Sunday at Hibiya 2008〜春のDanまつり〜

さて私メですが、今週日曜日(5月18日)の12時〜15時に行われるライブイベント、『Sunday at Hibiya 2008〜春のDanまつり〜』に、ヴォーカリストの1人として出演します。
場所は日比谷公園小音楽堂。
ここは以前『Steely DanのGauchoを全曲演奏する会』という一大イベントが開催された所で、勿論私は観客としてその場に居りました。そこで展開された愛あるヴォーカルと演奏の数々は、「本家の23000円ライブと同等の価値があった」と言わしめた程凄かったのです。
今回もSteely DanとDonald Fagenの曲中心。
現在リハの最中ですが、とにかく難しくて挫折しそうです。
何しろ今回はセッションじゃなくて、ライブとして一般のお客さんにも聞かせるんですからね。
特にコーラスは凄まじい程に緻密です。
「全楽器でコーラスが一番難しい」。「すべてのパートを正しいピッチで声を出さないと、人の音まで台無しになってしまう怖さ、曲として成り立たなくなってしまう怖さがある」というコーラス担当者の話でしたが、それが十分過ぎる位に理解出来ました。
更に前回の素晴らしい出来。さらに内輪のセッションを除いて、人前で歌うというのは実は初めてという自分の立場。
緊張で押しつぶされてしまいそうです。
でも本番ではベストの状態を披露すべく頑張ります。
多くの皆様のご来場、心よりお待ちしております。
Stephen Bishop@Billboard Tokyo
アップが遅くなってしまったが。先日Stephen Bishop@Billboard Tokyoへ。
渋谷のDuo Exchange以来だから、見るのは5年ぶりくらいかな?
編成は前回の3人から1人減って、自身のGtとKeyの2人のみ。
でも彼の楽曲はシンプル・イズ・ベストなので、この編成は適性と言えるかも。
新作『Romance In Rio』が発売になったので、そこからのお披露目ライブになるかと思ったが、選曲は実に幅広く、色々なアルバムから演奏された。
駄作扱いされている『Bowling In Paris』からの曲も、アコースティックに仕立て直されると実に味わい深い魅力が引き出される。元々は名曲である事を再確認。
途中でサンプラーを使ったり、ミニギターのオモチャのようなモノを使うなど、サービス精神もタップリ。
終始なごやかでアットホームな雰囲気に包まれた。
大ヒット<Save It For A Rainy Day>は前回も聴かれたレゲエ調。AmericaやAndrew Goldと一緒にやったライブも同じアレンジだったので、今後はオリジナル通りには演らないのかな?
チト残念。
面白い所では<Animal House>のテーマ曲。あとはNick DeCaroでも有名な、<Under The Jamaican Moon>が聴けたのは嬉しかった。
でも次回はやはりバンドで見たいな。
<Everybody Needs Love>や<Vagabond From Heaven>あたりは是非生で聴いてみたい所だ。
渋谷のDuo Exchange以来だから、見るのは5年ぶりくらいかな?
編成は前回の3人から1人減って、自身のGtとKeyの2人のみ。
でも彼の楽曲はシンプル・イズ・ベストなので、この編成は適性と言えるかも。
新作『Romance In Rio』が発売になったので、そこからのお披露目ライブになるかと思ったが、選曲は実に幅広く、色々なアルバムから演奏された。
駄作扱いされている『Bowling In Paris』からの曲も、アコースティックに仕立て直されると実に味わい深い魅力が引き出される。元々は名曲である事を再確認。
途中でサンプラーを使ったり、ミニギターのオモチャのようなモノを使うなど、サービス精神もタップリ。
終始なごやかでアットホームな雰囲気に包まれた。
大ヒット<Save It For A Rainy Day>は前回も聴かれたレゲエ調。AmericaやAndrew Goldと一緒にやったライブも同じアレンジだったので、今後はオリジナル通りには演らないのかな?
チト残念。
面白い所では<Animal House>のテーマ曲。あとはNick DeCaroでも有名な、<Under The Jamaican Moon>が聴けたのは嬉しかった。
でも次回はやはりバンドで見たいな。
<Everybody Needs Love>や<Vagabond From Heaven>あたりは是非生で聴いてみたい所だ。
追悼Paul Davis
昨年のDan Fogelbergに続き、かけがえのない青春を私と共に歩んだアーティストがまた1人、この世を去った。
Paul Davis。享年60歳。
ヒット曲は決して多くないが、どれも心を確実に掴んで離さないものばかりであった。
そんな彼の思い出を、初体験から順に紹介をする。
初めて知ったのは77年に全米Top40に入っていた<I Go Crazy>。Barry Manilowを思わせる哀愁溢れるメロディは、当時中坊だった私の心を一発で掴んでしまったのだが、30位前後をうろちょろしていて、いつチャートから落ちるか気が気でなかった。しかし翌78年にはベスト10に到達。最高位7位を記録したのは意外だった。25週も40位以内にチャートインしていたのだから、これはチャート史に残る大きな記録の1つであった。
この後の<Darlin'>(Beach Boysのカヴァー) はTop40に入らなかったものの、前曲の暗いイメージを払拭する好曲であった。蛇足だがRobbie Dupreeの<Steal Away>と相性抜群なので、DJでも何度か流した記憶がある。
そしてトドメが<Sweet Life>。これは最高位17位を記録したが、チャートの上昇速度はかなりハイペースだったと記憶している。
収録アルバムは『Singer Of Songs.Teller Of Tale』。

彼はBang Recordという所に所属していたのだが、日本との契約が無かったので、大ヒットになったにも関わらず、国内発売されなかったのだ。
その後何とあの『なんとなくクリスタル』に<I Go〜>が使われた事により注目度が高まり、ジャケを変えて待望の国内発売となった。

この出来事は彼の知名度を上げるのに一役買ったのだが、実は『Singer〜』が国内でリリースされるまでに、実に3年半の歳月を費やしている。
この狭間となる1980年に1枚アルバムが出ている。
『Paul Davis(パステル・メッセージ)』だ。

丁度<Do Right>がヒット(最高23位)しており、Christopher CrossやAir Supply、Rupert Holmesあたりが本国同様日本でもブレイクを果たし、AOR人気が定着していた頃であった。そんな背景もあり、彼のブレイクを目指してようやく日本のレコード会社もBangの契約に着手したのだ。
確かオリコンのアルバム・チャート100位以内に入った記憶があるので、そこそこの知名度は獲得した訳である。
そして81年秋から冬にかけて『Cool Night』が大ヒットし、一躍人気者となった。


前作から楽曲の洗練度が高まっているのだが、ここでは格段に飛躍を遂げ、Michael McDonaldあたりの要素を積極的に取り入れて、アルバムを都会的な色彩に染め上げた。これがタイトル・ソング(11位)や<65 Love Affair>(6位)の大ヒットを生む事になった訳だ。
彼のアルバムは全部で7枚。
70年『A Little Bit Of Soap』
72年『Paul Davis』
74年『Ride 'Em Cowboy』
76年『Southern Tracks And Fantasies』
77年『Singer Of Songs Teller Of Tale』
80年『Paul Davis』
81年『Cool Night』




最初のヒットは70年の<A Little Bit Of Soap>。これは79年にNigel Olsonがカヴァーしており、そのアルバムのプロデュースをしていたのがPaulという、ちょっと意外な繋がりを確認する事が出来る。
Top40初めは<Ride'Em Cowboy>で最高23位。後のポップ・カントリー全盛を予見しているような曲調が実に心地よい。
その後76年に<Superstar>が最高35位。でも彼の個性があまり生かされていないような曲なので、お薦めはしませんが...。

その後は86年の『About Last Night...(きのうの夜は...)』というサントラに、<If We Can Get Through The Night>という新曲が収録されたが、アルバムとしては『Cool Night』が最終作となった。
最後に好きな曲。これは<Cry Just A Little>に尽きますねぇ。
80年の『Paul Davis』収録曲でスマッシュ・ヒットもしているのだが、個人的には彼の残した全楽曲中ダントツのフェイバリットである。長年過ごした恋人同志の別れを歌ったものだが、そのロマンティックな歌詞と泣きのメロディは何度聴いても素晴らしい限りだ。
この曲の歌詞のサビをちょい拝借して、思いを語らせて下さい。
「ほんの少しだけ僕は泣くだろう」
いいえ、貴方が亡くなってみんなが泣いております。
「ほんの少しだけ僕は死ぬだろう」
少しだけではなかったんですね.....
改めてご冥福をお祈りします。
Paul Davis。享年60歳。
ヒット曲は決して多くないが、どれも心を確実に掴んで離さないものばかりであった。
そんな彼の思い出を、初体験から順に紹介をする。
初めて知ったのは77年に全米Top40に入っていた<I Go Crazy>。Barry Manilowを思わせる哀愁溢れるメロディは、当時中坊だった私の心を一発で掴んでしまったのだが、30位前後をうろちょろしていて、いつチャートから落ちるか気が気でなかった。しかし翌78年にはベスト10に到達。最高位7位を記録したのは意外だった。25週も40位以内にチャートインしていたのだから、これはチャート史に残る大きな記録の1つであった。
この後の<Darlin'>(Beach Boysのカヴァー) はTop40に入らなかったものの、前曲の暗いイメージを払拭する好曲であった。蛇足だがRobbie Dupreeの<Steal Away>と相性抜群なので、DJでも何度か流した記憶がある。
そしてトドメが<Sweet Life>。これは最高位17位を記録したが、チャートの上昇速度はかなりハイペースだったと記憶している。
収録アルバムは『Singer Of Songs.Teller Of Tale』。

彼はBang Recordという所に所属していたのだが、日本との契約が無かったので、大ヒットになったにも関わらず、国内発売されなかったのだ。
その後何とあの『なんとなくクリスタル』に<I Go〜>が使われた事により注目度が高まり、ジャケを変えて待望の国内発売となった。

この出来事は彼の知名度を上げるのに一役買ったのだが、実は『Singer〜』が国内でリリースされるまでに、実に3年半の歳月を費やしている。
この狭間となる1980年に1枚アルバムが出ている。
『Paul Davis(パステル・メッセージ)』だ。

丁度<Do Right>がヒット(最高23位)しており、Christopher CrossやAir Supply、Rupert Holmesあたりが本国同様日本でもブレイクを果たし、AOR人気が定着していた頃であった。そんな背景もあり、彼のブレイクを目指してようやく日本のレコード会社もBangの契約に着手したのだ。
確かオリコンのアルバム・チャート100位以内に入った記憶があるので、そこそこの知名度は獲得した訳である。
そして81年秋から冬にかけて『Cool Night』が大ヒットし、一躍人気者となった。


前作から楽曲の洗練度が高まっているのだが、ここでは格段に飛躍を遂げ、Michael McDonaldあたりの要素を積極的に取り入れて、アルバムを都会的な色彩に染め上げた。これがタイトル・ソング(11位)や<65 Love Affair>(6位)の大ヒットを生む事になった訳だ。
彼のアルバムは全部で7枚。
70年『A Little Bit Of Soap』
72年『Paul Davis』
74年『Ride 'Em Cowboy』
76年『Southern Tracks And Fantasies』
77年『Singer Of Songs Teller Of Tale』
80年『Paul Davis』
81年『Cool Night』




最初のヒットは70年の<A Little Bit Of Soap>。これは79年にNigel Olsonがカヴァーしており、そのアルバムのプロデュースをしていたのがPaulという、ちょっと意外な繋がりを確認する事が出来る。
Top40初めは<Ride'Em Cowboy>で最高23位。後のポップ・カントリー全盛を予見しているような曲調が実に心地よい。
その後76年に<Superstar>が最高35位。でも彼の個性があまり生かされていないような曲なので、お薦めはしませんが...。

その後は86年の『About Last Night...(きのうの夜は...)』というサントラに、<If We Can Get Through The Night>という新曲が収録されたが、アルバムとしては『Cool Night』が最終作となった。
最後に好きな曲。これは<Cry Just A Little>に尽きますねぇ。
80年の『Paul Davis』収録曲でスマッシュ・ヒットもしているのだが、個人的には彼の残した全楽曲中ダントツのフェイバリットである。長年過ごした恋人同志の別れを歌ったものだが、そのロマンティックな歌詞と泣きのメロディは何度聴いても素晴らしい限りだ。
この曲の歌詞のサビをちょい拝借して、思いを語らせて下さい。
「ほんの少しだけ僕は泣くだろう」
いいえ、貴方が亡くなってみんなが泣いております。
「ほんの少しだけ僕は死ぬだろう」
少しだけではなかったんですね.....
改めてご冥福をお祈りします。
テーマ : '70年から'80年の洋楽 - ジャンル : 音楽
Chicago/Huey Lewis & The News@パシフィコ横浜
先日はChicago/Huey Lewis & The New@パシフィコ横浜へ。
最初は行く気が無かったのだが、広島や大阪の評判が良かったので気が変わり(をい!)、東京国際フォーラムへ行こうと思ったのだが、いずれもチケットは完売。ヤフオクでは良席が¥30000超えというプレミア・チケット化していたので、パシフィコ横浜公演へ。席は丁度真ん中でステージ全体を見渡せる位置。「2階、3階の後ろでも構わない」という考えだったので、これは嬉しい限りだ。
Huey Lewis & The Newsは多分代々木競技場以来かな?(あの時は酷い席でしたT_T)
オープニングから総立ち。各所のレポートにある通り、Hueyは全く変わっていない。元々ヲヤジ顔なので(大変失礼)歳を取ったなんて全然感じない。独特の歌声で健在をアピールし、余裕のパフォーマンスで客席を煽りまくる。Newsのメンバーは少し変更があったが、コチラによるとGtはNarada Michael Waldenの武道館公演に同行していた人らしい。BはJohn Pierce。AORを追っている人間なら一度は目にした事がある名前だろう。
土曜日の国際フォーラムで演った<Hip To Be Square>は無かったが、あとはお馴染みの曲のオン・パレード。<Do You Believe In Love>があったので、基本は日曜日のライブと一緒かも。
1時間半だったのでカットされたヒット曲も多かったが(<Stuck With You>は聴きたかったなぁ〜)、それは次回に期待しよう。アカペラ・コーナーは<So Much In Love>。Doo Wopスタンダード。Timothy B Schmittや山下達郎で有名な曲だけど、彼らもライブで頻繁に披露している。
盛りあがったのはやはり<Power Of Love>。映画『Back To The Future』の人気もあって、日本では一番ヒットした曲だからね。
アンコールはChicagoのKeith Howlandを迎えて<Back In Time>。Bill ChamplinとTris Imboden(何とハーモニカ)を加えての<Bad Is Bad>。これは原曲を相当崩したアレンジで驚き。Billの歌はさすがにイイ感じでしたねぇ。
続いてChicago。多分見るのは3回目(全てPeter Cetera脱退後だが...)。
<Introduction>(大好き!)<Questions 67 and 68>(何と日本語!)、<Ballet for a Girl in Buchannon>組曲等、初期のナンバーが続く。<I'm a Man>はHuey達も加わった(浴衣姿!)一大セッション大会。
その後は新旧織り交ぜたヒット曲で構成されたのだが、Billの歌う<I Don't Wanna Live Without Your Love>が変な感じだったのが気になった。最初はキーを下げていたのに、ギターソロの部分だけオリジナルのキー。終わったら元の下げキーに戻っていたのだ。これなら最初からキーを全部下げれば良かったのに。あとちょっと崩したような歌い方も気になった。過去のライブでは問題なく(ちょっとあっさり過ぎるくらい)歌いこなしていたのに、どうしたのかなぁ?
<Alive Again>や<No Tell Lover>など、過去の公演で聴けなかった曲を演ってくれたのは嬉しかった。でも客席は<Saturday In The Park>や<Hard To Say I'm Sorry〜Getaway>が大ウケ。
そう言えばCD即売会場ではベストばかりが立て続けに売れていたから、これは今回の客層の殆どがライトユーザーである事の証明なのかも知れない。
<Free>も<25 or 6 to 4(長い夜)>も、今やマニアな曲の仲間入りなのかな?
開始が19:05。終了が22:40。20分の休憩を挟んだとは言え相当な長丁場。しかも見ている間は完全に立ちっぱなし。終演後はふくらはぎが張ってしまい、動かすと足がつってしまいそうだった。
昔はMZA有明などで3時間ライブ等をオールスタンディングで見ていたのに。
歳ですかねぇ?
最初は行く気が無かったのだが、広島や大阪の評判が良かったので気が変わり(をい!)、東京国際フォーラムへ行こうと思ったのだが、いずれもチケットは完売。ヤフオクでは良席が¥30000超えというプレミア・チケット化していたので、パシフィコ横浜公演へ。席は丁度真ん中でステージ全体を見渡せる位置。「2階、3階の後ろでも構わない」という考えだったので、これは嬉しい限りだ。
Huey Lewis & The Newsは多分代々木競技場以来かな?(あの時は酷い席でしたT_T)
オープニングから総立ち。各所のレポートにある通り、Hueyは全く変わっていない。元々ヲヤジ顔なので(大変失礼)歳を取ったなんて全然感じない。独特の歌声で健在をアピールし、余裕のパフォーマンスで客席を煽りまくる。Newsのメンバーは少し変更があったが、コチラによるとGtはNarada Michael Waldenの武道館公演に同行していた人らしい。BはJohn Pierce。AORを追っている人間なら一度は目にした事がある名前だろう。
土曜日の国際フォーラムで演った<Hip To Be Square>は無かったが、あとはお馴染みの曲のオン・パレード。<Do You Believe In Love>があったので、基本は日曜日のライブと一緒かも。
1時間半だったのでカットされたヒット曲も多かったが(<Stuck With You>は聴きたかったなぁ〜)、それは次回に期待しよう。アカペラ・コーナーは<So Much In Love>。Doo Wopスタンダード。Timothy B Schmittや山下達郎で有名な曲だけど、彼らもライブで頻繁に披露している。
盛りあがったのはやはり<Power Of Love>。映画『Back To The Future』の人気もあって、日本では一番ヒットした曲だからね。
アンコールはChicagoのKeith Howlandを迎えて<Back In Time>。Bill ChamplinとTris Imboden(何とハーモニカ)を加えての<Bad Is Bad>。これは原曲を相当崩したアレンジで驚き。Billの歌はさすがにイイ感じでしたねぇ。
続いてChicago。多分見るのは3回目(全てPeter Cetera脱退後だが...)。
<Introduction>(大好き!)<Questions 67 and 68>(何と日本語!)、<Ballet for a Girl in Buchannon>組曲等、初期のナンバーが続く。<I'm a Man>はHuey達も加わった(浴衣姿!)一大セッション大会。
その後は新旧織り交ぜたヒット曲で構成されたのだが、Billの歌う<I Don't Wanna Live Without Your Love>が変な感じだったのが気になった。最初はキーを下げていたのに、ギターソロの部分だけオリジナルのキー。終わったら元の下げキーに戻っていたのだ。これなら最初からキーを全部下げれば良かったのに。あとちょっと崩したような歌い方も気になった。過去のライブでは問題なく(ちょっとあっさり過ぎるくらい)歌いこなしていたのに、どうしたのかなぁ?
<Alive Again>や<No Tell Lover>など、過去の公演で聴けなかった曲を演ってくれたのは嬉しかった。でも客席は<Saturday In The Park>や<Hard To Say I'm Sorry〜Getaway>が大ウケ。
そう言えばCD即売会場ではベストばかりが立て続けに売れていたから、これは今回の客層の殆どがライトユーザーである事の証明なのかも知れない。
<Free>も<25 or 6 to 4(長い夜)>も、今やマニアな曲の仲間入りなのかな?
開始が19:05。終了が22:40。20分の休憩を挟んだとは言え相当な長丁場。しかも見ている間は完全に立ちっぱなし。終演後はふくらはぎが張ってしまい、動かすと足がつってしまいそうだった。
昔はMZA有明などで3時間ライブ等をオールスタンディングで見ていたのに。
歳ですかねぇ?
Frankie Valli全盛期の名盤が遂にCD化!
http://lightmellow.livedoor.biz/archives/51264719.html
Frankie Valliの70年代中期〜後記のソロが、何と2in1でCDが決定した。
アナログも聴きすぎて無惨な状態になりつつあるので、これは嬉しい限りだ。
彼がFour Seasonsの中心メンバーである事はここで言うまでもない。しかし彼らの全盛期は時代的に体験不可能であった(この時代の音源はベスト盤くらいしか持っていない...^^;;;)。
リアルタイムで知ったのは、復活作である『Who Loves You』。タイトルソングは1975年当時、FM東京(現Tokyo FM)のダイアトーン・ポップス・ベスト10でも、結構上位にランクされていた記憶がある。その後の<December 1963(Oh What A Night)>にも夢中になったが、アルバム購入は結構後になってから。勿論即座に愛聴盤となったのは言うまでもない。現在手元には中古盤屋で買い直した国内盤アナログと、BR.Musicという所から発売になった怪しげなCDを所持している。
閑話休題。当時FENでは大晦日になると特集で年間チャートを紹介していて、15:00〜16:00までは1970年。16:00〜17:00までは1971年...みたいな感じで番組が進められていた。そこの1975年の所でかかっていたのが<My Eyes Adored You>だった。当時好きだったBarry Manilowや、Kenny Nolanを彷彿させる抜群のメロディ。直ぐに虜になりましたねぇ。考えてみれば作曲はKenny。確かに最初の印象は<I Like Dreamin'>に似ていたかも。Frankie Valliという名前は、<Grease>で覚えたばかりだった。
決定打になったのはTom Campbell's Playbackという番組。Jefferson Starshipの所でも書いたが、ちょい前のヒットを中心に構成された番組で、Average White Bandの<Queen Of My Soul>やMinnie Ripersonの<Inside My Love>等々、数々の名曲を覚えさせて頂いたものだ。
そこでかかっていたのが<Swearin'To God>(神に誓って)だった。これはようやくヒット・チャート小僧から離れて、AORなる音楽を嗜好し始めた私の、ド真ん中ストライク・ゾーンを直撃してしまった。
しかし曲紹介の単語が聞き取れない(><)。
ちなみに同時期NHK FMの『軽音楽をあなたに』で全米No1ヒットを振り返る企画があり、そこで<My Eyes〜>は<瞳の面影>という邦題であった事が判明した。しかしこちらはどうしても分からない。それにたかが高坊の英語力では、ヒアリングなんてまともに出来る筈がない。
したがって<スウェナガン>と覚えていたものだった(^^;;;)。
曲のタイトルが曖昧なので当然探しようがない。それに75年のヒットだから、初めて体験した頃は、もうどこのレコ屋からも姿を消していたようだ。
それから入手出来たのは数年後。当時ちょこちょこ通っていた西武新宿の『American Blvd』の中にある輸入盤の店だった。
このベスト。

そこで初めて<スウェナガン>の正体が、<Swearin'To God>である事が判明した訳だ。
その後社会人になって中古盤ハントが加速。オリジナル盤の『Close Up』は、確か渋谷の『ハンター』で500円くらいで買ったと記憶している。そこで10分近いロング・ヴァージョンを耳にした時の感動は。言葉では言い尽くせない程であった。
そんな個人的思い入れもあったので、今回のCD化は喜ばしい限りだ。
勿論他の作品も推薦だ。彼はポピュラー・シンガー的な佇まいがあるものの、実は根っからのソウルマン。従って彼自身のスキルが生かされたソウル・ナンバーは傑作が多い。
『Our Day Will Come』収録の<How'd I Know That Love Would Slip Away>や<You Can Bet(I Ain't Goin'Nowhere)>、<Heart Be Still>や<Elise>。
『Valli』収録の<You're The Song(That I Can't Stop Singing)>(オリジナルのJackie WilsonやMichael Kennyのカヴァーも必聴だ!)や<Boomerang>。
『Lady Put The Night Out』収録の<Native New Yorker>(Odysseyのヒットのカヴァー)や<Rainstorm>。
『...The Word』収録の<Needing You><Sometimes Love Songs Meke Me Cry >、<You Can Do It>(Evie SandのカヴァーでDobbie Greyのヒットが有名)や<A Tear Can Tell>(Bill LaBountyのカヴァーでRicky Petersonの好ヴァージョンも存在する)。
『Heaven About Me』のタイトル・ソング(Roberta Flack & Peabo Brysonの好カヴァーあり)。
などなど、どのアルバムにも必ずキラー・トラックが入っている。
今回のCD化が早くも各方面から注目を集めているのは、このような理由があるからであろう。
擦り切れて買い直したレコードも既にボロボロ。この機会に一気に大人買いして、リマスターされた音で、名曲の数々を存分に楽しみたいものだ。
Frankie Valliの70年代中期〜後記のソロが、何と2in1でCDが決定した。
アナログも聴きすぎて無惨な状態になりつつあるので、これは嬉しい限りだ。
彼がFour Seasonsの中心メンバーである事はここで言うまでもない。しかし彼らの全盛期は時代的に体験不可能であった(この時代の音源はベスト盤くらいしか持っていない...^^;;;)。
リアルタイムで知ったのは、復活作である『Who Loves You』。タイトルソングは1975年当時、FM東京(現Tokyo FM)のダイアトーン・ポップス・ベスト10でも、結構上位にランクされていた記憶がある。その後の<December 1963(Oh What A Night)>にも夢中になったが、アルバム購入は結構後になってから。勿論即座に愛聴盤となったのは言うまでもない。現在手元には中古盤屋で買い直した国内盤アナログと、BR.Musicという所から発売になった怪しげなCDを所持している。
閑話休題。当時FENでは大晦日になると特集で年間チャートを紹介していて、15:00〜16:00までは1970年。16:00〜17:00までは1971年...みたいな感じで番組が進められていた。そこの1975年の所でかかっていたのが<My Eyes Adored You>だった。当時好きだったBarry Manilowや、Kenny Nolanを彷彿させる抜群のメロディ。直ぐに虜になりましたねぇ。考えてみれば作曲はKenny。確かに最初の印象は<I Like Dreamin'>に似ていたかも。Frankie Valliという名前は、<Grease>で覚えたばかりだった。
決定打になったのはTom Campbell's Playbackという番組。Jefferson Starshipの所でも書いたが、ちょい前のヒットを中心に構成された番組で、Average White Bandの<Queen Of My Soul>やMinnie Ripersonの<Inside My Love>等々、数々の名曲を覚えさせて頂いたものだ。
そこでかかっていたのが<Swearin'To God>(神に誓って)だった。これはようやくヒット・チャート小僧から離れて、AORなる音楽を嗜好し始めた私の、ド真ん中ストライク・ゾーンを直撃してしまった。
しかし曲紹介の単語が聞き取れない(><)。
ちなみに同時期NHK FMの『軽音楽をあなたに』で全米No1ヒットを振り返る企画があり、そこで<My Eyes〜>は<瞳の面影>という邦題であった事が判明した。しかしこちらはどうしても分からない。それにたかが高坊の英語力では、ヒアリングなんてまともに出来る筈がない。
したがって<スウェナガン>と覚えていたものだった(^^;;;)。
曲のタイトルが曖昧なので当然探しようがない。それに75年のヒットだから、初めて体験した頃は、もうどこのレコ屋からも姿を消していたようだ。
それから入手出来たのは数年後。当時ちょこちょこ通っていた西武新宿の『American Blvd』の中にある輸入盤の店だった。
このベスト。

そこで初めて<スウェナガン>の正体が、<Swearin'To God>である事が判明した訳だ。
その後社会人になって中古盤ハントが加速。オリジナル盤の『Close Up』は、確か渋谷の『ハンター』で500円くらいで買ったと記憶している。そこで10分近いロング・ヴァージョンを耳にした時の感動は。言葉では言い尽くせない程であった。
そんな個人的思い入れもあったので、今回のCD化は喜ばしい限りだ。
勿論他の作品も推薦だ。彼はポピュラー・シンガー的な佇まいがあるものの、実は根っからのソウルマン。従って彼自身のスキルが生かされたソウル・ナンバーは傑作が多い。
『Our Day Will Come』収録の<How'd I Know That Love Would Slip Away>や<You Can Bet(I Ain't Goin'Nowhere)>、<Heart Be Still>や<Elise>。
『Valli』収録の<You're The Song(That I Can't Stop Singing)>(オリジナルのJackie WilsonやMichael Kennyのカヴァーも必聴だ!)や<Boomerang>。
『Lady Put The Night Out』収録の<Native New Yorker>(Odysseyのヒットのカヴァー)や<Rainstorm>。
『...The Word』収録の<Needing You><Sometimes Love Songs Meke Me Cry >、<You Can Do It>(Evie SandのカヴァーでDobbie Greyのヒットが有名)や<A Tear Can Tell>(Bill LaBountyのカヴァーでRicky Petersonの好ヴァージョンも存在する)。
『Heaven About Me』のタイトル・ソング(Roberta Flack & Peabo Brysonの好カヴァーあり)。
などなど、どのアルバムにも必ずキラー・トラックが入っている。
今回のCD化が早くも各方面から注目を集めているのは、このような理由があるからであろう。
擦り切れて買い直したレコードも既にボロボロ。この機会に一気に大人買いして、リマスターされた音で、名曲の数々を存分に楽しみたいものだ。
テーマ : '70年から'80年の洋楽 - ジャンル : 音楽
4/12、『Shining Star 勝手に!?産業ナイト』セットリスト
昨日のイベント「Shining Star 勝手に!?産業ナイト」
ご来場有り難うございました。
久々に豪快なモノを連発で流す事が出来て楽しかったです。
こちらがセットリストになります。
01:Back In Black/AC/DC(Back In Black:1980)
02:I Love Rock'n Roll/Joan Jett And The Blackhearts(I Love Rock'n Roll:1982)
03:Cult Of Personality/Living Colour(Vivid:1989)
04:Sweet Emotion/Aerosmith(Toys In The Attic:1976)
05:Rocket Ride/Kiss(AliveII :1978)
06:Stone Cold Crazy/Queen(Sheer Heart Attack:1975)
07:Paranoid/Black Sabbath(Paranoid:1971)
08:Boys Of Summer/The Ataris(So Long Astoria:2003)
09:Atomic Punk/Van Halen(Van Halen:1978)
10:Burn〜Stormbringer/Whitesnake(Live In The Shadow Of The Blues:2007)
産業ありメタルあり御三家(爆)ありのメチャメチャな内容でしたが、相性的には比較的まとまっていたと思います。Queenは驚かれた人間もいました(一般的な彼らのイメージとは、少し違うハードな曲ですからねぇ)。
そしてコレが一番反応良かったです。

Don Henleyの84年の大ヒットを、グランジ/オルタナ系のバンドが2003年にカヴァー。これが実にいい出来です。原曲の良さをキッチリ継承し、そこにハードでラウドでノイジーなサウンドをプラス。若者は勿論ですが、我々のようなヲヤヂにも是非聴いて欲しいです。
次回のDJは未定ですが、今度はAORでブラコン等々、ダンサブルかつメロウな路線で回す予定です。
ご来場有り難うございました。
久々に豪快なモノを連発で流す事が出来て楽しかったです。
こちらがセットリストになります。
01:Back In Black/AC/DC(Back In Black:1980)
02:I Love Rock'n Roll/Joan Jett And The Blackhearts(I Love Rock'n Roll:1982)
03:Cult Of Personality/Living Colour(Vivid:1989)
04:Sweet Emotion/Aerosmith(Toys In The Attic:1976)
05:Rocket Ride/Kiss(AliveII :1978)
06:Stone Cold Crazy/Queen(Sheer Heart Attack:1975)
07:Paranoid/Black Sabbath(Paranoid:1971)
08:Boys Of Summer/The Ataris(So Long Astoria:2003)
09:Atomic Punk/Van Halen(Van Halen:1978)
10:Burn〜Stormbringer/Whitesnake(Live In The Shadow Of The Blues:2007)
産業ありメタルあり御三家(爆)ありのメチャメチャな内容でしたが、相性的には比較的まとまっていたと思います。Queenは驚かれた人間もいました(一般的な彼らのイメージとは、少し違うハードな曲ですからねぇ)。
そしてコレが一番反応良かったです。

Don Henleyの84年の大ヒットを、グランジ/オルタナ系のバンドが2003年にカヴァー。これが実にいい出来です。原曲の良さをキッチリ継承し、そこにハードでラウドでノイジーなサウンドをプラス。若者は勿論ですが、我々のようなヲヤヂにも是非聴いて欲しいです。
次回のDJは未定ですが、今度はAORでブラコン等々、ダンサブルかつメロウな路線で回す予定です。
Todd Rundgren at Billboard Tokyo
先日はTodd Rundgren@Billboard Tokyoへ。
しかしここに来るたびに、いつも怒りが込み上げる。
Midtown入口付近には案内が全然無いし(普通のフロア案内の一部で書いてあるが)、
しかも3Fまでで通路が途切れて、4Fは離れ小島状態。
その3Fにも案内が全くないので、どこから4Fに行って良いのか分からない。
通路を増やす事が出来ないのであったら、4Fへ行くエレベーターの側に大きく『4th Floor Billboard Tokyo』の表示を出して、「Today's Act ○○○」等の大きな看板を出して欲しいものだ。
『Bluenote』や『Cotton Club』を見習って欲しいものですヮ。
閑話休題。
頻繁に来日しているにも関わらず、彼のライブを見るのは今回が初めて。
91年のソウルショーや、92年のReduxツアー@五反田ゆうぽーとなんかは、再評価後の来日公演の中では最高のクオリティを誇っていた(という話...^^;;;)ので、期待は非常に大きいものだった。
Toddは体型こそ昔のままだけど、かなりお腹がメ○ボ。
それでも革のパンツを履き、派手なステージ・アクションをかましながら、豪快にギター・ソロを弾きまくる。しかも弦を切る程の大熱演。
59歳。還暦一歩手前とは思えない若々しさだ。
そして今回はUtopiaのKasim Sultonも同行。
彼もそれなりの年齢の筈だが、見た目はまだ40代前半と言った印象だ。
更にTubesのPrairie Princeも同行。もう1人のギターは知らないヒトだが、小技を多用するかなりのテクニシャンだ。
さて今回の感想.....
何とグランジ/オルタナ・ライブでしたねぇ。
全体的にシャウト系ヴォーカル。
これでは『フリーソウル...』のコンピから入った人間にとっては拷問。
私も『Something/Anything』や『Hermit Of Mink Hollow』、『A Wizzard A True Star(の途中から...^^;;;) 』や『Back To Bars』なんかを愛聴盤にしていたので、このコンセプトにはちょい疑問符を投げかけたい所。
でも曲自体は結構良く、中半にやったHip-Hop調のナンバーなんかはかなり気に入った。あとでセットリストをチェックしなければ。
あと<I Saw The Light>も披露されたが、シンプルなアレンジが逆に新たな魅力を引き出していて、これはこれで価値があると思いましたね。
ロックショーとしてはやはり完璧で、若手ロック・バンドとは一線を画す大人ならではたしなみと、ベテランらしい余裕が感じられた素晴らしいものだった。
でもやはり選曲にはチト不満。知っている曲も<I Saw〜>以外には、<Black And White><Black Maria><Tiny Demons><Slut>くらいしか無かったのが何とも残念。今回のテイストなら<Love Of The Common Man>や<Couldn't I Just Tell You>、<Little Red Lights>や<Heavy Metal Kids>なんかを演ってくれたら、個人的には嬉しかったなぁ。
まぁ一つの所にとどまるという事を知らん人なので、次の来日公演を楽しみにしたい所だ。
本音としては.....やっぱりソウルショーが見てみたい!
しかしここに来るたびに、いつも怒りが込み上げる。
Midtown入口付近には案内が全然無いし(普通のフロア案内の一部で書いてあるが)、
しかも3Fまでで通路が途切れて、4Fは離れ小島状態。
その3Fにも案内が全くないので、どこから4Fに行って良いのか分からない。
通路を増やす事が出来ないのであったら、4Fへ行くエレベーターの側に大きく『4th Floor Billboard Tokyo』の表示を出して、「Today's Act ○○○」等の大きな看板を出して欲しいものだ。
『Bluenote』や『Cotton Club』を見習って欲しいものですヮ。
閑話休題。
頻繁に来日しているにも関わらず、彼のライブを見るのは今回が初めて。
91年のソウルショーや、92年のReduxツアー@五反田ゆうぽーとなんかは、再評価後の来日公演の中では最高のクオリティを誇っていた(という話...^^;;;)ので、期待は非常に大きいものだった。
Toddは体型こそ昔のままだけど、かなりお腹がメ○ボ。
それでも革のパンツを履き、派手なステージ・アクションをかましながら、豪快にギター・ソロを弾きまくる。しかも弦を切る程の大熱演。
59歳。還暦一歩手前とは思えない若々しさだ。
そして今回はUtopiaのKasim Sultonも同行。
彼もそれなりの年齢の筈だが、見た目はまだ40代前半と言った印象だ。
更にTubesのPrairie Princeも同行。もう1人のギターは知らないヒトだが、小技を多用するかなりのテクニシャンだ。
さて今回の感想.....
何とグランジ/オルタナ・ライブでしたねぇ。
全体的にシャウト系ヴォーカル。
これでは『フリーソウル...』のコンピから入った人間にとっては拷問。
私も『Something/Anything』や『Hermit Of Mink Hollow』、『A Wizzard A True Star(の途中から...^^;;;) 』や『Back To Bars』なんかを愛聴盤にしていたので、このコンセプトにはちょい疑問符を投げかけたい所。
でも曲自体は結構良く、中半にやったHip-Hop調のナンバーなんかはかなり気に入った。あとでセットリストをチェックしなければ。
あと<I Saw The Light>も披露されたが、シンプルなアレンジが逆に新たな魅力を引き出していて、これはこれで価値があると思いましたね。
ロックショーとしてはやはり完璧で、若手ロック・バンドとは一線を画す大人ならではたしなみと、ベテランらしい余裕が感じられた素晴らしいものだった。
でもやはり選曲にはチト不満。知っている曲も<I Saw〜>以外には、<Black And White><Black Maria><Tiny Demons><Slut>くらいしか無かったのが何とも残念。今回のテイストなら<Love Of The Common Man>や<Couldn't I Just Tell You>、<Little Red Lights>や<Heavy Metal Kids>なんかを演ってくれたら、個人的には嬉しかったなぁ。
まぁ一つの所にとどまるという事を知らん人なので、次の来日公演を楽しみにしたい所だ。
本音としては.....やっぱりソウルショーが見てみたい!
Rodney Franklinが世界初CD化
「Rodney FranklinなんかもCD化が実現して欲しいけど、無理か?」
なんて書いたら本当に出てしまったから驚きですヮ。
遂に世界初CD化が実現!
メロウ・ソウル系フュージョンのマニアなら、避けては通れない存在。知名度に関してはWebster Lewisよりマイナーかも知れないが(フリーソウルのコンピにも入らなかったし)、私はこの人の方が強い思い入れがあったりするのだ。
本当はリリース順に紹介すれば分かり易いのだが、彼の楽曲と私の音楽人生との関わり合いは、意外と深いものがあったりするので、実体験を元に書かせて頂く。
一番最初に聴いたのは<The Groove>。1980年当時、曲だけはFENで頻繁に流れていたのですぐに覚えたものだ。しかし何故かDJがアーティスト名や曲名を言わなかったのだ。いや今考えたら単に聴き落としただけなのかも知れない。いずれにしても判明するにはかなりの年月を要した訳だ。
収録アルバム『You'll Never Know』(通算2枚目)もかなり遅れて購入。スピリチュアルなジャズ曲が多かったり、ヴォーカルは極少だったりするが、全体に漂う程良いメロウ感が心地よい秀作だ。当時のRamsey Lewisや、Lonnie Liston Smithあたりに共通する部分も多い。

初めてRodneyの名を認識したのは81年。当時ヒットしていた<Hill Street Blues>(オリジナルはMike Post featuring Larry Carlton)のカバー。やはりキッカケはFEN。勿論彼の名前はその時に初めて覚えたのだが、近所のレコ屋は勿論、池袋の大きな所に行っても分からなかったのだ(後で分かったのだが、彼の作品は全て日本未発売)。それだけに近所の貸しレコード屋で発見した時には、心臓が止まるかと思いましたねぇ(大袈裟)。
アルバム『Endless Flight』(4枚目)は、ヴォーカル曲が少し増えてブラコン度上昇。先の<Hill〜>のカヴァーも良いが、タイトルソングの出来が圧倒的に素晴らしく、過去のDJイベントでも時々流していた程だ。あるHPの解説で読んだのだが、Kyoto Jazz Massiveがネタに使ったらしい。さすがのセンスの良さですな。

さて遡る形で2枚紹介。デビュー作である78年の『In The Center』には、あのJeff Porcaroが5曲に参加。彼独特のプレイが存分に楽しめる。ブラコン色こそ希薄だがメロウな曲も多く、内容的にもかなりお薦めだ。そして『Rodney Franklin』は80年暮れに発表された3rd。ややもするとムード音楽1歩手前の曲もあったりするが、そこはファンク度を隠し味に使い、楽曲をキッチリ引き締めている。<Theme From Jackie>はWebster Lewisの所で紹介したコンピ『Quiet Paradise』にも収録。あのSpyro Gyraの1stに収録されていた<Cascade>を彷彿とさせる、抜群のキラー・トラックだ。


その他のアルバムにも触れておく。82年の『Learning To Love』と84年の『Marathon』の2枚はStanley Clarkのプロデュース。特に前者の内容は素晴らしく、あの名盤Clark Duke Projectのメロウな部分をフォーカスしたような、秀逸な楽曲が立ち並ぶ。Christopher Crossの<Sailing>や、名曲中の名曲<Thats The Way I Feel 'Bout Your Love>が素晴らしい。それに引き替え後者は、時代を感じさせる打ち込み濃度強めでNGだ。


85年の『Skydance』も同じような路線だが、少し軌道修正されメロウな楽曲多めで構成。86年の『It Takes Two』もその延長線上にあるが、Michel Colombierが制作に関与したので、更に完成度が上がった印象だ。Brenda Russellがヴォーカルを担当した、<Look What's Showing Through>はナイス・トラックだ。


88年の『Diamond Inside of You』と92年の『Love Dancin』は、未所持のためコメント不可(>_<)。
さて今回CD化になったのは『In The Center』と『You'll Never Know』の2枚のみ。
これはSME社の企画「スーパー・プレミアム・シリーズ:Vintage in 70's」のアイテムとして出されたものだ。
他のラインナップは
Freestyle/Bobbi Humphrey
Spread Of The Future/Ndugu & The Chocolate Jam Company
Don't Let Go/George Duke
Reach For It/George Duke
Love Satellite/Ronnie Foster
Writers/Writers
All In Fun/Writers
Elementary/Wah Wah Watson
凄ひ.....(◎_◎)
全部買ったら金がいくらあっても足りないので(アナログは所持)、この中から選んで購入する事になりそうだ。でも生産限定盤。無くなったらヤフオクあたりで高額必至。ここは思い切って大人買いするかぁ!?
なんて書いたら本当に出てしまったから驚きですヮ。
遂に世界初CD化が実現!
メロウ・ソウル系フュージョンのマニアなら、避けては通れない存在。知名度に関してはWebster Lewisよりマイナーかも知れないが(フリーソウルのコンピにも入らなかったし)、私はこの人の方が強い思い入れがあったりするのだ。
本当はリリース順に紹介すれば分かり易いのだが、彼の楽曲と私の音楽人生との関わり合いは、意外と深いものがあったりするので、実体験を元に書かせて頂く。
一番最初に聴いたのは<The Groove>。1980年当時、曲だけはFENで頻繁に流れていたのですぐに覚えたものだ。しかし何故かDJがアーティスト名や曲名を言わなかったのだ。いや今考えたら単に聴き落としただけなのかも知れない。いずれにしても判明するにはかなりの年月を要した訳だ。
収録アルバム『You'll Never Know』(通算2枚目)もかなり遅れて購入。スピリチュアルなジャズ曲が多かったり、ヴォーカルは極少だったりするが、全体に漂う程良いメロウ感が心地よい秀作だ。当時のRamsey Lewisや、Lonnie Liston Smithあたりに共通する部分も多い。

初めてRodneyの名を認識したのは81年。当時ヒットしていた<Hill Street Blues>(オリジナルはMike Post featuring Larry Carlton)のカバー。やはりキッカケはFEN。勿論彼の名前はその時に初めて覚えたのだが、近所のレコ屋は勿論、池袋の大きな所に行っても分からなかったのだ(後で分かったのだが、彼の作品は全て日本未発売)。それだけに近所の貸しレコード屋で発見した時には、心臓が止まるかと思いましたねぇ(大袈裟)。
アルバム『Endless Flight』(4枚目)は、ヴォーカル曲が少し増えてブラコン度上昇。先の<Hill〜>のカヴァーも良いが、タイトルソングの出来が圧倒的に素晴らしく、過去のDJイベントでも時々流していた程だ。あるHPの解説で読んだのだが、Kyoto Jazz Massiveがネタに使ったらしい。さすがのセンスの良さですな。

さて遡る形で2枚紹介。デビュー作である78年の『In The Center』には、あのJeff Porcaroが5曲に参加。彼独特のプレイが存分に楽しめる。ブラコン色こそ希薄だがメロウな曲も多く、内容的にもかなりお薦めだ。そして『Rodney Franklin』は80年暮れに発表された3rd。ややもするとムード音楽1歩手前の曲もあったりするが、そこはファンク度を隠し味に使い、楽曲をキッチリ引き締めている。<Theme From Jackie>はWebster Lewisの所で紹介したコンピ『Quiet Paradise』にも収録。あのSpyro Gyraの1stに収録されていた<Cascade>を彷彿とさせる、抜群のキラー・トラックだ。


その他のアルバムにも触れておく。82年の『Learning To Love』と84年の『Marathon』の2枚はStanley Clarkのプロデュース。特に前者の内容は素晴らしく、あの名盤Clark Duke Projectのメロウな部分をフォーカスしたような、秀逸な楽曲が立ち並ぶ。Christopher Crossの<Sailing>や、名曲中の名曲<Thats The Way I Feel 'Bout Your Love>が素晴らしい。それに引き替え後者は、時代を感じさせる打ち込み濃度強めでNGだ。


85年の『Skydance』も同じような路線だが、少し軌道修正されメロウな楽曲多めで構成。86年の『It Takes Two』もその延長線上にあるが、Michel Colombierが制作に関与したので、更に完成度が上がった印象だ。Brenda Russellがヴォーカルを担当した、<Look What's Showing Through>はナイス・トラックだ。


88年の『Diamond Inside of You』と92年の『Love Dancin』は、未所持のためコメント不可(>_<)。
さて今回CD化になったのは『In The Center』と『You'll Never Know』の2枚のみ。
これはSME社の企画「スーパー・プレミアム・シリーズ:Vintage in 70's」のアイテムとして出されたものだ。
他のラインナップは
Freestyle/Bobbi Humphrey
Spread Of The Future/Ndugu & The Chocolate Jam Company
Don't Let Go/George Duke
Reach For It/George Duke
Love Satellite/Ronnie Foster
Writers/Writers
All In Fun/Writers
Elementary/Wah Wah Watson
凄ひ.....(◎_◎)
全部買ったら金がいくらあっても足りないので(アナログは所持)、この中から選んで購入する事になりそうだ。でも生産限定盤。無くなったらヤフオクあたりで高額必至。ここは思い切って大人買いするかぁ!?
テーマ : '70年から'80年の洋楽 - ジャンル : 音楽
Swing Out Sister at 赤坂Blitz
先日彼らの新作のレビューをアップしたが、タイミング良く来日したので今回初めて観戦。
会場は新装となった赤坂ブリッツ。確かIsley Brothers以来だ。
客層は幅広い年齢層。でも女子大生や20代OLは極少。かつてはメインの購買層だったのに。まぁ最近は<Breakout>が携帯のCMに使われたくらいで、大きなヒットがないから仕方がないのかなぁ。その分禿白髪のオヤジ(筆頭は私...泣)もかなり多かった。考えて見ればデビューは1986年。まだまだ新しいグループと思いきや、もう大ベテラン・グループなんですな。
バンドは6人。一緒に同行した友人の話では、昔はコーラス隊やホーン・セクションもあり、かなり豪華な編成だったとの事。ここにもヒット無しの苦しい状況が出ているのかな。
オープニングは<Surrender>。日本だけの企画ライブは持っていないので、初めて生の彼らを聴いたのだけど、Corinneのヴォーカルはかなりソウルフルで歌い上げ系。もっと線が細いと思いきや、これは嬉しい限りだ。
ただ今回は新作お披露目ライブという事もあり、選曲はそこからが中心。ヒット曲しか知らない人間にとっては結構退屈だったと思う。私もレビューを書いていながら頭で覚える程聞き込んでいないので、「あれ?この曲何の収録曲だっけ?」と混乱する事もしばしば。
あと中ヒット曲を全て外し、アルバム収録曲に焦点を絞ったのが今回の大きな特徴。
選曲バランス的には
『It's Better To Travel』、3曲
『Keleidoscope World』、1曲
『Get In Touch Yourself』、2曲
『Living Return』、1曲
『Shapes And Pattan』、0曲
『Fifth And Dreams』、2曲
『Somewhere Deep In The Night』、0曲(何でこの大名盤から演らんの.....T_T)
『Where Our Love Grows』、1曲
『Beautiful Mess』、6曲
+<Now You're Not Here>
だった筈だが、間違いが有ればご指摘頂ければ幸いだ。
さて問題はバンド。少数精鋭であのサウンドの再現はどう考えても無理。したがってシンプル・イズ・ベストに徹した音作りとなった。アルバムで言えば『Fifth And Dreams』の路線。なので同アルバム収録の<Sugar Free>は、今回の演奏曲の中でも特に光っていた。ただ他の曲に関してはゴージャスなスタジオ録音盤に慣れている耳には、やはり空虚感は否めなかった。これを考えれば一大オーケストレーションを駆使した『Somewhere〜』の選曲が0になったのも分かる気がする。
「あの音をキッチリ再現するのなら、キーボード2人でガッツリやるべき。そういう意味では今回のバンド・アプローチは正解。」という意見もあったが、やはりあのカラフルな色彩の音像を求めてしまうのは、ファンの悲しい性と欲求。やはりAndy Connnellの不参加は痛い限りですヮ。
アンコールでお約束の<Break Out>。でもアレンジ(と言うかリズム)が変わっていて違和感バリバリ。
と思いきや、後半あの<Sun Goddess>を間に挟むというなかなかのアイデア。
でもやはり最大の目玉曲なので、ここはオリジナル通りにやって欲しかった。
終演後は「良かった」という声多数。ただ今後シンプルなライブをやるのであれば、もうブリッツのようなオール・スタンディングのような会場は最後かなぁ。
会場は新装となった赤坂ブリッツ。確かIsley Brothers以来だ。
客層は幅広い年齢層。でも女子大生や20代OLは極少。かつてはメインの購買層だったのに。まぁ最近は<Breakout>が携帯のCMに使われたくらいで、大きなヒットがないから仕方がないのかなぁ。その分禿白髪のオヤジ(筆頭は私...泣)もかなり多かった。考えて見ればデビューは1986年。まだまだ新しいグループと思いきや、もう大ベテラン・グループなんですな。
バンドは6人。一緒に同行した友人の話では、昔はコーラス隊やホーン・セクションもあり、かなり豪華な編成だったとの事。ここにもヒット無しの苦しい状況が出ているのかな。
オープニングは<Surrender>。日本だけの企画ライブは持っていないので、初めて生の彼らを聴いたのだけど、Corinneのヴォーカルはかなりソウルフルで歌い上げ系。もっと線が細いと思いきや、これは嬉しい限りだ。
ただ今回は新作お披露目ライブという事もあり、選曲はそこからが中心。ヒット曲しか知らない人間にとっては結構退屈だったと思う。私もレビューを書いていながら頭で覚える程聞き込んでいないので、「あれ?この曲何の収録曲だっけ?」と混乱する事もしばしば。
あと中ヒット曲を全て外し、アルバム収録曲に焦点を絞ったのが今回の大きな特徴。
選曲バランス的には
『It's Better To Travel』、3曲
『Keleidoscope World』、1曲
『Get In Touch Yourself』、2曲
『Living Return』、1曲
『Shapes And Pattan』、0曲
『Fifth And Dreams』、2曲
『Somewhere Deep In The Night』、0曲(何でこの大名盤から演らんの.....T_T)
『Where Our Love Grows』、1曲
『Beautiful Mess』、6曲
+<Now You're Not Here>
だった筈だが、間違いが有ればご指摘頂ければ幸いだ。
さて問題はバンド。少数精鋭であのサウンドの再現はどう考えても無理。したがってシンプル・イズ・ベストに徹した音作りとなった。アルバムで言えば『Fifth And Dreams』の路線。なので同アルバム収録の<Sugar Free>は、今回の演奏曲の中でも特に光っていた。ただ他の曲に関してはゴージャスなスタジオ録音盤に慣れている耳には、やはり空虚感は否めなかった。これを考えれば一大オーケストレーションを駆使した『Somewhere〜』の選曲が0になったのも分かる気がする。
「あの音をキッチリ再現するのなら、キーボード2人でガッツリやるべき。そういう意味では今回のバンド・アプローチは正解。」という意見もあったが、やはりあのカラフルな色彩の音像を求めてしまうのは、ファンの悲しい性と欲求。やはりAndy Connnellの不参加は痛い限りですヮ。
アンコールでお約束の<Break Out>。でもアレンジ(と言うかリズム)が変わっていて違和感バリバリ。
と思いきや、後半あの<Sun Goddess>を間に挟むというなかなかのアイデア。
でもやはり最大の目玉曲なので、ここはオリジナル通りにやって欲しかった。
終演後は「良かった」という声多数。ただ今後シンプルなライブをやるのであれば、もうブリッツのようなオール・スタンディングのような会場は最後かなぁ。
Webster Lewis名盤4WまとめてCD化!




Free Soul ブームで一気に時の人となったWebster Lewis。
Barry White&Love Unlimited Orchestraとの共演作『Welcome Aboard』や、Michael Wycoffの『Love Conquers All』&『On The Line』、Marlena Shawの名盤『Let Me In Your Life』等のプロデューサーとしても有名なヒトだが、何と全盛期の4タイトルが一気にCD化。レーベルはあのExpansion。流石やりますなァ。
彼の生い立ちやキャリアなどはコチラにアップされるのを待つとして(ヲイ!)、ここでは私がいかにして彼を初体験して夢中になったかを書かせて頂く(この表現、チトヤバイ感じ.....汗)。
最初に名前を知ったのはChicken Shack(ブルース・バンドではなく、日本のソウル/フュージョン・バンドね)のカヴァー・アルバム、『Loving Power』収録の<Emotion>。有名なソウル・クラシックが立ち並ぶその作品だが、これのみ唯一初耳の曲であった。勿論当時はインターネットなんて一部の人間しか使用していなかったので、オリジナルが誰か調べる事が出来ず、いつしか時は経っていった。
そして数年後のある時、ひょんな事から彼の名前を発見した。オリジナル・ラブや小沢健二、Bonnie Pink(タイプです...って関係無いか...汗)、更にはClementine等を手掛けて、一躍時のヒトとなった井出靖が手掛けたコンピ『Mellow Vybe』シリーズ。


勿論その曲は入っていなかったのだが、ここの収録ナンバーはいずれも私のツボにはまる作りだったので、すぐにオリジナル・アルバムを買い集めた。当時下北の『Flash Disc Lunch』や桜上水の『Wax Trax Record』なんかは毎週のように通っていたので、全4枚のアルバムは直ぐに安値で揃った。
帰宅後早速聴いていた時、『8 For The 80's』の2曲目がかかった瞬間、呼吸が止まるかと思いましたねェ。タイトルは<Give Me Some Emotion>。しかしその曲はどう聴いてもあの<Emotion>。
遂に発見!約5年かかりましたヮ。ふぅ。
さて今回CD化になったのは76年の『On The Town』、78年の『Touch My Love』、79年の『8 For The 80's』(これのみ一足先に日本でCD化済)、そして81年の『Let Me Be The One』。他の作品は不勉強で分からないのだが(何で自慢げなの〜!爆)、この4枚があれば、彼の音楽の全体像を掴むことが出来ると言う訳ですな。
どれか1枚と言われたら非常に難しいのだが、一番キラー・トラックが集まっていると感じるのは『Let〜』。しかしどのアルバムにも当たり曲が入っているので、やはり4枚セットで購入して頂きたいデス。
更に『8〜』以外は全てボーナス・トラック付き!
ちなみに<El Bobo>って曲は確かJ-Waveの番組のオープニングに使われていた記憶がある(もし他局ならスミマセン)。そう言えば同局では当時、Lonnie Liston Smithの<Sunburst>や、Cafeの<Identify Yourself>などを使っていましたねぇ。
彼がCD化になったのだから、Rodney FranklinなんかもCD化が実現して欲しいけど、無理か?(泣)。
Con Funk Shun at Cotton Club再び
昨年1月に来日したCon Funk Shun。この年屈指のベスト・ライブの1つに数えられる程の、抜群のステージングを見せてくれた。そして再び来日。前回はステージの端の方だったので、今回は真ん中で見るべく再びCotton Clubへ。
フロントのメンバーは鮮やかな青の衣装でキメキメ。しかしバックのメンバーは普段着。この差は何なのかな?と思いつつ、曲がスタートすると独特の世界に引き込まれる。前回同様抜群のパフォーマンス。エンターテインメントに徹した内容で心底楽しめた。KeyのKurt Claytonも堅実なプレイで曲の底辺をガッチリ支える。そして勿論Michael CooperとFelton Pilateの両巨頭も元気いっぱいだ。Feltonは<Baby I'm Hooked>で客席を一周。勿論しっかり握手。手、でかっ(笑)。
ただ私が見た時は曲が少なく、前回聴かれたMichaelのソロ曲はやらず終い。メンバー紹介に使われた<By Your Side>もカット(しかしいずれも演った日があったとの事。客席のノリが悪かったのが要因か?...T_T)。その分<Too Tight>に折り込んだ当時のダンス・ヒット・メドレーがかなり長かった。そう言えばインストだが、EW&Fの<Serpentine Fire>も演奏された。
でも彼らが良かろうと思ってやっている、カヴァー曲連発のサービス精神、個人的にはあまり好きではない。実は先日のDazz BandやBrickなんかもそうだったのだ。勿論カヴァーを売りにしているバンドなら大いに理解出来る。だが彼らにはたくさんのソウル・ヒットがある。例えば『Loveshine』収録の<So Easy>や、『7』収録の<Bad Lady>あたりを演ってくれたら、コアなファンは狂喜乱舞するだろうし、バラードも名曲が盛り沢山だ(ファンクバンドなのにバラード企画盤が制作された程)。でもヒット曲ですらマトモに知らない人間も客席に多かったりするので、そんな皆様に満足して頂くためには仕方がないのかな?マイナーヒットや隠れた名曲を聴くためには、やはりアメリカで見るしかないのかなぁ...?
ステージが最高だった故、ついつい個人的希望を書いてしまいました(汗)。
人間の欲望って困ったものですな(汗汗)。
フロントのメンバーは鮮やかな青の衣装でキメキメ。しかしバックのメンバーは普段着。この差は何なのかな?と思いつつ、曲がスタートすると独特の世界に引き込まれる。前回同様抜群のパフォーマンス。エンターテインメントに徹した内容で心底楽しめた。KeyのKurt Claytonも堅実なプレイで曲の底辺をガッチリ支える。そして勿論Michael CooperとFelton Pilateの両巨頭も元気いっぱいだ。Feltonは<Baby I'm Hooked>で客席を一周。勿論しっかり握手。手、でかっ(笑)。
ただ私が見た時は曲が少なく、前回聴かれたMichaelのソロ曲はやらず終い。メンバー紹介に使われた<By Your Side>もカット(しかしいずれも演った日があったとの事。客席のノリが悪かったのが要因か?...T_T)。その分<Too Tight>に折り込んだ当時のダンス・ヒット・メドレーがかなり長かった。そう言えばインストだが、EW&Fの<Serpentine Fire>も演奏された。
でも彼らが良かろうと思ってやっている、カヴァー曲連発のサービス精神、個人的にはあまり好きではない。実は先日のDazz BandやBrickなんかもそうだったのだ。勿論カヴァーを売りにしているバンドなら大いに理解出来る。だが彼らにはたくさんのソウル・ヒットがある。例えば『Loveshine』収録の<So Easy>や、『7』収録の<Bad Lady>あたりを演ってくれたら、コアなファンは狂喜乱舞するだろうし、バラードも名曲が盛り沢山だ(ファンクバンドなのにバラード企画盤が制作された程)。でもヒット曲ですらマトモに知らない人間も客席に多かったりするので、そんな皆様に満足して頂くためには仕方がないのかな?マイナーヒットや隠れた名曲を聴くためには、やはりアメリカで見るしかないのかなぁ...?
ステージが最高だった故、ついつい個人的希望を書いてしまいました(汗)。
人間の欲望って困ったものですな(汗汗)。
Boz Scaggs & TOTO Live At JCB Hall
最近の話題の中心はやはりこの一大イベント。既にあちこちで日記やレビューが書かれているが、遅ればせながら私も筆を(キーを?)取らせて頂く。
BozもTOTOも見るのは通算すると5回目くらい。今回の会場となったJCBホールは国際フォーラムとBillboard Tokyoの中間を行くような作り(かな?)。端に行くとあまり良くないらしい(コチラ参照)のだが、私達は幸いながら真ん中を陣取る事が出来た。ただアリーナはやはり平坦な作り。ステージとの距離がそれ程離れていないので、後ろで見るならば1階席や2階席の方が格段に良い。音も抜群だ。
(以下ネタバレあり)
最初はBozでスタート。ここで「何故?」。TOTOはBozのバックから立身した筈なのに、何故師匠である彼が先にやるのかチト疑問。まぁ現時点の日本の人気だと仕方がないのかな?
ステージングは当初予想していた通り、かなり渋めのパフォーマンス。まぁ最近はブルーノート公演が主ですからね。でもバンド編成はやはり大きなステージ仕様。いきなり<Lowdown><Jojo>を連発して客席をヒートアップさせるものの、その後は比較的渋めのナンバーが続く。ここで要注目だったのが『Dig』からの楽曲の良さ。発売当初はAORでもなければブルースでもない、何とも半端な印象しかなかったので、ちょこっと聴いてその後はラックの肥やしになっていた。しかしここで演奏された<Desire><Vanishing Point>の2曲は、他の代表曲と並べても違和感のない素晴らしい出来映えだ。
途中でDavid Paichが登場。まぁゲスト扱いなのでそれ程弾かなかったのだが、やはりBozと同じステージ上に並ぶと感慨深いものがある。『Silk Degrees』から5曲演奏されたのも、彼の参加を想定したものかな?(<Georgia>はライブで初めて聴いた気がする)。
数曲はキーが下がっていたが、これも64歳という高齢を考えれば仕方がない所だ(でも見た目の格好良さは不変!!)。
アンコールの<Loan Me A Dime>はここ数年のライブ定番曲。私が聴いたのは2回目くらいかな?そして<Breakdown Dead A Head>ではオリジナルで弾いていたLuke登場。だが雰囲気も一変。肝心のソロはややラフ気味。音のデカさがやたら目立ってしまったけど、これは観客を熱狂させるのには十分過ぎる位。こう書いている私も実際耳にした時は興奮状態だった。
TOTOは。前回来日時のブログに書いた通りだが、こちらでもDavid Paichが登場。でも主要の音は全てGreg Phillinganesが奏でていて、完全に「居るだけ」。まぁリハ無しのぶっつけ本番状態だったとの事なので仕方が無いのかな?
Gregは前回以上に熱狂的なパフォーマンスぶりで、相変わらず2人分のプレイを余裕で決めまくり、エンターテイナーに徹して客席を盛り上げる。今でもSteve Porcaro信仰が残っているが、彼は間違いなく歴代No1鍵盤奏者である。これがJeffとステージ上で共演したら、とんでもない事になったんだろうなぁ.....と叶わぬ夢に胸が膨らむ。
今回トラで出演したLeland Sklarは独特の風貌で堅実なプレイを決めまくる。Simon Phillipsも曲に合わせて変幻自在なプレイを披露。<Rosanna><Africa>(ここはPaich氏バッチリ決めてくれた!)等のお馴染みの曲は勿論盛りあがったが、私は前にも書いたが『Falling In Between』が結構好きなので、ここから3曲演ってくれたのも良かった。相変わらずこの路線は非難囂々だけど、ここは素直に楽しませて頂いた。
でもボビキンはもうダメなのかなぁ?前回も全然声が出ていなかったが今回も今一つ。やはり60歳でハイトーンを歌いきるのはやはり厳しいのかも。
クロージングにはBozも登場し、あの<With A Little Help From My Friends>をJoe Cockerヴァージョンで披露。確かにゴスペル仕立てなので盛り上げるには最高の素材であろう。案の上私も目頭が熱くなった。
色々書いたけどやはり終わってみると、「最高」の一言に尽きるライブだった。
さぁ31日の最終公演どうしようか...行ってしまうかも.....Josephも出るみたいだし。
BozもTOTOも見るのは通算すると5回目くらい。今回の会場となったJCBホールは国際フォーラムとBillboard Tokyoの中間を行くような作り(かな?)。端に行くとあまり良くないらしい(コチラ参照)のだが、私達は幸いながら真ん中を陣取る事が出来た。ただアリーナはやはり平坦な作り。ステージとの距離がそれ程離れていないので、後ろで見るならば1階席や2階席の方が格段に良い。音も抜群だ。
(以下ネタバレあり)
最初はBozでスタート。ここで「何故?」。TOTOはBozのバックから立身した筈なのに、何故師匠である彼が先にやるのかチト疑問。まぁ現時点の日本の人気だと仕方がないのかな?
ステージングは当初予想していた通り、かなり渋めのパフォーマンス。まぁ最近はブルーノート公演が主ですからね。でもバンド編成はやはり大きなステージ仕様。いきなり<Lowdown><Jojo>を連発して客席をヒートアップさせるものの、その後は比較的渋めのナンバーが続く。ここで要注目だったのが『Dig』からの楽曲の良さ。発売当初はAORでもなければブルースでもない、何とも半端な印象しかなかったので、ちょこっと聴いてその後はラックの肥やしになっていた。しかしここで演奏された<Desire><Vanishing Point>の2曲は、他の代表曲と並べても違和感のない素晴らしい出来映えだ。
途中でDavid Paichが登場。まぁゲスト扱いなのでそれ程弾かなかったのだが、やはりBozと同じステージ上に並ぶと感慨深いものがある。『Silk Degrees』から5曲演奏されたのも、彼の参加を想定したものかな?(<Georgia>はライブで初めて聴いた気がする)。
数曲はキーが下がっていたが、これも64歳という高齢を考えれば仕方がない所だ(でも見た目の格好良さは不変!!)。
アンコールの<Loan Me A Dime>はここ数年のライブ定番曲。私が聴いたのは2回目くらいかな?そして<Breakdown Dead A Head>ではオリジナルで弾いていたLuke登場。だが雰囲気も一変。肝心のソロはややラフ気味。音のデカさがやたら目立ってしまったけど、これは観客を熱狂させるのには十分過ぎる位。こう書いている私も実際耳にした時は興奮状態だった。
TOTOは。前回来日時のブログに書いた通りだが、こちらでもDavid Paichが登場。でも主要の音は全てGreg Phillinganesが奏でていて、完全に「居るだけ」。まぁリハ無しのぶっつけ本番状態だったとの事なので仕方が無いのかな?
Gregは前回以上に熱狂的なパフォーマンスぶりで、相変わらず2人分のプレイを余裕で決めまくり、エンターテイナーに徹して客席を盛り上げる。今でもSteve Porcaro信仰が残っているが、彼は間違いなく歴代No1鍵盤奏者である。これがJeffとステージ上で共演したら、とんでもない事になったんだろうなぁ.....と叶わぬ夢に胸が膨らむ。
今回トラで出演したLeland Sklarは独特の風貌で堅実なプレイを決めまくる。Simon Phillipsも曲に合わせて変幻自在なプレイを披露。<Rosanna><Africa>(ここはPaich氏バッチリ決めてくれた!)等のお馴染みの曲は勿論盛りあがったが、私は前にも書いたが『Falling In Between』が結構好きなので、ここから3曲演ってくれたのも良かった。相変わらずこの路線は非難囂々だけど、ここは素直に楽しませて頂いた。
でもボビキンはもうダメなのかなぁ?前回も全然声が出ていなかったが今回も今一つ。やはり60歳でハイトーンを歌いきるのはやはり厳しいのかも。
クロージングにはBozも登場し、あの<With A Little Help From My Friends>をJoe Cockerヴァージョンで披露。確かにゴスペル仕立てなので盛り上げるには最高の素材であろう。案の上私も目頭が熱くなった。
色々書いたけどやはり終わってみると、「最高」の一言に尽きるライブだった。
さぁ31日の最終公演どうしようか...行ってしまうかも.....Josephも出るみたいだし。
Ser FelizとLaranjaを紹介します
冷たい雨が降り、気温が冬に逆戻りしたような3月20日春分の日。そんな悪天候だが、代々木Bogalooはギラギラ焼け付くような灼熱の暑さだった。10月に大好評だったライブイベント『Blue Moon Jazzy』。約半年ぶりの開催である(多分イベント自体は数回行われているのであろうが、私が見たのは2回目)。今回は前回トリを務めたAirblueの出演は無かったが、抜群のバンドが4組。大いに楽しませて頂いた。
今回の目的は前回も好評だったSer FelizとLaranja。
当日のステージだが、まずは「轟渚と夕映えカルテット 」でスタート。二胡も入ったなかなか面白いサウンドを聴かせるバンド。ヴォーカルは矢野顕子インスパイア系かな?
次のEI Cencerroはかなり本格指向のラテン・ジャズ・バンド。ドラムの代わりにティンバレスを真ん中に据えた編成は結構異色かも。最前席でノリノリだった私が目立ったらしく、メンバーの方から「そこの...」と話題を振られ、いきなり羞恥心炸裂状態に。
Ser Felizはいつも通り落ち着いたパフォーマンス。確かなバンド・アンサンブル。個々の演奏力も相当なモノがあり、特に硬軟を自在に使い分けるKeyのSenju氏のプレイは特筆モノだ。VoのShihoさんもいつも以上にリラックスしている感じ。いつも1曲カヴァーを演奏するのだが、今回はMichael Jacksonで有名な<I Can't Help It>。どこかJudy Robertsの81年の3rd収録ヴァージョンを彷彿とさせる佇まいだ。
トリはLaranja。前回出演時もバンドの演奏力と、リーダーのYOKOさんの存在感に圧倒されたのだが、今回は新たなヴォーカリストをお二方迎え、華やかさも一層パワーアップ。グイグイ押しまくるパフォーマンスには熱気と洗練が粋に交差する。参加メンバーは現在も音楽シーンで活躍されている方が大半。したがって今回もステージングは水も漏らさぬ完璧さ。曲によっては変拍子を多用したプログレッシブな展開を魅せるなど、終始惹き付けられっぱなしだった。
今回もイベント出演の1バンドだったが、いつかはCotton ClubやBillboardあたりで、単独公演を拝見したいものだ。
さて後者2バンドにはCDも存在するので(Ser Felizは何と発売直後!)、かつてのHP『Mellow Floater Net』のコーナー、「Mellow Groove Is My Wife」のようにレビューを行いたいと思う。

Ser Feliz/Canario
2008年発表の3曲入りMX。多分これが音盤としては初めてだと思う。ブラジルへの深い憧憬が溢れる本格派の音作り。でも歌詞が日本語(1曲英語)なので、どこか80年代J-City Popsの香りが漂う雰囲気があり、それ程ブラジル音楽に詳しくない方でも、これならOKではないのかな?躍動感溢れるビートに抜群のメロディを乗せた<Canario>。続く<Witch's Whisper>は彼らの曲で一番最初に覚えたナンバー。英詞でありながら、どこか八神純子や佐藤奈々子、やまがたすみこetc...を彷彿とさせる都会派Light Mellowナンバー。<深海魚>はあの比屋定篤子を彷彿とさせるゆったりした曲調。サビのメロディは胸が焦げる程だ。とても繊細でどこか物悲しげなフルートやアコピのソロなども、曲の哀愁濃度を最大限に引き出している。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Ser Feliz Net

Laranja/Laranja
J-Waveの番組『Saude!Saudade』やStar Digioの音楽プログラム、桜木町の某バーの店主がやっているネットラジオなんかでかかって然るべき本格的作品。核になっているのはブラジル音楽だが、色々なジャンルの要素が詰まっており、ラテンからR&B、ジャズや何とクラシックに至るまで、様々な音楽の最良の部分を抽出し1つに消化。メロディアスなオブラードで包み込んだ楽曲全4曲は、いずれも長年の繰り返しの試聴に耐え得る程の完成品だ。<Jet Loop>はLight Mellow Brazilianサウンドと言うべき、洗練されたミディアム・アップ・ナンバー。Breezin'な雰囲気もタップリ!。次の<Robe Of Feathers>はSeawindの名曲、<Wings Of Love>と相性抜群の躍動感溢れる逸品。DJをやっている人間は必聴かも。<The Moon:Chord No79>はゆったり流れるような小品。シタールが実にイイ効果を出している。そして<オレンジを召し上がれ>。日本語タイトルで引いてしまいがちだが、実はコンピレーション『TOKYO BOSSA NOVA〜vento〜』に収録された事で、彼らの中では一番ポピュラーな存在の楽曲でもある。勿論ビートも一番効いており、印象的で覚えやすいスキャットを全編にちりばめた最高のナンバー。これまたDJ必聴。クラブヒット必至。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Laranja WEB
こちらにもLaranjaが1曲収録されております。
今回の目的は前回も好評だったSer FelizとLaranja。
当日のステージだが、まずは「轟渚と夕映えカルテット 」でスタート。二胡も入ったなかなか面白いサウンドを聴かせるバンド。ヴォーカルは矢野顕子インスパイア系かな?
次のEI Cencerroはかなり本格指向のラテン・ジャズ・バンド。ドラムの代わりにティンバレスを真ん中に据えた編成は結構異色かも。最前席でノリノリだった私が目立ったらしく、メンバーの方から「そこの...」と話題を振られ、いきなり羞恥心炸裂状態に。
Ser Felizはいつも通り落ち着いたパフォーマンス。確かなバンド・アンサンブル。個々の演奏力も相当なモノがあり、特に硬軟を自在に使い分けるKeyのSenju氏のプレイは特筆モノだ。VoのShihoさんもいつも以上にリラックスしている感じ。いつも1曲カヴァーを演奏するのだが、今回はMichael Jacksonで有名な<I Can't Help It>。どこかJudy Robertsの81年の3rd収録ヴァージョンを彷彿とさせる佇まいだ。
トリはLaranja。前回出演時もバンドの演奏力と、リーダーのYOKOさんの存在感に圧倒されたのだが、今回は新たなヴォーカリストをお二方迎え、華やかさも一層パワーアップ。グイグイ押しまくるパフォーマンスには熱気と洗練が粋に交差する。参加メンバーは現在も音楽シーンで活躍されている方が大半。したがって今回もステージングは水も漏らさぬ完璧さ。曲によっては変拍子を多用したプログレッシブな展開を魅せるなど、終始惹き付けられっぱなしだった。
今回もイベント出演の1バンドだったが、いつかはCotton ClubやBillboardあたりで、単独公演を拝見したいものだ。
さて後者2バンドにはCDも存在するので(Ser Felizは何と発売直後!)、かつてのHP『Mellow Floater Net』のコーナー、「Mellow Groove Is My Wife」のようにレビューを行いたいと思う。

Ser Feliz/Canario
2008年発表の3曲入りMX。多分これが音盤としては初めてだと思う。ブラジルへの深い憧憬が溢れる本格派の音作り。でも歌詞が日本語(1曲英語)なので、どこか80年代J-City Popsの香りが漂う雰囲気があり、それ程ブラジル音楽に詳しくない方でも、これならOKではないのかな?躍動感溢れるビートに抜群のメロディを乗せた<Canario>。続く<Witch's Whisper>は彼らの曲で一番最初に覚えたナンバー。英詞でありながら、どこか八神純子や佐藤奈々子、やまがたすみこetc...を彷彿とさせる都会派Light Mellowナンバー。<深海魚>はあの比屋定篤子を彷彿とさせるゆったりした曲調。サビのメロディは胸が焦げる程だ。とても繊細でどこか物悲しげなフルートやアコピのソロなども、曲の哀愁濃度を最大限に引き出している。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Ser Feliz Net

Laranja/Laranja
J-Waveの番組『Saude!Saudade』やStar Digioの音楽プログラム、桜木町の某バーの店主がやっているネットラジオなんかでかかって然るべき本格的作品。核になっているのはブラジル音楽だが、色々なジャンルの要素が詰まっており、ラテンからR&B、ジャズや何とクラシックに至るまで、様々な音楽の最良の部分を抽出し1つに消化。メロディアスなオブラードで包み込んだ楽曲全4曲は、いずれも長年の繰り返しの試聴に耐え得る程の完成品だ。<Jet Loop>はLight Mellow Brazilianサウンドと言うべき、洗練されたミディアム・アップ・ナンバー。Breezin'な雰囲気もタップリ!。次の<Robe Of Feathers>はSeawindの名曲、<Wings Of Love>と相性抜群の躍動感溢れる逸品。DJをやっている人間は必聴かも。<The Moon:Chord No79>はゆったり流れるような小品。シタールが実にイイ効果を出している。そして<オレンジを召し上がれ>。日本語タイトルで引いてしまいがちだが、実はコンピレーション『TOKYO BOSSA NOVA〜vento〜』に収録された事で、彼らの中では一番ポピュラーな存在の楽曲でもある。勿論ビートも一番効いており、印象的で覚えやすいスキャットを全編にちりばめた最高のナンバー。これまたDJ必聴。クラブヒット必至。
お問い合わせ、入手はこちらまで。Laranja WEB
こちらにもLaranjaが1曲収録されております。
Swing Out Sister/Beautiful Mess

2005年5月〜2007年2月までのデーターをこちらに移した際に、以前の画像が表示されていないようです。これは前ブログを削除した事に起因するので、徐々に手直しをしていきますので。
さて今回はSwing Out Sister新作。実は彼らのアルバムは、企画盤以外は全て所持している程のファンである。勿論好きなアルバムも多く、89年の『Kaleidoscope World』や96年の『Shapes And Patterns』は常に愛聴盤。そして2001年に出た『Somewhere Deep In The Night』 は、1000枚を超える所持音盤の中でも屈指の名盤の仲間入りを果たす程。グループの先入観に捕らわれず、是非多くの人間に聴いて欲しいものだ。
さて今回は約4年ぶり。所属会社もAvexに移籍している。そうなるとかなり売れ線が強くなるかと思ったが、先行シングルである<Secret Love>を耳にした感じでは、キャッチーでありながらどこか陰影に富んだ所もあったので、まずは一安心であった。
アルバムは前作である『Where Our Love Grows 』の延長線上にありながら、曲によっては音数を最小限に絞ってメロディを際立たせた所もあり、どこか異色作である『Filth And Dreams』を思わせる要素もチラホラ。勿論大名盤『Somewhere〜』で聴かれたゴージャスなサウンドメイキングも健在。ここ数年様々なアルバムで試みた音作りが、今回のアルバムに十分に生かされているのだ。
2曲は別リミックスなので実質10曲。多く詰め込みすぎる最近のアルバムの中では曲数は比較的少ない方だが、どれも実に丁寧な作りが成されており、スキップせずに最後まで一気に聴き通す事が出来る。
完成度の高い充実した作品とは裏腹にヒットから遠ざかっている彼らだが、今作はファンは勿論の事、美メロに飢えていた全ての人間に好評を持って迎えられるのは間違いないであろう。
さてちょこっと彼らのルーツに触れてみたい。下地にあるのは間違いなく5th Dimention。大ヒット<Breakout>は<Up Up And Away>にテクノ的味付けを施したものと言えるし、<Now You're Not Here(あなたにいてほしい)>の元ネタは、恐らく<One Last Bell To Answer>であろう。実際『Shapes〜』では<Stoned Soul Picnic>をカヴァーしたり、『Kaleidoscope〜』ではあのJimmy Webbをソングライティングやアレンジャーに起用する程なので、その徹底ぶりは尊敬に値する。
またアルバムによってはCurtis MayfieldやLeroy Hutsonへの憧憬も垣間見る事が出来る(特に3rdと4th)。また『Somewhere〜』で聴かれるのは、Ennio MorriconeやFrancis Lai等の映画音楽的要素。
そうなると彼らは昔の音楽の焼き直ししかやっていないのか?正にその通りであろう。
しかしそれは決して悪い事ではない。例えばBeatlesが単なるオールディーズではなく、現在に至るまで影響力の大きい音楽である事を実証させたのは、ELOやXTC、Todd Rundgren等々、枚挙に暇がない程のフォロワーやチルドレン達の活躍ぶりである。彼らは自らの楽曲はBeatlesの影響下にある事を公言し、それらをヒットさせる事で、ファンにBeatlesの偉大さを間接的に伝えていたのだ。
そうした実情を踏まえれば、Swing Out Sister(あとはMatt Bianco/Basia、Workshyなども)が居なければ、Burt BacharachやRoger Nichols & Small Circle Of Friends等は決して再評価されなかったであろう。
細胞で聴ける音楽が減少し、ポピュラー・ミュージックの正統的継承者が少なくなってしまった現在のシーン。彼らのような存在は、今や希少価値になりつつあるのかも知れない。
Archie Cavanaugh/Love Birds

Archie Cavanaugh=Archie James Cavanaugh。
80年に『Black and White Raven』を出した、あの彼である。
何と驚きの2ndアルバムが発売となった。実に28年ぶりである。
その前に1stについて少しふれておく。
これを一番最初に私に教えてくれたのは、金澤寿和氏とも親しい某ミュージカル・シンガー。
世界屈指のAORコレクターでもある彼は、巡業先で中古レコードを買うのが趣味だが、その中にこれがあった。購入のキッカケは「ジャケットにA&Mと書いてあったから」だそうだ(笑)。
その後彼が調べた所「Archie&Melinda(奥方)のレコード会社。つまり完全なインディーズだった」との事。まぁ略せば確かにA&Mになりますわ(笑)。
しかしその内容の素晴らしさはたちまちAORマニアに広がり、同時期に現地買い付けディーラー(話によると、一番最初にこれを現地で買い付けて、日本に広めたのが彼との事)が何枚か仕入れて来て、その時点で既に万超えであった。何人かはそれを購入していたが、私は後で買った人間からCDRに落としてもらい、それを愛聴盤にしていたものだ(図々しいヲヤヂ!^^;;;)。
その後無事にCD化。『AOR Light Mellow Remaster Plus』に掲載され、フリーソウル系DJの間で人気爆発。収録曲<Make Believe>はたちまちキラートラックとなった。
再発モノの中ではかなり売れた当該作であるが、現在は残念ながら生産中止。AORの名盤CD化にありがちな、悲しい運命を辿ってしまった訳だ。
但し今ならまだAmazonで買えるので、まだのヒトは急いで下さいまし。
結局ワン・アンド・オンリーで終わるのかな?なんて考えていた矢先、友人(リンクにあるHP『antsvillage』管理人)から思いがけない情報が届いた。
「新作が発売になったんですよ!」
何とまだ音楽活動をしていたのだ。しかも新作。勿論最初は半信半疑だったが、彼から教えてもらったHP(Archieの公式サイト)にアクセスした所、いきなりデカデカと宣伝が載っていたのだ。
Paypalにアカウントを持っていた私は速攻で購入。10日くらいで届いた。
早速確認した所、CDではなくCDRだった。しかし全曲歌詞付き。かなり気合いが入っている。
その内容は.....
バッチリである。物凄い充実作だ。
1曲目の<It's Been A Long Time>で既に哀愁のメロディがいきなり全開で、たちまち虜になってしまった。
そして2曲目のミディアム・バラード<Amy>がヤバい。もうイントロからとろけそうである。
近年のAOR作でこれだけ凄い曲に出会ったのはかなり久々のような気がする。
他にもオールディーズ・スタイルやスタンダード・スタイル。勿論DJに好まれそうなダンサブルなナンバーなど、色々なタイプの曲が詰まって全15曲。全て打ち込み無しの生演奏である。
インディーズに付き物の安っぽい音作りは気になるものの(リマスタリングを含め)、それが逆に70年代後半〜80年代前半の「あの頃」を醸し出しており、更に聴いた後の感触が抜群で、ついついまた再生ボタンを押したくなる程である。
ArchieのHPをリンクに記しておきます。
http://www.archiecavanaugh.com/
今ならもれなく彼からの直筆サイン入りメモ用紙(笑)が付きます。

そしてもし当ブログを見ているレコード会社関係の方がいらしたら、何とかしてこれをCDという形で国内発売して下さい。全AORファン、フリーソウルファン必聴の一大復活作。R35世代をターゲットにしたプロモをすれば、かなり売れそうな気がする。いや絶対に売れて欲しい!
Michael Jackson/Thriller(25th Anniversary Edition)

Michael Jacksonの『Thriller』と言えば、全世界で最も売れたアルバム。40代前後で洋楽を聴いていた人間ならば、避けては通れない1枚である。また最近では収録曲が色々サンプリングに使われる事も多く、その関係で当時を知らない若い世代の需要も増えているとの事。そんな絶好のタイミングで、同作品の25周年記念盤がリリースされた。
注目はここでしか聴けない、当時制作の未発表曲。その一つである<For All Time>は、<Human Nature>を彷彿とさせる、なかなかの好トラック。何故当時採用されなかったのかは分からないが、こうして耳にする事が出来たのは嬉しい限りだ。参加メンバーはDavid Paich、Steve Porcaro、Steve Lukather、そしてJeff PorcaroのTOTO勢である。
もう1曲の<Got The Hots>は国内盤のみのボーナス・トラック。決して悪い曲ではないのだが、他の曲に比べるとインパクトに欠けており、やはりアルバムに収録しないで正解だったかも知れない。
あと<The Girl Is Mine><P.Y.T><Wanna Be Startin'Somethin'><Beat It><Billie Jean>の最新リミックスが入っているが、原曲を解体して新たな命を吹き込んだ<Wanna〜>以外は、どれもボケナス・トラック(爆)である。
そして更にDVD付き。内容は<Billie Jean>のプロモPV及び、同曲のモータウン25周年記念ライブ時のパフォーマンス。<Beat It>のプロモPV。そしてやはりこれが無くては始まらないと言ってもいい、<Thriller>のPV。計4曲である。
やはりゾンビの大群がMichaelに合わせて、ビシっと踊りを決めまくるシーンは何度見ても圧巻だ。
通常盤(CDのみ)が無いので既にDVDをお持ちの方は高い買い物かも知れないが、初めてこのアルバムを買う人間にとっては、至れり尽くせりの内容だ。
ここ数年はベスト盤でお茶を濁している感があるので、ここで本格的な復活作をリリースして、また周囲を驚かせるような事をやって欲しいものである。
Sergio Mendes/Encanto

前作『Timeless』が出たのが2006年1月の事。Black Eyed PeasのWill I Amとのコラボレイションという事で大いに話題を呼んだが、そのお陰でHip-Hop世代にも認知され、久々に記録的大ヒットとなった。生まれ変わった<Mas Que Nada>はクラブで大受けとなり、若いファンも急増した。当時CD店に勤務していた私も、これらの世代からの問い合わせを相当数受けた記憶がある。まさかボサノヴァ/ブラジルのヒトという事は分からないからね。
日本では「ブラジル音楽の巨匠」的な扱いの彼だが、昔から既成のスタイルに拘らず、色々なジャンルを要素として取り入れてきた。A&M時代は盛んに当時のポップ・ヒットをカヴァーし、それ以降はニューソウルやディスコ・サウンドにも歩み寄り、Stevie Wonderに接近し傑作<The Real Thing>を生み出す。また80年代はAOR/ブラック・コンテンポラリー/フュージョンへのアプローチを強化し、それが<Never Gonna Let You Go(愛をもう1度)>の大ヒット(全米4位)へと結実した。私が初めて彼のライブを見たのもこの頃だ。
さてそんな彼の約2年ぶりの新作である。今回もWill I Amは参加。しかもFergieまで居るので、完全にBlack Eyed Peasとの共演だ。その<Look Of Love>は68年に4位となった大ヒットのセルフ・カヴァー。しっとりしたオリジナルとはひと味違った躍動感ある作りだが、原曲の良さを引き立たせた上で新しい試みを取り入れているので、これも幅広い世代の支持を獲得しそうである。
基本的には前作の延長線上。80年代で例えるのであれば、『Sergio Mendes(愛をもう1度)』の後の『Confetti(オリンピア)』的な立場の作品である。だがHip-Hopの消化具合は、今回の方がより自然な形のような気がする。また曲によってはA&M時代を彷彿とさせる部分もあったりする。
ゲストはNatalie Cole、Herb Alpert&Lani Hall夫妻。Siedah Garrettなどが参加。Stevie WonderやErika Badu、John LegendやIndia.Arieなどを迎えた前作と比べるとやや地味ではあるが、いずれもSergioとは旧知の仲であり、彼のスタイルを知り尽くしているような人間ばかりだ。それだけに今回は「無理をせず、等身大のSergio Mendes演じる」事が出来たのであろう。
国内盤は1曲多く、それが何とDreams Come Trueとの共演である。曲自体はアルバムの路線にキチンと当てはまったなかなかの好トラックであるが、いかんせん日本語の歌詞がミスマッチである。吉田美和は英詞の楽曲をしっかり歌える力量があるので、何故そのスキルを生かさなかったのであろうか。非常に残念である。
Burt Bacharach Live@グリーンホール相模大野

今年80歳。もしかすると最後の来日かも。そんな思いを抱きながら行った11年ぶり4度目の公演。見るのは3度目だ。
会場の相模大野は国際フォーラムをひとまわりコンパクトにした感じ。実は結構前方の席も買えたのだが、ド端だったので見送り、敢えて全体が見渡せる2階の真ん中にした。オーケストラとの共演は分かっていた上、彼がピアノを弾く位置も把握していたからね。
始まると壮絶なヒット曲のオンパレード。どれも細胞で聴きまくった名曲ばかりだ。参加シンガーは3人。Josie Jamesって結構よく聴く名前。確かアルバムをリリースしていたと思う。
フル・オーケストラをバックに華麗なるメロディの調べ。さすがに多くのヒット曲を持つだけに、どれもメドレー形式である。
さて今回の涙腺決壊はElvis Costelloの<God Give Me Strength>が披露された時。Bacharachとの共演作『Painted From The Picture』の最後を飾った曲だが、実はコレ、狂ったように聴き倒した愛聴盤。歌ったシンガーはCostelloの足下に及ばなかったが、曲そのものの魅力で心底感動させてくれた。
セットリスト(音楽評論家、吉岡正晴氏のSoul Searching Blogより)
01. 世界は愛を求めている What The World Needs Is Love (ジャッキー・デシャノン1965)
メドレー1 (1963年〜1968年ごろの楽曲メドレー)
02. ドント・メイク・ミー・オーヴァー Don’t Make Me Over (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
03. ウォーク・オン・バイWalk On By (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
04. ディス・ガイThis Guy’s In Love With You (ハーブ・アルパート 1968)
05. 小さな願いI Say A Little Prayer (ディオンヌ・ワーウィック 1967)
06. 汽車と船と飛行機Trains & Boats & Planes (ディオンヌ・ワーウィック 1967)
07. ウィッシン・アンド・ホッピンWishin’ & Hopin’ (ダスティ・スプリングフィールド 1964)
08. 恋のウエイト・リフティング(There’s) Always Something There To Remind Me(サンディ・ショウ 1965)
メドレー2 (1962年〜1970年ころの楽曲メドレー)
09. 悲しみは鐘の音とともにOne Less Bell To Answer (フィフス・ディメンション 1970)
10. 恋よ、さようならI’ll Never Fall In Love Again (ディオンヌ・ワーウィック 1969)
11. 恋の痛手Only Love Can Break A Heart (ジーン・ピットニー 1962)
12. サン・ホセの道Do You Know The Way To San Jose (ディオンヌ・ワーウィック 1968)
13. 恋するハートAnyone Who Had A Heart (ディオンヌ・ワーウィック 1964)
14. ハート・ライトHeart Light (ニール・ダイアモンド 1982)
15. ゴッド・ギヴ・ミー・ストレンスGod Give Me Strength (バート・バカラック&エルヴィス・コステロ 1996)
ビギニング・メドレー (作家デビュー当時の初期楽曲メドレー)
16. マジック・モーメントMagic Moments (ペリー・コモ 1958)
17. ストーリー・オブ・マイ・ライフStory Of My Life (マーティ・ロビンス 1957)
18. ザ・ブロップThe Blob (ファイヴ・ブロッブス1958 =映画『マックィーンの絶対危機』より)
19. タワー・オブ・ストレングスTower Of Strength (ジーン・マクダニエルス 1961)
20. ゴー・アスク・シェイクスピアGo Ask Shakespear (最新作『アット・ディス・タイム』2005)
21. イン・アワ・タイムIn Our Time (最新作『アット・ディス・タイム』2005)
22. 遥かなる影(They Long To Be) Close To You (カーペンターズ 1970)
23. フォー・ザ・チルドレンFor The Children (新曲 2008)
24. フォーリング・アウト・オブ・ラヴFalling Out Of Love (アレサ・フランクリン 2003)(トレインチャ・スペシャル・ゲスト歌手)
25. フール・スピーク・フォー・ラヴWho’ll Speak For Love (トレインチャ・最新作『バカラック・ソングブック2』)(トレインチャ・スペシャル・ゲスト歌手)
映画音楽メドレー
26. 恋の面影The Look Of Love (ダスティ・スプリングフィールド 1967 映画『007 カジノ・ロワイヤル』)
27. ニューヨーク・シティ・セレネーデArthur’s Theme (クリストファー・クロス 1981 映画『ミスター・アーサー』)
28. 何かいいことないか子猫ちゃんWhat’s New Pussy Cat (トム・ジョーンズ 1965 映画『何かいいことないか子猫ちゃん』)
29. 地球は丸いThe World Is A Circle (1973 映画『失われた地平線』)
30. エイプリル・フールApril Fools (ディオンヌ・ワーウィック 1969 映画『幸せはパリで』)
31. 雨にぬれてもRaindrops Keep Fallin’ On My Head (BJトーマス 1969 映画『明日に向かって撃て』)
32. リバティ・バランスを討った男The Man Who Shot Liberty Valance (ジーン・ピットニー 1962 映画『リバティ・バランスを討った男』)
33. メイキング・ラヴMaking Love (ロバータ・フラック 1982 映画『メイキング・ラヴ』)
34. 素晴らしき恋人たちWives & Lovers (ジャック・ジョーンズ 1961 映画『素晴らしき恋人たち』用、しかし、不採用)
35. アルフィーAlfie (シラ・ブラック 1966 映画『アルフィー』、ヴァネッサ・ウィリアムス 1996 TBSテレビドラマ『変奏曲』)
36. ハウス・イズ・ノット・ア・ホームA House Is Not A Home (ブルック・ベントン 1964 映画『禁じられた家』)
37. 愛のハーモニーThat’s What Friends Are For (ディオンヌ・ワーウィック、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト 1986)
アンコール:
エニィ・デイ・ナウ Any Day Now (チャック・ジャクソン 1962)
世界は愛を求めているWhat The World Needs Now Is Love (ジャッキー・デシャノン 1965)
雨にぬれてもRaindrops Keep Fallin’ On My Head (BJトーマス 1969 映画『明日に向かって撃て』)
2時間タップリの一大スペクタクル。新作『At This Time』から数曲演ってくれたのも嬉しかった。
さてBacharachはピアノは勿論、歌も披露。いわゆるソングライター・ヴォイスであったが、かなりの説得力を持っていた。一応私もヴォーカリストとして各種セッションに参加しているが、これだけのインパクトは出す事が出来ない。巧い下手を超越していましたねぇ。
ステージ上の彼は相変わらずジェントルマン。そしていい歳の重ね方をしており、「おじいさん」の表現は全然似合わない。
これなら今後再来日の可能性がありそうだ。
Robbie Dupree@Cotton Club

昨日はRobbie Dupree@Cotton Clubへ。Bill LaBountyとの共演以来だから、確か2年ぶりだと思う。バックは今回もBunetta/ChudacoffにLeslie SmithのCrackin勢。そしてLarry Hoppen(Orleans)とDavid Sanciousという気心の知れたメンバーだ。毎回見ていないのだが、このメンバーでの来日も4回目を数えるとの事。そう言えばMt Fujiのイベントでも来日していた記憶がある。
さて大抵この辺のアーティストだと、大ヒットや昔のレパートリーを連発して、古くからのAORファンを喜ばせるのが常だが、今回は何と新作『TIME AND TIDE』が出たばかりのタイミング。だから気合いの違いは歴然でしたねぇ。
セットリスト(CottonclubのHPより)
1. WRAPPED AROUND YOUR FINGER
2. MYSTERY WORLD
3. lUCKY
4. SUGAR TREE
5. BLUE MONDAY
6. SECRET LOVE
7. KNOCKING ON THE GATES OF EDEN
8. JUDGMENT DAY
9. Satisfied
10. FRAGILE
11. DANCE WITH ME
12. I’M NO STRANGER
13. MISTER O
14. STEAL AWAY
15. HOT ROD HEARTS
16. I'LL BE AROUND
何と新作から全曲披露である。それだけにテンションの高さは今までで一番かも。最近金澤寿和氏と会った時に「今度のRobbieはヤバイ出来!Steely Danみたいな曲が目白押しだよ!」と言っていたが、それは事実であった事が今回証明された訳だ。
しかしコード進行が似ていても決して物マネに終わらず、彼独自の個性もタップリと盛り込まれている。名盤として知られる1stや2ndの路線に、『Nightfly』(Donald Fagenね)の要素を加えた感じと言えば、完成度の高さが理解して頂けるかも知れない。同行した友人各氏も圧倒的な出来映えに唖然となったが、私的にもツボにはまりまくりだった。
さてそのNewアルバムだが、既にRobbieのサイトで発売されている(会場にもあった)が、5月10日に国内盤の発売も決定(Robbie自身がステージ上で言っていた)しており、ボーナストラックも収録されるそうだ。値段もそんなに変わらないので、国内盤を待ちたいと思う。
P.S.ちなみにアンコールはLeslie Smithの歌う<What's Going On>の筈だったが、私が見た日はSpinnersのカヴァー<I'll Be Around>であった。これはかなり貴重かも。ちなみにもう1曲Leslieが歌った<Fragile>はStingのナンバー。

