き倒した1枚。その中でも彼の才能が100%以上発揮されたこの曲の完成度は圧倒的。彼の残した全てのナンバーの中で頂点に位置すると言っても過言ではありません。

11. David Hudson / Honey Honey 『To You Honey Honey With Love』(1980)
今回セレクトした中では最もマイナーなアーティストと言えるでしょう。キッカケは『USブラックディスクガイド』。数年前に下北のFで安値で入手しました。あのManhattansが81年の『Black Tie』で取り上げており、初めてこの曲を知ったのもそちらが最初でした。

12. Teddy Pendergrass / Lonely Color Blue『Workin'It Back』(1985)
交通事故からのカムバック作の中では最も好きな1枚。以前ここからAOR色濃厚な<One Of Us Fell In Love >を選曲しましたが、この曲は往年のPhiladelphia Soulの香りに80's Black Contemporaryの要素を大幅に加味した逸品。プロデュースを手がけたのはWomack And Womackです。

ネットラジオ Round216

今回はTeddy Pendergrass追悼の意を込めて、久々にソウルもので統一してみました。
勿論Teddyも選曲。彼に関係する曲は5曲あります。

James Brown、Michael Jackson、Marvin Gaye、Luther Vandross、etc.....
そしてTeddyも伝説の偉人に.....

01. Teddy Pendergrass / Come Go With Me『Teddy』(1979)
<Turn Off The Lights>に続いてシングルカットされ、R&Bチャートで14位を記録したナンバー。個人的には彼の曲の中でも5本指に入る程のフェイバリットです。ちなみに下北沢のイベントでこの曲を流した時に、店に居たカップル客の仲の良さがピークに達し(と言ってもキス程度ですが)、それに対して妙に納得した記憶があります。あのカップルは私以上に曲の魅力を熟知し、それを実践に移していたのか(^。^;)。

02. David Oliver / Love T.K.O『Here's To You...』(1980)
Teddyの代表曲として知られ、R&Bチャートで3位、総合チャートでも43位を記録しました。これはちょっとマイナーなカヴァーです。さすがにオリジナルの足下に及びませんが、これはこれで面白い出来だと思います。David Oliverは78?80年の間に4枚のアルバムを残しているシンガーで(82年没)、当該作はWayne HendersonのプロデュースによるAt Home Production制作。それだけに収録曲はどれも粒揃いです。

03. Stephanie Mills & Teddy Pendergrass / Two Hearts『Stephanie』(1981)
ミュージカルからブラコン・シーンへ。80年代は正に彼女の時代。<Whatcha Gonna Do With My Lovin'(恋の手ほどき)><Sweet Sensation><Never Knew Love Like This Before(燃える恋心)>等、数多くのヒットを放っております。この曲は通算4枚目のアルバムより。R&Bチャート、総合チャートでそれぞれ3位、40位を記録しています。James Mtume/Reggie Lucas独特のサウンド・マジックが効いたナイス・ミディアムで、Teddyとのヴォーカルの掛け合いは、聴いてるこちらにも熱気が伝わる程です。

04. Howard Johnson / Keepin'Love New『Keepin'Love New』(1982)
Niteflyteで2枚発表後ソロで3枚。Johnson/Branson名義で1枚残しているシンガー。グループ時代を除けば代表作として挙げられるのは、このファーストに相違ないと思います。そこから絶品のタイトル・ソングを。前曲との相性が抜群の為、DJイベントでは繋げて流す事も多かったのですが、この曲のプロデュースは何とKashif。どう聴いてもMtume/Lucas Productionにしか聞こえないのですが.....

05. Leo's Sunshipp / Madame Butterfly『We Need Each Other』(1978)
フリーソウル/レアグルーヴの隆盛で一気に名盤の仲間入りを果たした作品より。アルバムは8曲入っているものの、内訳は4曲+同じ曲のインスト4曲。詐欺ですね(爆)。でもその4曲の出来は素晴らしく、Al JohnsonやMarlena Shawの名カヴァーを生んだ<I'm Back For More>や、DJ人気曲<Give Me The Sunshine>の完成度は圧倒的。そしてこの曲はその中でも頂点に位置するモノだと断言しても良い程です。Tavaresのヴァージョンも最高です。

06. Maze featuring Frankie Beverly / Can't Get Over You『Silky Soul』(1989)
昨年のプレミアムライブも大成功。日本でも人気を確立した彼ら最大のヒット作より。R&Bチャート制覇。ブラック・ミュージックの主流がNew Jack SwingやRap/Hip-Hopに変わる前の、ソウル・ミュージック最後の輝きと言った所ですかね?

07. Marvin Gaye / I Wanna Be Where You Are(Unedited Mix)『I Want You(Deluxe Edition)』(1976)
彼の代表作でもあり、尚かつあのLeon Wareの出世作としても有名な一枚。オリジナルはMichael Jacksonの『Got To Be There』に収録されており、R&Bチャート2位、総合チャート16位を記録しております。Marvinのヴァージョンは元々1分18秒しかなかったのですが、2003年に出た2枚組デラックス・エディションの2枚目『The Sessions』に、何と6分7秒のロング・ヴァージョンが収録。今回はこちらをセレクトしました。

08. Harold Melvin & The Blue Notes / You Know How to Make Me Feel So Good『Wake Up Everybody』(1975)
ここで再びTeddy関係を。彼のグループ在籍時代のヒットと言えば、Simply Redのカヴァーが総合チャートを制覇した<If You Don't Know Me by Now(二人の絆)>を始め、ダンス・クラシックとしても有名な<Love I Lost><Bad Luck>あたりが挙げられます。この曲はややマイナーな存在ですが、個人的には彼らの曲の中で一番のフェイバリットです。メインはHarold Melvin(多分)とSharon Page(ヒット曲<Hope That We Can Be Together Soon>ではTeddyとデュエットしております)。途中で絡むTeddyのヴォーカルが何とも説得力に溢れており、聴く度に心が熱くなります。フリーソウルではCollins And Collinsのカヴァーも有名ですが、やはりオリジナルをオススメしたい所です。

09. Marlena Shaw / (Theme From“Looking For Mr.Goodbar”)Don't Ask To Stay Until Tomorrow『Acting Up』(1977)
あのDavid T WalkerやChuck Rainey、Harvey Masonなどをバックに従えた2009年の来日公演も大成功。すっかり日本でも人気になった彼女。代表曲である<Street Walking Woman>、<Loving You Was Like a Party>などに比べると知名度こそありませんが、実はこの曲が私がリアルタイムで初体験した彼女のナンバー。それだけに思い入れも強いです。
映画は見た事ありませんが、女教師がクスリとセックスに溺れ、やがて身を滅ぼしていく様を描いた秀作との事です。日本公開時の邦題は『ミスター・グッドバーを探して』。

10. Al Johnson / Tonight's The Night For Love『Back For More』(1980)
ここで前曲と相性バッチリのナンバーを。フリーソウル世代にはガイドブックにも掲載された1stの『Peaceful』が人気ですが、ブラコンをリアルタイムで聴いてきた世代にはやはりこちらでしょう。哀愁に満ち溢れたメロディ。幻想的とも言える曲調。完成度の高い逸品です。

11. Tavares / God Bless You『Loveline』(1981)
詳しくはHPを参照して下さい(Tavaresの部分をクリック)。このアルバムはヒットの規模こそ小さいものでしたが、躍動感溢れるアップ。哀愁系ミディアム。心に染み入るバラード。全てが完璧と呼べる内容で、後年は大きな再評価を受け、名盤の仲間入りを果たしました。この曲は作者であるBrenda Russellのヴァージョンも素晴らしいのですが、持ち前のコーラス&ハーモニーを駆使した彼らの方がやはり出来は上です。

12. Teddy Pendergrass / You're My Latest,My Greatest Inspiration『It's Time For Love』(1981)
最後は勿論Teddyで締めくくります。R&Bチャート4位。総合チャート43位は決して大きなヒットではないのですが、個人的には彼の残した名曲の中で最も敬愛する、崇高なる逸品だと思います。メロディに泣き、歌唱に泣き、アレンジに泣き.....何度耳にしても号泣するばかりです。

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訃報Teddy Pendergrass

新年早々辛いです...R.I.Pとかご冥福をお祈りするとか...TT

http://www.boston.com/news/nation/articles/2010/01/14/singer_teddy_pendergrass_dies_at_59/

大腸癌の手術後の経過が思わしくなかったとの事。

名曲<Close The Door>を知ったのは中坊の頃。
今は亡き名DJ糸居五郎がニッポン放送でやっていた番組、
「ソウル・フリーク」の全米R&Bチャート・ベスト10紹介のコーナーでした。
その甘美なメロディと男気溢れる歌声に一発でノックアウトされました。
初めて買ったアルバムは79年の『Teddy』。
ドリフのヒゲダンス・ネタでもある<Do Me>が入っておりましたが、
<Come Go With Me><Turn Off The Lights>とバラードが続くA面が好きでした。
一番好きな作品が『It's Time For Love』。
<You're My Latest, My Greatest Inspiration>は彼の残した楽曲の中で頂点に位置すると思います。

その後交通事故で下半身不随に。
それでも頑張ってアーティストとして再始動。
復活後に出た84年の『Love Language』、85年の『Workin'It Back』も聴き倒しました。
こちらでは前者を推薦しておりますが、私は後者の方がフェイバリットでした。
久々に力強さが戻って来た力作で、Planet 2(Clif Magness & Glen Ballad)が担当した3曲は、Jack Wagnerのアルバムに入っていてもおかしくないような、AORテイスト満載の名曲でした。

車椅子のまま熱唱するライブ、是非生で体験したかったです。

今年も私が青春を捧げたアーティストの訃報が多いのでしょうね。

何ともやりきれない心境です.....


ネットラジオ Round213

2009年最後のネットラジオ更新です。
David Foster特集後編。
今回は和モノも絡めてみました。

機会があればまた彼の特集を組んでみようかと思います。

01. David Foster / Living For The Moment 『River Of Love』(1990)
86年の『David Foster』以来、久々にAORに回帰したと言われるソロ作より。ロック色濃いダイナミックな曲が大半を占め、ヴォーカル陣もBryan Adams、Mike Reno(Loverboy)、Hamish Stewart(ex:Average White Band)Natalie Cole等、要注目の人物が名を連ねております。そしてこの曲はあのWarren Wiebeが担当。このアルバムで彼の名を初めて知った方も多いのでは?この曲は彼のヴォーカルをふんだんにフィーチャリングしたドラマティックなナンバーです。ちなみにプロデュースはHumberto Gaticaが担当し、Fosterはコンポーズ、アレンジ、そしてKeyプレイに徹してます。

02. Carole Bayer Sager / I Don't Wanna Dance No More 『Too』(1978)
あの<真夜中のドア>の元ネタとして知られる<It's The Falling in Love>が収録された通算2枚目より。Foster絡みのナンバーは3曲あるのですが、これは前述の曲同様に彼女との共作。アレンジも手掛けております。ダンサブルな曲調は最近のバラードこってりのFosterしか知らない人間にとっては、ちょっと驚く事受け合いです。

03. Dara Sedaka / Beautiful You 『Single』(1978)
ここでレアものを。彼女のデビューアルバムは82年の『I'm Your Girl Friend』なのですが、それ以前に父親のNeil Sedakaとのデュエットを含め、数枚シングルが出ております。この曲は(多分)デビュー曲の<My Guy>(Mary Wellsで有名なモータウン・クラシックのカヴァー)のB面に収められていたナンバーで、Fosterのプロデュース。参加メンバーはJeff Porcaro、Jay Graydon、Ray Parker Jr、David Hungateと豪華絢爛。
正直言って好みの曲とは言えませんが、マァ珍しいという事で。

04. Cuba Gooding / Fool Of The Year『The 1st Cuba Gooding Album』(1978)
かの山下達郎氏が唯一評価をしているFosterワークスとして知られている一枚。それだけに素晴らしい名曲が詰まりまくっておりますが、その中でもリズムアレンジが冴えまくっているこの曲の出来は圧倒的です。
彼はMain Ingredientのメンバーとして、そして俳優Cuba Gooding Jrの父親としても有名です。

05. 松田聖子 And David Foster / Every Little Hurt 『Citron』(1988)
彼女の作品は現在音楽的再評価の真っ直中。当時のニューミュージック/シティ・ポップスの立役者が曲を書きプロデュースを手がけ、バック・ミュージシャンも最高のメンバーが勢揃い。そんな楽曲に対して何年も偏見を持ち続けて来たのは、何とも情けない限りです。これはFosterのプロデュース。しかも収録曲の数曲という形でなく全面プロデュースという、贅沢の極みここにありです。その中からFosterとのデュエットをセレクトしました。ただこの曲以外は純然たる(?)AORファンやAirplayファンにはチト厳しいかも。

06. Vikki Moss / If I Turn You Away 『St.Elmo's Fire-Soundtrack』(1985)
John Parrのタイトル曲が全米No1。そしてFoster自身によるLove Themeがスマッシュ・ヒットを記録したサントラより。アルバムはロック寄りの曲が多く、あのAirplayの例のアルバム未収録曲(VoはPeter Beckettが担当。でもあまり大した曲ではない...)もあったりするのですが、その中でもメロディの際立つミディアム・ナンバーをセレクト。最初はこの時代にありがちな無機質なアレンジに抵抗を感じるかも知れませんが、良く聴くとFosterのカラーには何ら変化が無いことに気づかされます。彼女のフル・アルバムも期待していたのですが、結局出なかったです。そう言えばWarren Wiebeもフル・アルバムが無かったなぁ?。

07. Dionne Warwick / For You 『Friends In Love』(1982)
80年代前半にJay Graydonが手がけた作品にはほぼ参加していたFoster(80年代後半以降はRobbie Buchananなどに代わりますが)。この作品はAirplayで確立した2人のコラボレイションが、最も良い形で表現された1枚。その中でもこの曲に於けるFosterのエレピ・プレイは、彼がセッションで参加した全仕事の中でも屈指の素晴らしさと言えるでしょう。私個人としてもAORと呼ばれる楽曲の中でも、5本指に入る程の大フェイバリットです。珠玉の名盤から珠玉の名曲をどうぞ。

08. 竹内まりや / Every Night 『Miss M』(1981)
和モノ2曲目。当時洋楽しか買わなかった私が初めて購入したJ-Popのレコードです。A面はJay Graydonプロデュース。バックはBozのMiddle Manほぼそのままだったりします。Marc Jordanの歌唱でも知られる<Sweetest Music>と<Secret Love>が有名ですが、個人的にはこの曲が一番のフェイバリット。あのCarole Bayer Sagerの<Stronger Than Before>と雰囲気が近いため、AOR系のDJイベントでは繋げて流す事も多かったです。

09. 岩崎宏美 / Every Now And Then 『I Won't Break Your Heart』(1984)
和モノ3曲目。とかく歌謡曲やアイドルの範疇で語られがちの彼女ですが、歌唱力はクラシックの人間に匹敵する凄さがあると思います。このアルバムは80年の『Wish』に続くLA録音で、バックにはSteve LukatherやRalph Johnson(EW&F)等が参加。あのBill Champlinと歌の火花を散らす<Both Of Us>がハイライト・トラックですが、Fosterの色がタップリと出たこの曲も忘れてはならない1曲。洋楽AORのコンピに収録しても違和感皆無な程、曲の出来は圧倒的です。
蛇足ですが当時ピンクレディがアメリカでそれなりの実績を残しましたが、彼女も英語アルバムを制作して全米進出すれば、好成績を収める事が出来たかも知れませんね。勿論Foster/Graydon制作で(笑)。

10. Neil Diamond / The Man You Need 『Headed For The Future』(1986)
HPでも取り上げた事がありますが、AOR衰退期に発表されたにも関わらず、全盛期に出た数々の作品と肩を並べても何ら遜色はない、もっともっとAORファンに聴いて頂きたい珠玉の作品集です。Fosterは2曲手がけておりますが、この曲はイントロのピアノの音色を始め、Chicagoの<If She Would Have Been Faithful>に激似。しかし発表されたのはこちらが先なので、あちらはさしづめこの曲の改作と言えるかも。

11. Bloodstone / Throw A Little Bit Of Love My Way『Don't Stop』(1978)
<Natural High>のヒットで有名なヴォーカル/インスト・グループ。但しこのアルバムからセッション・ミュージシャンをバックに配し、ヴォーカルに徹しております。これは通算7枚目のオリジナル・アルバム(ベストやサントラは除く)にして、彼らの最高傑作の誉れ高き1枚。アップ、ミディアム、バラード等全てが絶賛モノの出来映えですが、その中でもStevie WoodsやJay Graydon(デモ集に収録)で知られるこの曲の出来は素晴らしい限り。アレンジはAORと言うよりスウィート・ソウルですが、名曲はどう料理して美味しいという好例です。

12. Cory Wells / Everything's Right For Love『Touch Me』(1978)
そして前述の曲はこちらでもカヴァーされております。Leslie Smithの『Heartache』を始め、まだまだ未CD化の多いAOR作品の中でも、ファンが待ち望み続ける1枚と言えるのがこれ。楽曲、演奏、そして参加ミュージシャンと全てが非の打ち所がない珠玉の名盤。当時未発表だった『Ahead Of Storm』を出すならコチラが先だと思うのですが...さてこの曲はプロデュースは全く別の人間(Cory自身の名も)ながら、その後のAirplayに発展する高揚感に満ち溢れた雰囲気が、随所で聴ける珠玉の名曲です。


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ネットラジオ Round210

デヴィッド・フォスター自伝『HITMAN』は読まれました?
彼の意外な一面がかなり書かれており、音を聴くだけでは分からない彼の本当の素顔を知る事が出来る、実に興味深い内容です。
今回と次回(年内最後の更新)は彼の特集です。
プロデュース作品、セッションの参加作品等々。
彼絡みの曲を集めてみました。

01. David Foster / Flight of the Snowbirds 『David Foster』(1986)
02. The Bottom Line / That's the way to go 『Crazy Dancin'』(1976)
03. Chicago / Forever 『18』(1986)
04. Peter Allen / I Could Really Show You Around 『Bi-Coastal』(1980)
05. Lisa Dal Bello / My Mind's Made Up 『Lisa Dal Bello』(1977)
06. Heat / Don't You Walk Away 『Heat』(1980)
07. Attitudes / Lend A Hand 『Attitudes』(1975)
08. Engelbert Humperdinck / Don't You Love Me Anymore 『Don't You Love Me Anymore』(1981)
09. Bill Champlin / Gotta Get Back to Love 『Runaway』(1981)
10. Jaye P. Morgan / Closet Man 『Jaye P. Morgan』(1977)
11. Paul Anka / Stay With Me 『Somebody Loves You』(1989)
12. Jennifer Holliday / I Am Love 『Feel My Soul』(1983)
*13. Peabo Bryson & Roberta Flack / I'll Be Home For Christmas 『David Foster The Christmas Album』(1993)
(*のみ25日まで。それ以降はカットしますので12曲となります)

ネットラジオ Round207

毎度のネットラジオ更新です。
前回は簡単なMIXモノを入れたりしましたが、リスナーの皆様の高評価を得る事が出来なかったので、結局元に戻しました(^^;;;)。
今回も前回同様メロディアスなナンバーを中心にセレクトしました。
但し私のお約束であるブラコンやフュージョン系は控えめ。
ポピュラー系のメジャー・アーティストが多めです。

01. Al Jarreau / Save Me 『Jarreau』 (1983)
<Mornin'>を筆頭に名曲名演目白押し。非の打ち所の無い大名盤からセレクト。
どこかあの<Spain>を彷彿とさせる展開が実に印象的です。

02. George Howard / Let's Live in Harmony 『A Nice Place to Be』 (1986)
通算5枚目。そして彼の作品の中で最もブラコン・テイストに溢れた傑作であります。この曲はアーバン・テイストを強調した逸品で、アルバム中ベストカット。どこか幻想的なメロディに乗る、味わい深いGeorge自身のヴォーカルが大きな聴き所です。

03. Peter Allen / You'll Always Get Your Way『Not the Boy Next Door』(1983)
ライブやベストを除くと通算7枚目となる作品。そして前作はあの大傑作『Bi-Coastal』という事で、このアルバムも大きな注目を集めました。全体的には『Bi?』ほどカッチリしてはおりませんが、彼独特のメロディ・センスはどの曲でもふんだんに楽しめます。この曲は大仰なアレンジのタイトル・ソングの後に入っているので目立たない存在ですが、聴く程に心に染み渡る珠玉の名曲です。

04. Patrick Simmons / Why You Givin' Up 『Arcade』(1983)
Doobie Brothers一時解散後、前年のMichael McDonaldのソロ『If That's What It Takes(思慕)』が大ヒットを記録。その翌年に彼もソロを発表しこれまた好評を持って迎えられました。あの「オールナイトフジ」のBGMにも使われた事で知られているヒット曲<So Wrong>や、Huey Lewis & The NewsやChi-Litesのカヴァーも収録されたヴァラエティに富んだ内容ですが、Michael McDonaldと共作したこの曲は後期Doobie色が漂うベストカットです。

05. Barry Manilow / London 『Barry』(1980)
70年代後半?80年代前半は発表するアルバムは全て大ヒットを記録。一時代を築き上げた彼の最も脂の乗った時期にリリースされた名盤より。Gerald Kennyの<I Made It Through The Rain(悲しみをこえて)>やポップな<Bermuda Triangle>が有名ですが、他にもAOR的な楽曲が大半を占めており、彼流AORアルバムと言えそうな内容です。その中でも哀愁感漂うこの曲の出来は抜群です。
近年彼の作品はボーナス・トラック入りでCD化されていますが、何故かこの1枚は無視されています(泣)。

06. Barbra Streisand / When I Dream 『Emotion』(1984)
その存在感や知名度が逆に災いとなり、AORファンから敬遠されている彼女ですが、名盤『Guilty』は勿論の事、David FosterやTOTOのメンバーが参加した『Wet』や『Streisand Superman』あたりは、偏見を捨てて是非聴いて頂きたいものです。
この曲のプロデュースは何とMaurice White!『I Am(黙示録)』や『Faces』あたりに入っていてもおかしくない、洗練されたミディアム・フロウです。

07. Neil Diamond / Front Page Story 『Heartlight』(1982)
大ヒットとなったタイトルソングが有名ですが、実は半数の曲であのBurt Bacharachが絡んでおり、AORアルバムとしても合格点が付けられる1枚です。この曲は同作品から3枚目のシングルとなっており、アダルト・コンテンポラリー・チャートでスマッシュ・ヒットを記録しております。

08. El DeBarge / Lost Without Her Love 『El』(1986)
DeBargeのメンバーとして、<I Like It>や<All This Love>等々、数多くのヒットを放ってきた彼の初のソロ作より。以前ここから<Someone>を選曲した事がありますが、この曲は何とJayとRandy Goodrumとの共作です。2008年に話題となったあのJaRが、86年の時点で既に実現していたのです。演奏も2人のみですし。曲はAORの魅力が凝縮された最高のバラード。Richard Pageのコーラスも素晴らしい限りです。

09. Peabo Bryson and Roberta Frack / Blame It on Me 『Born to Love 』(1983)
人肌のぬくもりが欲しい秋から冬にかけて必ず定番となる1枚。大ヒットした<Tonight I Celebrate My Love(愛のセレブレイション)>は今や日本の結婚式でも使用される程のスタンダードですが、このアルバムの真骨頂は他の楽曲にあります。その中でもBurt Bacharach独自の美学が凝縮されているこの曲には、永遠に色褪せない真の感動が存在します。

10. Rupert Holmes / So Far So Good 『Scenario 』(1994)
名盤『Ful Circle』から実に13年ぶり。当時はBoz Scaggsの『Other Roads』を始めBobby Caldwellの『Heart Of Mine』、Ned Dohenyの『Life After Romance』等々、往年のAORアーティストの復活作が頻繁にリリースされていた時期でした。この作品は過去の彼の作品と比較するとサウンド的にややチープですが、独特のメロディ&歌詞展開はさすがの一言。その中でも大ヒット作『Partners In Crime』に入っていてもおかしくないような雰囲気に満ち溢れているこの曲は、アルバム中問答無用のベストカットです。

11. The Manhattans / Just The Lonely Talking Again 『Forever By Your Side』(1983)
最近ようやくCD化が実現した名盤より。少し前に怪鳥氏が選曲した<Crazy>に代表されるように、アップをソリッドに仕上げるなど新境地を見せ、今までのスィートなバラード路線から少し方向転換し、80年代ブラコンに相応しい音作りを全面に押し出した作品であります。この曲はあのSam Dees作。アーバン・テイストをふんだんに利かせた都会派サウンドが実に心地よいです。あのWhitney Houstonも87年の2ndで取り上げております。

12. Dionne Warwick / We Had This Time 『No Night So Long 』(1980)
Barry Manilowが制作しグラミーを受賞した前年の『Dionne』とほぼ同路線の1枚。プロデュースはMelissa Manchester等を手掛けたSteve Buckinghamです。その関係があるのか分かりませんが、ここではMelissaの曲を1曲取り上げております。オリジナルはゆったりしたミディアム・ナンバーでしたが、ここではお涙頂戴モノの珠玉のバラードに仕上げております。当時オムニバス・テープを制作する際に必ずB面の最後に入れていた程の、長年のフェイバリット・ナンバーです。

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ネットラジオ Round204

毎度のネットラジオ更新です。
今回は躍動感に溢れた前回の選曲とは打って変わり、ミディアム系を中心としたメロディアスなナンバーでまとめてみました。
そしてワタクシ自ら曲繋ぎを行った、簡単なMIXモノを入れてみました。
『Mellowfloater's Mix』。
10曲目になります。
是非聴いてみて下さい。

01. Narada Michael Walden / Awakening Suite Part 1?The Awakening 『The Awakening』(1979)
プロデューサーとして、ドラマーとして、そしてソロ・アーティストとして圧倒的な実力を持つ彼。95年の「JTスーパープロデューサーズ」のライブも記憶に新しいです。このアルバムは3枚目にして初のヒット作。アナログではA面がダンスサイド。B面がメロウサイドになっておりますが、そのB面もオープニングを飾っていたのがこの曲。印象的なギターは前半がRaymond Gomez。後半は何とCarlos Santanaが担当しております。実はCDだと2曲に分かれてしまうのですが、やはり通して聴かないと曲本来の魅力が伝わらないので、C_VineというフリーソフトをDLしてmp3ファイルを繋げました。

02. Billy Ocean / Whatever Turns You On 『City Limit』(1980)
通算2枚目のアルバムより。意外とレアでebayでもなかなか見かけなかったのですが、最近ようやくCD化されました(1stとの2枚組)。時代の希求もありようやくブラコン的な音作りを目指した感があります。実はここの収録曲は半分以上3rdの『Nights』とダブっているのですが、この曲に関しては全くバックの演奏が違います。

03. Omega Sunrise / Eternal Day 『Feel The Change』(1983)
AORの中でも究極のレア盤と言われ、オークションでは常に万越え、100ドル越えが当たり前となっていたアルバムがようやく待望のCD化!SeawindのKim Hutchcroftがプロデュースを手掛けたこの作品は全曲が名曲と呼べる素晴らしいものばかりですが、その中でもこの曲は陰影に富んだ<He Loves You>と言える作りで、個人的にはベストカットに推したいナンバーです。

04. Ju-Par Universal Orchestra / Time 『Moods & Grooves』(1976)
Free Soul教科書『Suburban』に掲載された事により一気に有名になった1枚。グループ名やジャケットはクラシックもしくはムードミュージックを連想させますが、実は黒いノリの曲多数。Love Unlimited OrchestraやSalsoul Orchestraのような存在だったのかな?その中でも特にスマートでメロディアスなのがこの曲。ちなみにジャケットは3種類ありますが、小さめの滝の写真は見た事がありません。

05. Jermaine Jackson / Where Are You Now 『Let's Get Serious』(1980)
Jackson5からソロになってから通算6枚目のアルバムより。プロデュースは何とあのStevie Wonder。タイトルソングは大ヒットを記録しました。この曲は特にStevie的なメロディを持つ逸品で、ヴォーカルの説得力もあり、問答無用のベストカットと言えるものです。JermaineがStevieから学んだものは大変大きなもので、この後の2?3作はセルフ・プロデュースでありながら、作りが非常にStevie的だったりします。

06. Johnny Bristol / Do It To My Mind 『Bristol's Cream』(1977)
Boz Scaggsの『Slow Dancer』を始めTavaresの1st等々、数々のプロデュース/ソングライターとして素晴らしい実績を残しているヒト。この曲は3枚目のソロより。彼のメロディ・メーカーとしての才能が最大限に発揮された珠玉の名曲です。全米ヒットチャート43位。R&Bチャート5位は自身にとってあの<Hang On In There Baby>に次ぐものです。余談ですがこの曲を初めて知ったのは何と中2。ニッポン放送の「日立ミュージックインハイフォニック」という番組でした。

07. Leon Ware / Slow Motion 『Undercover』(1987)
Cotton Clubで行われた来日公演も大成功。日本でもようやく人気が定着した彼の通算6枚目より。マイナーレーベルからのリリースのため存在すら知られていないアルバムですが、実は前作『Leon Ware(夜の恋人たち)』に勝るとも劣らない好内容です。その中でも彼独特のアーヴァン・メロウ節が炸裂している、最高のナンバーを今回セレクト。ちなみにこのCDの音圧レベルの低さは致命的なので、是非リマスター化して頂きたいものです。

08. Steve Turner / Shante' 『Harbor Place』(1983)
ジャズ、ムードミュージック、アメリカンポップスの要素が詰まった好盤。アーティストとして何者かは分からず(汗)。このアルバムは銀座ハンターあたりでジャケ買いした記憶があります。よくDJイベントのクロージングに使った<I'm Afraid The Masquerade Is Over>も良いですが、輝くようなメロディに満ち溢れたこの曲は、アルバム中ダントツのベストトラックです。

09. Earth Wind & Fire / Take It To The Sky 『Faces』(1980)
2枚組という大作にも関わらず思った程の実績を上げる事が出来ず、不当な扱いをされてきた作品ですが、実は『I Am(黙示録)』と共にAOR的視点で聴くと最高の楽曲が詰まりまくった名盤。是非正当な評価をお願いしたい所です。この曲はバラードの<You>やDavid Fosterの手腕が冴えまくった<And The Love Goes On>。Steve Lukatherのギターが炸裂している<Back On The Road>などに比べると印象は地味ですが、聴けば聴くほど味の出るナンバーで個人的にはアルバムの中で最もフェイバリットです。ちなみにアナログではギターのイントロからスタートしているのですが、CDでは何故かその後のエレピの部分から曲が始まっております。今回はNaradaの所で使ったC_Vineを再び用い、アナログ通りにしてみました。

10. Lulu Toby Beau / If I Were You 『Mellowfloater's Mix』
(元々は『Lulu』(1981)『If You Believe』(1980)に収録。)
以前J-Waveの『Aohata Morning Groove』にMixが採用された時の事を思い出して作ってみました。
今後も機会があればやってみようかと思います。
Luluは<To Sir With Love(いつも心に太陽を)>のNo1ヒットで知られている、ブルーアイド・ソウルシンガー。この曲は81年に突然リリースされたカムバック作より。Pagesを思わせるアレンジが秀逸です。ちなみにこの作品からは<I Could Never Miss You(More Than I Do)(思い出のかけら)>が、18位を記録するヒットとなっております。
Toby BeauはEaglesのフォロワー的な形で出てきたカントリー・ロックバンド。78年の1stからは<My Angel Baby>が13位を記録するヒットとなっていますが、それ以上に我々世代にとってかけがえのない名曲として記憶に残っております。この曲は3rdからなのですが何故かBalde Silva以外のメンバーは参加しておりません。しかし内容はAOR度濃厚で3枚の中でもダントツの出来映えです。

11. O'Bryan / You And I 『You And I』(1983)
第2のMichael Jacksonを目指して各レコード会社が色々なアーティストを仕掛けていた時期。彼もその中に入るのかな?残した4枚のアルバムは全て高品質で、どれも名曲が所狭しと詰まっておりますが、2ndにあたるこの作品は特に完成度が高いです。その中でもStevie Wonderの『Talking Book』収録のバラードを、ミディアム・フロウに仕立て上げたこの曲は長年のフェイバリット。オリジナルよりも好きな位です

12. Keith Thomas / Midnight Celebration 『Instrumental Appetite』(1983)
Amy Grantを始めBebe&Cece Winans、Vanessa WilliamsやJames Ingram等々、枚挙に暇がない程に多くの作品をヒットさせているプロデューサー。CCM界では80年代前半から様々なアーティストを手掛けております。自身のソロ作も2枚出ており、2ndである86年の『Keleidoscope』はAORの名盤としても知られておりますが、個人的にはこの1stがダントツのフェイバリットです。ShakatakやFruitscakeあたりの美GMがお好きな方なら卒倒しそうな曲が詰まっておりますが、特に哀愁風味に溢れたこの曲はアルバム中のベストカットと言えるモノです。

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ネットラジオ Round201

今回は今月7日に初アルバムを発表した、Q.A.S.Bというファンクバンドの紹介を兼ねたものとなっております。
彼らの曲を3曲フィーチャーし、他はホーン主体のファンキーなナンバー中心に、所々メロウな曲も折り込んでみました。でもさすがに番組そのものの路線を変えてしまうような、ハードファンク系はちょっと遠慮して、比較的軽めのナンバーをセレクトしました。

まずは彼らのアルバム・レビューを。
QASBalbum.jpg
Q.A.S.B/Q.A.S.B
彼らについては以前にブログで紹介済ですが、今回はフル・アルバムです。
全8曲。いずれも70年代後半に雨後のタケノコの如く出てきた、B級ファンクバンドを思わせる音作りですから、その手のファンには堪りません。
歯切れの良いギターに激重リズムセクション。そこにたたみかけるホーンセクション。
amy-Aさんの粘っこいヴォーカルも最高の魅力です。
しかも特筆すべき点は、録音にオープンリールを使用するなど、とにかく徹底的に70年代に拘っているのです。
まるで70年代後半のFENのソウル番組を聴いているような錯覚に陥る事受け合いです。
シングルにもなっている<The Key>のとてつもない躍動感。カッチリまとまったアンサンブル。
これで社会人バンドなのは驚愕するばかりです。
JB'sへのオマージュ的な<Funk With Me>や、少しビートを落として黒さを引き立たせた<Touch>(ギターが絶品!)など、ファンク・ナンバーは問答無用に超強力です。
そしてメロウ・ナンバーが2曲。<Eternally>はステージでも頻繁に披露されている人気曲ですが、今回ようやく待望の銀盤化が成されました。これは嬉しい限りです。もう1曲の<One Love Song>も哀愁系メロディと訴えかけるようなヴォーカルが、聴き手のハートにしっかり届きます。
ちなみにQ.A.S.Bのサイトはこちらです。
http://qasb.fc2web.com/


そして今回のネットラジオの曲紹介です。

01. Q.A.S.B / The Key 『Q.A.S.B』 (2009)
上記

02. The Mob / Get It Up For Love 『The Mob』 (1975)
私が所持している限りでは、2枚のアルバムを残しているブラス・ロック・バンド。この2ndはフリーソウルのガイドブック、『Suburban』に取り上げられた事で一気に有名になりましたが、その中からNed Dohenyの『Hard Candy』のオープニングを飾っていたこの曲を。AWBやTata Vega。渋い所ではSSWのStephen Michael Schwartzやファンキー・ロックのDeja Vuなど様々なカヴァーがありますが、その中でも最もダンサブルで攻撃的と言えるでしょう。

03. Blood Sweat & Tears / Tell Me That I'm Wrong 『Mirror Image 』 (1974)
<Spinning Wheel><You Made Me So Very Happy>などで有名なブラス・ロックのはしり的バンド。
このアルバムは人気もセールスも下降していた時期に出されたものですが、実は好曲揃いの充実作。その中でもオープニングを飾っていたこのナンバーは、R&Bとポップスが良い意味で自己主張した最高の逸品。高揚感溢れるメロディとアレンジは何度耳にしても心が揺れ動きます。一時期フリーソウル系のイベントでも結構かかっていたとの事です。

04. Con Funk Shun / DooWhaChaWannaDoo 『Secrets』 (1978)
ここ最近の度重なる来日公演も大好評の彼ら。今や日本での人気は本国以上と言えるかも知れませんね。この曲は<Ffun>の大ヒットを生み出した、マーキュリー移籍後2枚目のオープニングを飾っていたナンバー。シングルカットされなかったのが不思議な位にポップ感覚に満ち溢れたナンバーです。

05. The Kaygee's / My Favorite Song 『Keep On Bumpin & Masterplan 』 (1974)
Kool & The GangのRonald & Robert“Kool”Bellの弟Kevinが結成したバンド。音楽性も非常に似ております。アルバムは4枚(私的には3枚目の『Kilowatt』までと考えております)。この曲は名盤の誉れ高き1stからのメロウなミディアムナンバーです。

06. Kool & The Gang / Whisper Softly 『Open Sesame』 (1976)
ここで本家にも登場してもらいましょう。ファンキーとジャジーの2枚看板だった彼らが、音楽性を90度ほど転換しメロウ路線に突入したのは79年の『Ladies Night』と言われておりますが、実はその3作前にあたるこのアルバムから、既に変化の兆しが見えておりました。その最もたる例がこのナンバー。哀愁感漂うメロディ。George Benson風のギターソロ。後半のセクシーな語りなど、全編メロウムードに彩られた逸品です。

07. Tower Of Power / While We Went to the Moon 『Ain't Nothin' Stoppin' Us Now』 (1976)
もしかしたら現時点での日本に於ける人気は、最高点に到達していると断言しても過言ではない彼ら。HPにも書きましたが、70年代後半の彼らは過去の遺産に泥を塗るような迷走を繰り返していた訳ですが、今の耳で聴くと楽曲的には素晴らしいものが多い事に気付かされます。この曲はその典型と言えるもので、秀逸なアレンジに最高の演奏。隠れた名曲に相応しい完成度を誇っていると思います。但しヴォーカルに難アリなので、是非Larry Braggsの美声で再演して頂きたいものです。

08. Rufus & Chaka Khan / Heaven Bound 『Masterjam』 (1979)
この作品はあのQuincy Jonesのプロデュース。彼らの全てのアルバムの中でも頂点と言っても良い位に圧倒的完成度を誇っております。その中でもメロウでありながら揺れるようなビートを持つ秀曲をセレクトしました。かつて下北沢リヴォルヴァーのイベントでは、TOTOの<Georgy Porgy>と繋げて流した事が多かったです。ちなみにQ.A.S.Bのベーシストのkob氏が経営されているバーの名前はRufus。
HPはこちらです。お近くの方は是非!

09. Q.A.S.B / Eternally 『Q.A.S.B』 (2009)
上記

10. Chicago / Goodbye 『V』 (1972)
ブラス・ロック期のChicagoは、この作品で別れを告げたと言っても良いでしょう。前スタジオ作の「III」で試みた都会的メロディアス路線を発展させつつ、初期のダイナミズムも随所に残していたのがこの時期の特徴。この曲にはそんな両要素の優れた部分が同居...とは言い難いのですが、そのアンバランス具合が逆に印象的なムードを醸し出し、アルバム中のベストトラックに相応しいナンバーとなりました。

11. Average White Band / Soul Searching 『Soul Searching』 (1976)
<Pick Up The Pieces>の全米No1を生み出した、『AWB』から始まった彼らの快進撃。その後『Cut The Cake』。そして3部作のトリを飾る『Soul Searching(スウィート・ソウル・ミュージック』は、彼らの最高傑作のみならず、ポピュラー・ミュージック・シーンに燦然と輝く大名盤。先に選曲したThe Mob同様『Suburban』にも掲載され、フリーソウル世代にも有名な1枚でもあります。そこからタイトル・ソングを今回セレクト。メロディの素晴らしさは筆舌に尽くし難い程です。ちなみに町田で活躍中のファンクバンド、JUSOがこの曲を頻繁に取り上げており、そちらも必聴です。

12. Brass Construction / Wake Up 『III』 (1977)
75年に<Movin'>を大ヒットさせ、その後85年までに11枚のアルバムを残したファンク/ディスコバンド。どのアルバムも時代に沿った音作りだったのですが、リーダーでKey/VoのRandy Muller(SkyyやRafael Cameronのプロデューサーとしても有名)が主導権を握ってからは、独自のサウンドを確立させております。この作品はまだプロデューサーのJeff Lane(B.T.Express等で有名)の管理下に置かれていた時期のものですが、ダンサブル一辺倒だったサウンドが徐々に洗練を帯びてきております。その中から最高にメロウなミディアム・フロウを今回セレクトしました。

13. Q.A.S.B / One Love Song 『Q.A.S.B』 (2009)
上記

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ネットラジオ Round198

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徐々に秋の香りが深まり、哀愁系ナンバーが似合う季節になりました。
今回はそんな雰囲気を演出してみました。

01. Aquarian Dream / You're a Star 『Fantasy』(1978)
祝!初CD化!あのNorman Connorsが送り出したグループの傑作2ndより。ここからは<Fantasy>がコンピ『Free Soul Garden』に収録され、クラブでも大人気曲となりましたが、こちらも実は昔からUKのクラブシーンでは人気のあったナンバーです。

02. George Benson / Show Me The Love 『Songs And Stories』(2009)
いきなり現時点での最新作より。このアルバムは久々にAOR/ブラコン路線に回帰したと言われている話題作。そしてこの曲の作者はDavid PaichとSteve Lukather。更に曲自体はあの<Turn Your Love Around>に、JBテイストをまぶしたような何とも粋な雰囲気。好曲揃いの収録曲の中でもひときわ光っている秀曲です。

03. Lobo / It's Time To Face The Music And Dance 『Lobo』(1979)
79年の傑作アルバム『Lobo』より通算3曲目のセレクト。
アルバム中最もアップテンポのナンバー。
Light Mellow指向のクラバーには、マストと断言しても良いくらいです。

04. Michael Omartian / Whachersign 『Adam Again』(1976)
アメリカのTVドラマ<Happy Days>のテーマ曲が、全米Top5ヒットとなった事でも知られているデュオ。Pratt & McLainの2ndの収録曲。コンピ『Free Soul River』に使われて一躍有名になりました。
でも先に出たのは恐らくこちらだと推測されます。ちなみにバックトラックは両者とも殆ど同じです。

05. Sade / Maureen 『Promise』(1985)
メジャー・アーティストのメジャーアルバムの意外曲。
どうしても<The Sweetest Taboo>で語られがちですが、この曲は陰影に富んだ収録曲の中でも一番ポップで明るい雰囲気を醸し出しております。シングル・カットされなかったのが不思議な位ですね。

06. Bob James / Dream Journey 『Two』(1975)
TV番組『世界あの店この店』のテーマとして知られている、<Take Me to the Mardi Gras>で有名なアルバムに収録されている佳曲。ちなみにこちらは80年頃に、FENの夕方の番組のCMジングルとして頻繁に使われておりました。

07. Chicago / Bright Eyes 『Chicago VIII』(1975)
最近紙ジャケ化された彼らのアルバムより。でも実はアナログ・ジャケはロゴの部分が刺繍されており、これは残念ながら再現されませんでした。この曲はRhinoからCD化された際のボーナス・トラック。作者&ヴォーカルはRobert Lamm。彼の『Skinny Boy』に収録されてもおかしくないような、R&Bフレイバーに満ち溢れた逸品です。

08. Robert Lamm / A Lifetime We 『Skinny Boy』(1974)
今回はそのアルバムからも一緒にセレクト。フリーソウル・ガイドブックとして知られる『Suburban』にも、推薦曲として取り上げられております。だが一緒に推薦されていたファンキーな<Love Song>なら分かりますが、ミディアム・バラードのこの曲がクラブで本当に受けていたとは思えないのですが...。
勿論Pre-AORとしては最高の1曲です。

09. Fleetwood Mac / Mystified 『Tango In The Night』(1987)
純然たるAORアーティストとは言えないまでも、彼らを支持しているのはやはりその世代。黄金の5人によるラスト・スタジオ・アルバムとなった当該作は、制作にあたって色々複雑な人間関係があったようですが、収録曲はどれも粒揃いで個人的には超絶大ヒット『Rumours(噂)』よりもフェイバリットだったりします。その中でもLindsey BuckinghamとChristine McVieが共作したこのナンバーは、地味ながらも美メロが光る珠玉の名曲です。

10. Rupert Holmes / Full Circle 『Full Circle』(1981)
わざわざ<Escape>や<Him>を持ち出す必要が無いくらいに、AOR界を代表する大御所的な存在である彼。このアルバムは比較的地味な存在ですが、使い込まれた調度品のように聴けば聴くほど魅力が伝わる傑作です。その中でもメロディの美しさが際だっているタイトル・ソングをセレクトしました。

11. George Duke; Stanley Clarke / Touch and Go 『The Clarke/Duke Project』(1981)
一部フュージョン・ファンには熱狂的に支持されていた彼ら。このコラボ作とヒット曲<Sweet Baby>により、広く一般にその存在が認知されました。この曲は同じアルバムに収録されている、<Sweet?>と双璧を成す傑作バラードです。2人のコラボ作は他に1983年と1990年に出ております。

12. 101 North / So Easy 『Forever Yours』(1991)
エンディングはそのGeorge Dukeプロデュースによる、隠れた名グループのバラードで締めくくります。作品は2枚残されていますが、マニアックなサウンド指向の1stに比べて、2ndはグッとポップに接近し王道ブラコンを聴かせる傑作となりました。メンバーにはGeorge絡みの作品は勿論、他にも色々なセッションで活躍しているシンガーのCarl Carwell。そして数々のアルバムを発表し確固たる地位を築いた、SaxのEverette Harpの名もあります。

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Maze Featuring Frankie Beverly@Cotton Club

Maze15年ぶりのジャパン・ツアー。
その時は横浜のみでしたので、私が見るのは実に20年ぶりになります。
彼らの初来日は89年。場所は青山スパイラルホール。
Marvin Gayeの意志を継ぐ本格派ソウル・グループの来日。
更に傑作『Silky Soul』が丁度ヒット中という絶好のタイミングでした。
ステージの真ん中に大きな鍵盤が置かれていましたね。
そしてライブは感動の雨嵐。
覚えているのは<Happy Feelings>で泣いてしまった事です。
あとアンコール曲終盤でメンバーが一人一人ステージを抜け、
最後にベースが残って終わるという演出も印象的でした。

今回は正にプレミアム・ショー。
何しろ7万人を集めると言われているニューオリンズのイベント、
「Essence」では大トリを務めている彼ら。
それが200人規模のキャパで見られる訳ですからね。
故にチケットは高額な値段にも関わらずアリーナ席は即日完売。
会場には全国からMazeのファンが集結(同行した友人は何と沖縄在住)しておりました。

一度照明が消えたのに何故かまた点くというハプニングがありましたが、
再度消えてからはノンストップ・ソウル・ショーの開幕です。
メンバーに続いてFrankieが出てきた時、会場の熱気はいきなり最高潮に達しました。

セットリスト。

01、Laid Back Girl
02、Southern Girl
03、I Want To Feel I'm Wanted
04、We Are One
05、Can't Get Over You
06、Running Away
07、Golden Time Of The Day
08、Morning After
09、Back In Stride
10、While I'm Alone 
11、Happy Feelings
12、Joy And pain
13、Before I Let Go
アンコール
14、I Wanna Thank You 

とにかく歌も演奏も熱い。そしてそれに応える観客もまた熱い。
この日は最終日だった為かカルトな皆様、長年のMazeファンが集まっていたように感じました。
何しろどの曲もサビの部分を歌いまくっていましたからね。
特に<Joy And Pain>の後半演奏が切れFrankieと観客のみになったのですが、
会場全体を包んだ見事な大合唱によって生み出された一体感は、筆舌に尽くし難かった程でした。

Frankieの声はこちらに書かれている通り少し荒れ気味で、
一部半音キーが下がったりしておりましたが、
これは長年のロードで歌い続けてきたヴォーカリストの勲章。
いかなる状態であれ、彼の声が存在していれば、それだけで良いのです。
そして演奏は強力の一言。とにかく抜群の巧さでした。
全ての楽器が一つのアンサンブルと化し、そこにFrankieの声が組み合う事によって生まれるグルーヴ・マジックは唯一無比と言えるでしょう。
メンバーはオリジナルのMcKinley "Bug" WilliamsとRoame LowryのPercコンビは健在。
あとは前回の来日時とは入れ替わっておりますが、Tony Toni ToneのギタリストJohn T. "Jubu" Smithや、フュージョン系で名を馳せるLarry Kimpel等々、今回のメンバーも凄腕揃いでした。
そして元メンバーで現在は日本在住のPhillip Wooの特別参加。
彼も自身のバンドを率いて独自の活動を行い好評を博しているので、
歓声もFrankieに続いて大きかったです。

欲を言えばFrankieがカッティングを決める<You>や、青山の時には演った<Silky Soul><Too Many Games>。そして大ヒット<Feel That You're Feelin>あたりは次回是非聴きたいものです。

照明が点いても鳴りやまなかったアンコールの拍手。
これに応えてくれるのは今度いつになるのかな?
また15年かかるのかな?

ネットラジオ Round195

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9月になりました。
去りゆく夏。そして秋の到来。
そんな残暑感が伝われば幸いです。
選曲も本来のAOR/ブラコン路線にググっとシフトしてみました。

01. Angela Bofill / Tropical Love 『Something About You』 (1982)
3rdにして彼女最大のヒット作より。アップからミディアム、バラードまで素晴らしい完成度を誇る名盤。その中でもゆったりしたビートに輝くようなメロディを乗せたこの曲は、アルバム中ベストカット。
冷夏に終わった今年の夏、トロピカルな雰囲気を味わった方はいるのかなぁ?

02. Kevyn Lettau / Another Season 『Another Season』 (1994)
通算4作目のタイトル・ソング。正に次の季節への到来を告げるような、爽やかさに満ち溢れたナンバー。確かJ-WaveのTokio Hot 100でもベスト5あたりに入る結構なヒットになったと記憶しております。今やすっかりJazzのヒトになってしまった彼女。もうこの様なコンテンポラリーな楽曲を歌う事は無いのかなぁ?

03. Lonnie Liston Smith / Sunburst 『Loveland』 (1978)
CBS移籍第一弾となった通算8枚目のアルバムより。RCA時代の路線を踏襲しながらも、より一層ポップでメロディアスになった印象ですが、その中でもひときわ輝いているのがコレ。かつてDJイベントをやっていた時の定番曲であり、J-waveの番組「Aohata Morning Groove」でも、この曲を使ったMixが採用されるなど、個人的に思い入れの強いナンバーです。

04. Al Jarreau / Girls Know How 『Nightshift-Original Soundtrack』 (1982)
『Arthur(ミスターアーサー)』 に続いてBurt Bacharachが手掛けたサントラより。AOR黄金期独特の麗しい雰囲気に、Foster/Graydonが持つ神懸かりな才能が凝縮した最高の逸品。権利関係が要因なのか、CD化が実現しないのは残念な限りです。ちなみにここでRod Stewartが、あの<That's What Friends Are For>(Dionne Warwick and Friendsでお馴染みのアノ曲)を歌っているのは、あまり知られていないかも。

05. Michael Franks / Never Satisfied 『Passionfruit』 (1983)
彼の名盤を語るのであれば『Art Of Tea』『Sleeping Gypsy』が出て来るのは当然ですが、私的にはポップでコンテンポラリーなAORが聴ける当該作も結構好きだったりします。その中でもAl JarreauやGeorge Bensonが演りそうな、スマートかつダンサブルなこの曲は長年のフェイバリットです。

06. Stanley Clarke / A Fool Again 『Rocks Pebbles and Sand』 (1980)
一時期はベーシストと言えば必ず彼の名前が出てくる程、最高の人気を誇っていました。『Journey To Love』『School Days』あたりが代表作として挙げられますが、このアルバムもスピード感溢れるハードロック・ナンバーと、後年彼の音楽性の中心となるブラコンテイストが、同時に楽しめる好盤です。
この曲はアルバムの最後を飾る、11分13秒に及ぶ一大組曲で3パートに分かれているのですが、今回Cakewalk Pyroを使って2パート目を抜き出しました。一緒にデュエットしているのはMercy Levy(Marcella Detroit)です。

07. B.J.Thomas / Don't Worry Baby 『Don't Worry Baby』 (1977)
<Raindrops Keep Falling on My Head(雨にぬれても)>や、<Another Somebody Done Somebody Wrong Song(心にひびく愛の歌)>の全米No1ヒットで知られているカントリー系シンガー。
この曲はBeach Boysの隠れた名曲のカヴァーで、全米チャートで17位を記録するヒットとなりました。
プロデュースは前作に当たる『Home Where I Belong』に引き続き、Chris Christianが担当。
何となくChris自身の<I Want You,I Need You>に、メロディ進行が酷似していると思うのは私だけですかね?

08. The Beach Boys / I Do Love You 『The Beach Boys』 (1985)
次はそのオリジネイターである彼らを。このアルバムは本格的復活作の意味合いを持つもので、プロデュースはCulture Clubで当てたSteve Levine。Boy George書き下ろしの曲があったり(参加も)、Gary Mooreが泣きのギターを聴かせる曲があったりして、実にヴァラエティに富んだ内容です。今回セレクトした曲はStevie Wonderの書き下ろしで、演奏も実は殆ど彼が演っております。Beach Boysは歌を入れただけですね。それにしてもこの雰囲気、このコード進行、見事なまでのStevie節です。作者ヴァージョンって存在するのかなぁ?

09. Robben Ford / Time Flies 『Wheels Of Love』 (1983)
Robben Fordの2作目にして唯一のAORアルバム。CMにも使われた<Wheels Of Love>を始め、Leslei SmithやAWBでも知られているNed Dohenyの<Love's A Heartache>など、コンテンポラリーな魅力がギッシリ。その中でも個人的に一番気に入っているナンバーを今回セレクトしました。
最近再CD化になりましたが名義がKazu Matsui Projectとなっており、タイトルも『Standing On The Outside』に変わっております。

10. Tavares / Bad Times 『Supercharged』 (1979)
これまた彼ら唯一のAOR作より。アルバムにはBill Champlinの『singles(独身貴族)』や、Deniece Williamsの『When Love Come Calling』収録曲のカヴァーが入っていたり(しかもプロデュースは2作品と同じDavid Foster)、Jay GraydonやSteve Lukather、PagesのSteve Georgeが参加していたりと、とにかく見事なまでにAOR色に染まっている作品です。この曲は3枚のアルバムを残しているGerard McMahon作。当時R&Bチャートで10位、ポップチャートでも47位を記録しております。

11. Ramsey Lewis and Nancy Wilson / Never Wanna Say Goodnight 『The Two Of Us』 (1984)
説明するのが面倒な程(をい)数多くの名曲名盤を生み出している彼が、Nancy Wilsonと組んだデュエット・アルバム(と言うより、彼のピアノとNancyのヴォーカルの共演盤)より。これまた当時のAOR/ブラコンのメインストリームのサウンドがギッシリ詰まった好盤。この曲のソングライティングには、3枚のアルバムを発表しているFrannie Goldeの名があります。阿川泰子の『Nightline』でも取り上げられております。

12. Bobby Goldsboro / Summer(The First Time) 『Summer(The First Time)』 (1973)
<Honey>の全米No1ヒットで有名なポピュラー系シンガー。これは73年に21位を記録したスマッシュ・ヒットです。ストリングスの使い方がBarry Whiteしていて実にソウルフル。曲半ばのドラマティックな盛り上がりは、何度耳にしても鳥肌が立ちます。この曲を最初に耳にしたのはStreet Soundから出ていた、アナログ14枚組のコンピ『Love Ballads』。時代を超えた名曲がギッシリ詰まった最高の内容なので、このコンピも是非CD化して欲しいものです。

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LeonWare@Cotton Club

23日はLeonWare@Cotton Clubを見に行きました(1st)。
過去にも来日していた記憶があったのですが、ここによると東京は初めてとの事。
以前は大阪だけだったのかな?

来日メンバー 
Leon Ware(vo), Wayne Linsey(key), Chris Warrior(g), Smitty Smith(b), Donnell Spencer Jr.(ds), Nikki Grier(vo)

Wayne LindseyはSakuraの旦那として知られている、Philip Wooの後にMazeに加入したヒト。
91年には『Perfect Love』というソロ・アルバムが出ております(コレ結構好きなんス)。
あとコーラス参加のNikki GrierはちょっとNohelani Cyprianoを思わせる美女。
オールマイティな実力の持ち主で、どんなタイプの曲にも対応してくれました。

セットリスト(Cotton Club HP掲載のモノを当日用に修正しました)

01. The Isley Brothers "Got To Have You Back"
02. Maxwell "Sumthin' Sumthin'"
03. Leon Ware "Hold Tonight"
04. Leon Ware "Moon Ride"
05. Leon Ware "Why I Came To California"
06. Michael Jackson "I Wanna Be Where You Are"
07. Quincy Jones "If I Ever Lose This Heaven"
08. Leon Ware "Rockin You Eternally"*
09. Donnie Hathaway "I Know It's You"
10. Marvin Gaye "I Want You"

アンコール
12. Marvin Gaye "After The Dance"
13. Leon Ware "Forever"

あのメロウな雰囲気とグルーヴ感が生で再現されるのですから、
これは究極に至福のひとときでした。
1940年2月6日生まれなので何と69歳!
でも体格はガッチリ型なので「おじいさん」という感覚は皆無。
しかも見事なまでのジェントルマンぶり。
日本の同年代の皆様も見習って欲しいものです(爆)。
曲は半音下げが多かったのですが、声は全盛期のままでした。
溜息混じりの歌声が披露されるとクラブ全体は官能&濃厚な世界。
コレは以前に見たDavid T Walkerのギターに通ずるモノがありましたねぇ。

会場全員に挨拶をして回るサービスがあったので私もガッチリ握手。
その後男性客は拳の突き合わせでしたが、女性客は手の甲にキスをするサービス付きでした。
中には立ち上がって抱きつく人間も居たほどです。

ちなみに他の日には<Smoovin'>、メンバーのWayne Lindseyによる<Tribute To Ahmad>、同じく Nikki Grierによる<Incredible>が披露されたのですが、この日はやりませんでした。
でも<Rockin You Eternally>(コレはCotton Clubのリストに載っていない)を演奏してくれたのは嬉しかったです。セルフリメイク<Two Lovers>を間にさらりと入れてくれればネ申だったのですが、これはさすがにカルト過ぎますね。
聴きたい曲はまだまだ山ほどありますが、もし次の来日公演が実現したらMarvinに書き、自らもリメイクしている<Come Live With Me Angel>は是非とも聴きたいです。

最終日2ndの模様はこちらに。プロのミュージシャンが多かったみたいですね。

ネットラジオ Round192

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あまり夏らしくない今年の夏ですが、音だけでも気分を味わって下さい。
Summer Sound第2弾です。
今回は日本のFusionも多くセレクトしてみました。

01. Oscar Castro-Neves / Brazilian Scandals 『Brazilian Scandals』 (1987)
Sergio Mendesを始め、数多くのアーティストのサポート(演奏、作曲、プロデュース、アレンジ等々)を行ってきた彼の87年のアルバムより。幻想的とも言えるメロディ・ラインに、清涼感溢れるストリングスを全編にフィーチャーした、涼しさ満点の逸品です。

02. 高中正義 / Ready To Fly 『Takanaka』 (1977)
「日本の夏、高中の夏」という宣伝文句が定着する程、彼の音は夏の定番でした。最も有名な曲は<Blue Lagoon>でしょうが、今回は初期に遡って2nd『Takanaka』収録の名曲をセレクトしてみました。同作品はアグネス・ラムに捧げた<Sweet Agnes>や、これまた人気曲<I Remember You>等、素晴らしいナンバー所狭しと詰まった珠玉の名盤です。

03. Michael McDonald / Don't Let Me Down 『No Lookin'Back』 (1985)
名盤『思慕(If That's What It Takes)』に続く3rdソロ。アルバムにはちょっと産業ロックを意識した曲も収録されておりますが、彼独特の個性はやはり不変。この曲は彼がDoobie Brothers時代に発表した、<Open Your Eyes>を彷彿とさせる音作りが展開されております。ちなみにアナログは86年に2ndプレスが出ており、そこには当時ヒットしていたサントラ絡みの<Sweet Freedom>が追加収録され、更に<Our Love>が何故か別ヴァージョンに差し替えられ、曲順も少し変わっております。

04. The Square / Dans Sa Chambre 『Yes No』 (1988)
<Grand Prix>を始め<It's Magic>、<Omens Of Love><All About You>等々、いつの時代でも印象的な曲を残している彼ら。このアルバムはLA録音でSeawindのメンバーが参加しているため、従来の路線とはやや趣を異にしますが、アイドル・フュージョンなんて言葉で表現され軟派に見られていた彼らが、硬派なフュージョン・マニアにその存在を知らしめた快心の1作と言えるものです。この曲は開局したてのJ-Waveの夕方の番組のオープニング・テーマでした。

05. Casiopea / Take Me 『Super Flight』 (1979)
80年代に入ってからの弾きまくり叩きまくり路線が圧倒的な支持を集めた彼らですが、個人的にはやはり美しいメロディを聴かせていた初期がフェイバリット。このアルバムは特に思い入れが強いのですが、その中でも以前選曲した<I Love New York>と共に聴き倒したのがこの曲。ストリングスを効果的に使った美GM(死語?)的な音作りは、人気絶頂期のアグレッシヴな彼らしか知らないヒトにとっては、ちょっと意外かも。

06. Maureen McGovern / Different Worlds 『Maureen McGovern』 (1979)
<The Morning After(ポセイドン・アドベンチャー)>や、<We May Never Love Like This Again(タワーリング・インフェルノ)>等、パニック映画絡みでヒットを放っているヒト。この曲は当時アメリカで放映されていたTVドラマ、Angieのテーマ曲。Carol Bayer Sagerの<It's The Fallin'In Love>が大好きなヒトならば、一聴しただけで失神してしまいそうな曲です。
 
07. George Benson / Please Don't Walk Away 『20/20』 (1985)
彼流AORと言えばあの<Turn Your Love Around>につきますが、アルバム全体で言えばこの作品が1番。Glenn Medeirosでヒットした<Nothing's Gonna Change My Love>は、ここのヴァージョンが初めてのお披露目だったりします。この曲は何とSteve LukatherとJames Newton Howardの共作。抜群の清涼感を持つナンバーです。

08. Sunshine / Dance Romance 『Sunshine』 (1977)
ちょっとマニアックな曲を。バンドの詳細は一切不明。フリーソウル推薦盤という事で購入したのですが、アルバムは完全なウエスト・コースト路線。その中で唯一とも言えるミディアム・グルーヴのナンバーです。

09. Jon Anderson / Hold On To Love 『In The City Of Angels』 (1988)
意外なヒトによる意外な曲。Yesのフロントマンとしての役割はここで書く必要は無いほどですが、88年に出た当該作は何と完全なAOR路線。バックにはPorcaro3兄弟やDavid Paich&Steve LukatherのTOTO勢を始め、Michael LandauやDann Huff、Larry Williams等々、列挙に暇がない程のアレ系(爆)ミュージシャンが参加。この曲はLamont Dozierとの共作です。曲自体もAOR純度100%!ここには<Roundabout>はおろか、<Owner Of A Lonely Heart>の影すら見当たりません。

10. El DeBarge / Someone 『El DeBarge』 (1986)
DeBargeのメンバーとして、<I Like It>や<All This Love>等々、数多くのヒットを放ってきた彼の初のソロ作より。グループ時代の<Who's Holding Donna Now>のAOR路線をアルバム全体に反映させた名作ですが、その中でも前述のナンバー同様Jay Graydonが手掛けたこの曲からは、Al Jarreauの<Mornin'>やDionne Warwickの<For You>と同じ匂いが感じられます。Jayと<C'est La Vie>のRobbie Nevilとの共作です。

11. Shakatak / Out Of The Blue 『Into The Blue』 (1986)
『Nightbirds』の路線で是非アルバムを!という日本のスタッフのリクエストに応じて制作された作品。そして大ヒットTVドラマ『男女7人夏物語』のサントラでもあります。この曲は奥田瑛二と賀来千香子が、バーでの語らいを演じた時に流れていた記憶がありますが、他のシーンにも使われていたかも。

12. 角松敏生 / Lovin'You“Sawako”『Sea Is A Lady』 (1987)
最後は彼の全編インストによる作品より。この曲だけ僅かながら、独特の歌声がフィーチャーされております。アルバム自体も完成度が非常に高く、数あるJ-Fusionの名盤の中でもトップクラスに位置する存在です。90年に同路線の『Legacy Of You』が出ていますが、そちらはやや硬派&マニアックな作りです。それにしても収録曲に女性の名前を付けるというアイデアは凄い限りですね。

?ネットラジオの聴き方?

その1:LIVE 365で簡単な会員登録して聴く方法

http://www.live365.com/stations/breeze_aor

ここにアクセスすると左上に黄色いラッパのマークが出てきます。
ラッパのマークをクリックするとログインを則すウィンドウが出てきますので
メールアドレスとパスワードを入力して会員登録(もちろん無料!)をして下さい。
その後はラッパのマークをクリックすると聴けるようになります。


その2:iTunesかReal Playerを使用して聴く方法

http://www.geocities.jp/breeze_aor/play.pls
↑のURLをコピーして

●iTunesの場合
詳細→ストリームを開く→URLをペーストしてOK

●Real Playerの場合
ファイル→開く→ボックスにURLをペースト→OK


その2の方が手っ取り早いと思いますが
会員登録して聴くとそれぞれの曲に☆で評価ができますよん!

オンエアー中の曲は↓から見ることができます。
http://www.live365.com/pls/front?handler=playlist&cmd=view&handle=breeze_aor

全ての選曲は↓まで。
Yahoo!AORファンの方の掲示板

Con Funk Shun@Cotton Club2009

今やすっかり人気の定着したCon Funk Shun。今年も来日である。
本来Cotton Clubで見る時はステージの真ん中より少し後ろの方で見るのだが、今回は思い切って前から2番目へ。
この位置は多分Shalamar以来かも(あの時はHoward Hewettを至近距離で見たかったので)。
開演。Michael CooperとFelton Pilate、そしてKarl Fullerのオリジナル陣は勿論健在。
BassのイケメンEric YoungとVoodoo Village(まだ活動しているの?)のKurt Claytonも、すっかりグループの顔として定着している。
さてステージはエンターテインメントに徹した内容で、オープニングからほぼ全員が総立ち。
いつも同様抜群のパフォーマンスだ。
Michael&Feltonの両巨頭は元気いっぱい。席の関係かMichaelと目が合う時が多かったのだが、終始笑顔で返してくれた。

01. Intro / Ffun
02. Candy / Love Shine
03. Shake And Dance With Me / Let Me Put Love
04. I'm Leaving Baby / Latin Groove
05. Juicy / California One
06. Ms. Got The Body
07. Baby I'm Hooked
08. Love's Train
09. Michael Jackson Tribute / Chase Me
10. Too Tight
11. Ffun

これはCotton Club HP掲載のセットリストだが、要注目は何と言っても<Candy>と<Loveshine>。
いずれも今や伝説となっている、赤坂MUGEN公演以来のお披露目。
特に後者のギターのイントロが響いた時、私の涙腺直撃!
過去にDJで流した事がある程のフェイバリット・ソング。ホントにエエ曲ですわ。
そして両方ともサビで歌ってしまったが、これを見たMichaelはニコニコ。
今後セットリストに加えてくれるかなぁ?
そして大ヒット<Too Tight>で当時のダンスヒットを、さらりとメドレー形式で折り込む演出は相変わらず。
前回はこれがやたら長かったのが気になったが、今回は曲数少なめでどれも1分くらいでサラリと。
この位なら好感度アップですな。
ちなみに<Michael Jackson Tribute>は<Don't Stop 'Til You Get Enough >と<Beat It>(イントロのみ)、そして<Working Day and Night'>の3曲。
やたら長くやるより、このくらいの方がヨイですなぁ。

ちなみに<I'm Leaving Baby><Juicy>、そして<By Your Side(ここでメンバー紹介)>は聴けず。
しかし最終日の2ndなので、他に多数の曲が連発。
お約束の<Got To Be Enough>や<ConFunkShunizeYa>。
Michaelのソロからも<To Prove My Love><Shoop Shoop>が披露された。
そしてリクエストコーナーがあり、客席のあちこちから<So Easy>の声が連発。
ええ、遂に演ってくれました。
コレを生で聴けるなんて...イントロがなり出した瞬間から感動の雨嵐。
サラリと流した感じなので中間部の印象的なホーン・フレーズは聴けなかったが、
演奏してくれただけでも感無量。(T_T)

そしてこの日の観客席との一体感は本当に凄かった。
前回の最終日2ndが最高の言わしめたのは、何と言っても観客の力。
今回もその時に見ていたリピーターが多かったと思いますね。
メンバーの呼びかけに声で、体で、そして心で反応してくれる。
それがメンバーのモチベーションを最大限に引き出し、素晴らしいパフォーマンスへと結実する。
お客さんの力がライブを何倍、何十倍も良くしてくれる。
これを今回再確認しましたねぇ。

メンバーのご家族ともお付き合いのある、日本側マネージャー的な立場の方ともお話をさせて頂き、更に私の席の隣に座っていた方が、MUGEN時代から彼らを追い続けている熱狂的ファン。
(実際持参していたサイン入りのレコジャケには、故Louis A.McCallの名が!凄い!)
コアなファンの方とお知り合いになったのは感無量の限り!

前回のブログで「アメリカへ...」なんて書いてしまったが、もしかしたら日本公演が一番最高の選曲を楽しめるのかも知れませんねぇ。
次回の来日も楽しみ!
私的名曲<Make It Last>、リクエストしちゃおうかな?